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パニック障害(パニック症)改善のための認知行動療法カウンセリング
こんにちは、認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店の岡村です。本日は「パニック症状の理解と改善方法」についてご紹介いたします。近年、パニック症状に悩まれる方が増加しており、日常生活に大きな支障をきたすケースも少なくありません。この記事では、パニック症の特徴やその改善法を詳しく解説し、当カウンセリングセンターでのサポート内容をご紹介します。
パニック症とは?
パニック症(以前はパニック障害と呼ばれていました)は、突然の強い不安や恐怖が発作的に襲ってくる状態です。この発作は心拍数の増加、息苦しさ、めまい、発汗、胸の痛み、震え、吐き気などの身体的な症状を伴い、非常に激しい恐怖感をもたらします。多くの方が「このまま死んでしまうのではないか」と感じるほど強烈な経験です。
パニック発作は特定の状況に限らず、突然発生することがあります。その予測不可能性がさらなる不安を招き、発作への恐怖心から生活全般に制限が生じることがあります。
パニック症の主な特徴
1. 予期不安
一度パニック発作を経験すると、「また発作が起きるのではないか」という強い不安が生じます。この予期不安が日常生活に影響し、仕事やプライベートの活動を制限する場合もあります。
2. 回避行動
予期不安により、発作が起こりそうな場所や状況を避けるようになります。たとえば、電車や人混みを避けることで生活範囲が狭まり、自由に外出できなくなることがあります。
認知行動療法(CBT)による改善法
パニック症の改善には、認知行動療法(CBT)が最も効果的とされています。CBTは、不安や恐怖を引き起こす思考パターンや行動を修正し、症状をコントロールする方法です。
1. 認知の再構成
パニック発作の背景には、「息ができなくなる」「心臓が止まる」といった否定的な思考が潜んでいることが多いです。これらの考えを整理し、実際の危険性が少ないことを理解することで、不安を軽減していきます。
2. エクスポージャー療法(曝露療法)
エクスポージャー療法では、恐怖を感じる状況に少しずつ慣れていきます。たとえば、電車に乗れない場合は、短時間乗る練習をして徐々に時間を延ばしていきます。繰り返し接することで恐怖を克服し、自由に行動できるようになります。
3. 呼吸法とリラクゼーション技法
発作中は身体が過度に緊張するため、呼吸法やリラクゼーション技法を学び、冷静さを保つことが大切です。これにより、発作の際に体の緊張を緩和し、不安を抑えることができます。
パニック症状に対処するためのステップ
1. 思考パターンの理解と修正
自分の思考パターンを理解することが重要です。発作を引き起こす考え方を認識し、誤解を解消することで不安を軽減します。
2. 回避行動を減らす行動療法
恐怖を感じる状況を避ける行動を少しずつ減らしていきます。エクスポージャー療法を活用し、恐怖に慣れていくことを目指します。
3. リラクゼーションとストレス管理
呼吸法やリラクゼーション技法で発作の影響を和らげる方法を学びます。日常のストレス管理も重要です。
まとめ
パニック症は突如襲う強い不安や恐怖によって日常生活に支障をきたす状態ですが、適切なカウンセリングを受けることで症状のコントロールが可能です。認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、パニック症の改善を目指す具体的なサポートを行っております。お困りの方はぜひ一度、ご相談ください。
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店
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