心理的安全性を確保する
低いテレワークの実施率
4/4に発表された厚労省がLINEに委託して実施した新型コロナウイルス対策の調査結果によるとテレワーク実施率は5.6%。
3/23に発表されたパーソル総合研究所による新型コロナウイルスによるテレワークへの影響について調査した結果によると、企業の正社員のテレワーク実施率は13.2%。
4/8に発表された東京商工会議所の調査によると東京の中小企業でテレワークを実施しているのは26%。
以上3つのテレワーク実施率の調査結果から見えてくるのは国内や都内の職場において、在宅で仕事ができるハード面、ソフト面などの環境整備が整っていないことがわかりました。
もちろん医療や介護、保健衛生、保育、配送など出勤したり出歩かないと仕事にならない業種はあります。しかしインターネットやスマホ、SNS、動画など情報技術の進化はとても早いです。情報技術の進化に合わせて既存の働き方のあり方を見直すという作業はどの業界でも一旦考えるべきです。
制度、ツール、風土
kintoneなどのクラウドベースのグループウェアを提供しているサイボウズ株式会社の代表取締役社長の青野さんがテレワークのコツとして3つに簡潔にまとめてくれています。
1つは制度、2つ目はツール、そして一番重要なのが風土です。これは私の職場でも言えることですが一応テレワークできるけれど、煩雑なルールがあったり、そもそも管理職から暗に「え、取るの?」みたいな空気感を出しているケースはあるあるだと思います。つまり、意思決定層のテレワークに対する理解が追いついていません。
「よほどの事情がないとやってはいけないという風土になるとなかなかできない。こういうことをやっていい、テレワークは奨励すべきという風土を作ることが大事」と強調します。
サイボウズ社長直伝“テレワーク”導入のポイント
心理的安全性は確保されているか?
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