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【高校入試数学】独学で入試対策!2021年度公立高校入試問題分析結果一覧表を公開します

人生に選択肢を、学び方にも選択肢を。

キャリアコンサルタントでもある私あびこが、全国の公立高校を受験する皆さんへ、過去問題を使った独学での受験対策をご提案します。


2021年度過去問データベース

2022年春に実施された全国の公立高校入試の数学の出題について、以下のように分析しました。(無料です。せっかく頑張ったので、広く受験生や指導者の皆さまのお役に立てば幸いです)

問題と解答解説は、全てこちらの書籍に掲載されています。

分析のしかたについて

47都道府県の入試問題について、「出題分野」「履修学年」「難易度」をデータベース化しました。

「出題分野」「履修学年」が分かるとできるようになること

良問の宝庫である入試問題。しかし高校入試の問題は「総合問題」であるため、「パッと見1年生の問題でも、3年生の分野が絡んでいる」などということがよくあります。
そのため「すべての範囲を学習しないと入試問題での演習はできない…」となり、対策が遅れてしまいがちです。
しかし、入試問題の中には、1・2年生や、3年生の夏休みまでの知識で解ける問題も確実に存在しています。それがどの問題か分かりさえすれば、早い段階から入試問題を使った実践的な学習が可能になります。

表では、その判断に必要な「出題分野」と「その問題が解けるようになる学年(3年生は夏・冬に細分化)」を一覧にしてあります。

☆なぜ入試問題を使った学習をお勧めするのかについてはコチラの記事で

「難易度」が分かると迷いなく学習を進められる

入試問題の演習を始めるとありがちなのが、「自分のレベルに合っていない問題に取り組んでしまう」ということです。
入試では、基本的な問題から、正答率ひと桁台の難問まで、幅広いレベルの問題が出されます。
一方で、受験生の目標点数も、平均点くらいを目指す人、9割以上を目指す人、それぞれです。
しかしながら受験生にとって「自分が取り組むべきなのはどの問題か」判断するのは至難の業。
「やってみたら難しすぎて時間ばかり使ってしまい、結局わからずじまい」「実はそう難しくないのに、見た目が複雑で食わず嫌いしてしまった」などということがよく起こります。

そのため以下のように難易度を区分し、取り組むべき問題の目安となるようにしました。

独学での入試対策が可能になります!

上で説明した「出題分野・学年・難易度」に「自分のニガテや伸ばしたい分野」を組み合わせれば、自分が「今取り組むべき問題」が見えてきます。

自分の現状、課題を見つめて、「何をすべきか」考える。これって「大人の学び」への第一歩だと思うのです。
塾や通信講座で与えられた問題を頑張るのがフィットする人もいると思いますが、
・より主体的に、自分にとって効果的な学習に取り組んでみたい
・入試問題を使って対策していきたい
という人は、ぜひデータベースを活用して頑張ってみてください。

また、当方プロの数学講師ではありませんので、表に間違いがある可能性は否定できません。「分野がちょっと違うと思う」「難易度が合っていないと感じる」などのご指摘もお寄せいただければ嬉しいです。

☆「独学での入試対策」が向いている人、お勧めしない人についてはコチラ

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