見出し画像

【C-Bridge Press vol.1】創刊号|シーブリッジのメルマガをリニューアルいたしました!

TOPIX

<住宅・不動産業界でシーブリッジが選んだ旬な情報をお伝えします>

画像3

ワンルームのリノベーションを変える「LOFT LDK®」という提案

株式会社シンクコンサルティングの手掛けるマンション・リノベション事業は、都心コンパクト・ワンルームマンションが中心です。現在、都心コンパクト・ワンルームマンションは需要過多の傾向にあると言われます。その一つの要因に、近年のワンルームマンション規制による新築物件の供給減が挙げられます。

日本では少子高齢化により、これから人口減少に転じると予想されますが、相変わらず都心人口は地方などからの人の流入で増加を続けています。また、未婚・晩婚者、一人暮らしの高齢者、外国人滞在者等の増加で単身者世帯数も増加しています。このような背景から都心では、まだまだワンルームマンションの需要は多くなると考えられます。ここ数年のマンション販売価格の高騰、前述の建築規制により広めに推移する専有面積で、必然的に新築物件の価格は上昇してしまいます。これからも増えるであろう需要に応えるためには、中古ワンルームマンションのリノベーションは重要度が増すと考えています。しかしながら、これまでに供給されている殆どのコンパクト・ワンルームマンションは、グレードや設備には多少の違いがあれど、プランに至っては、居室となる四角い空間に水回りのスペースが付いた画一的な物ばかりです。

私たちは、これからますます、希少性が高まる都心コンパクト・ワンルームマンションを「住まい」として充実させる試みを私どものリノベーションで実現できないかと考え「LOFT LDK」というリノベーションプランを創り出しました。
>>> 物件紹介サイトへ

画像4

一般の人にはコンパクト・ワンルームのような「狭い空間」になるほど上手な空間利用は難しく、ただ寝るだけの空間になりがちです。このような狭く限られた空間である程、開発者や設計者による空間利用の提案が必要です。折しも、「新型コロナウイルス感染症」の影響や「持続可能な開発目標」を掲げた社会構造変革の機運に伴い、住宅に求められる役割も変わってきています。この状況下でコンパクト・ワンルームであっても、しっかりと生活・活動の基盤となる「住まい」としての価値を高めることは、社会的役割やこれからも増える需要に応えるという点においても、重要な取り組みだと考えています。私たちの独自リノベーション「LOFT LDK」プランは、単に古くなったお部屋を再生させるだけでなく、ワンルームでの「暮らし自体」をリノベーションする試みです。

画像5


従来のワンルームでは、どうしてもお部屋の大半がベッドスペースに取られてしまう平面的空間設計のプランが殆どです。私たちはまず、ベッドスペースを「ロフト構造」の立体的空間設計にすることでフロア空間にゆとりを創り出しました。しかし、天井高にも限界があるマンションでは大きなロフト空間を作ることは難しく、まず大きな2段ベッドの様な造作家具を設え、それと共に階段やリビングやダイニングとして使える空間やキッチンを同時に造り込みました。そのことにより従来、使われていなかった空間も有効活用することができ、限られた空間の中に生活導線を生み出し、収納スペースも確保するなど、秩序ある生活をおくれる空間へと生まれ変わらせることができました。このリノベーション事業通し、都心に残された希少なワンルームマンションの価値を再生させワンルームマンションでの暮らしの可能性を広げる活動を展開して参りたいと思います。

 >>> 物件紹介サイトへ


─────────────────────────────────

DX推進本部

<住宅・不動産業界のDXに関する事例や所見をお伝えするコーナー>

画像5

デジタルトランスフォーメーションとは?

