低性能コンピューターが欲しい!! -Webサーバー設定編-
みなさん、こんにちは開発支援課マネージャーの「樫野」です。
今回はプライベートで購入した『Raspberry Pi Zero 2 W』で Web サーバーの設定をした時の様子を紹介します。
前回の OS のセットアップ後に、最新の状態にするためOSのアップデートを行いました。
念のため『Raspberry Pi Zero 2 W』のファームウェアのアップデートしています。
これで最新の状態になったので、ファイヤーウォールをインストールし不要なポートを塞ぎました。リモートでメンテナンスするために SSH(22番)と本来の目的である Web サーバーへのアクセス用に HTTP(80番)のみポートを空けて他は塞ぎました。
いろいろ準備が整ったので、いよいよ Web サーバーとして利用できるようにします。
Web サーバーのシステムとしては、有名なところで「Nginx(エンジンエックス)」と「Apache(アパッチ)」がありますが、今回の使用用途的には大量のアクセスを裁くのが得意な「Nginx」の機能は必要ないので、普段から使い慣れた「Apache」を使用する事にしました。
インストールは簡単で apt コマンドで次のようにオプションを付けて実行するだけです。
apt install apache2 -y
とりあえずデフォルトの設定でアクセスを試して正常にテストページが表示されることが確認できました。
適当なサンプルページ(sample.html)を用意し、しかるべき場所に保存してブラウザからアクセスすると、正常にサンプルページが表示されることも確認できたので一安心です。
WEB サーバーの細かい設定はこれからやっていこうと思います。
次回は、WEB サーバーでやってみたいと思っていた事を実験し、様子を紹介したいと思います。