コロナ禍における住宅販売状況は、大手ビルダー等での販売の陰りを尻目に、私共のお客様層(首都圏を中心とした戸建て分譲業者)においては、比較的好調。いや、かなり好調のようで、弊社への各種広告ツールや販促ツールのご発注も激減している( ´△`)状態です。
そんな販売好調な時こそ、”次の時代を見据えた投資をしよう”とDX(デジタルトランスフォーメーション)*に取り組まれる企業さんもいらっしゃいます。今の時代の住宅会社のDXの方向性とは?
私共が捉えている今の時代の住宅会社のDXの方向性は、以下の通りです。

<課題1>
伝達ミスによるロスの削減・撲滅

画像6

社内での情報共有が行き届かず、お客様からの要望や伝言が伝わっていない事による事故の発生。。。
現場が古い見積や図面で仕事をしてしまい大事故になる。。。
  ↓
解決策:DXにより、オンタイムでお客様・施主様の最新情報・書類を共有出来る仕組みを創る。

<課題2>
仕様決めに時間がかかる。打合せのスケジュールが組みにくい

お客様が忙しく、打合せの時間がなかなか決まらない。(嫌がってる場合も含む)また、いざ打合せが始まっても夫婦間での意見調整が大変。。。
  ↓
解決策:DXにより、お客様がご自宅でゆっくり仕様やオプションを決められるシステムを創る。

<課題3>
オプション販売を拡大したいが、
見積まで時間がかかり過ぎチャンスを逃す

画像7

そもそもが、提案事、調整事が多い住宅営業。
会社としては、オプションの拡販により顧客単価UPを図りたいが、打合せ後積算部署から見積が出るのに1~2週間。
次の打合せ時には、ご要望を思い出す事から始めたり、気が変わって元の仕様に戻す見積を依頼されたり。。。
  ↓
解決策:DXにより、オプションをその場で選びその場で見積もれるシステムを創る。


DX推進本部 まとめ

現場における細かなミスロスは、大きな事故の芽として摘み取らなくてはいけないのはもちろん、積み重なる事で実は大きな損失になっている事に気づかない事も有ります。DXにより、こうした細かなミスロスを削減する事で、大幅な利益UPとなります。
私共シーブリッジでは、そうした住宅業界の現場の課題を解決するDX支援システムを提供しております。

詳しくは、システムの概要をお伝えするZoom 60分セミナーにてお伝えする予定です。
※セミナー開催日程につきましては、近日中にメルマガでご案内させていただきます。

画像8


─────────────────────────────────

Creativeの現場から

<シーブリッジのクリエイティブの拘りをお伝えしてます>

画像5

初回の今回は、パース描画の上で大切な、『画角の決め方』についてお伝えします。

アングル・画角の決め方で「建物」の雰囲気はガラリと変わります

私ども「シーブリッジ 」はパースの制作集団として16年の実績を積んでまいりました。多くのお客様から様々なプロジェクトのパース制作を依頼される中で私どもが日々どの様にしてお客様の要望に応え、さらにどのようにしたら新しい提案ができるかを考えながら制作をしております。
その制作工程の中で現場が培ったノウハウや取り組みを皆様と共有する事で
皆様のパース制作の際の参考していただけるように「Creativeの現場から」というコラムを通して発信して行く事といたしました。その第一弾といたしまして「アングル」と「画角」の話をいたします。

建築パースを描く目的と「モデリング」

建物のパースを描く際、まず、その目的は何か、多くは「広告媒体」用に
「販売図面」に載せたい、「ホームページ」にまたは、看板、ポスターにと様々な用途が考えられます。
その目的に合わせ建物パースが最も美しく、魅力的に見えるように絵創りをする際に重要になるのが、建物の「アングル」を決める工程です。通常、建物の外観を描く場合、建物の「2面」を描くことになります。
一般的には、建物が道路等に接している「玄関」があるファサード面と建物の「特徴」や「形状」がよく分かる面となる事が多いです。描く面が決まるとパース制作では「モデリング」と言う図面データーを取り込む作業を行います。この際、データを取り込むのは、描く「2面」だけになるため、描く面の決定は重要です。我々は、時としてお客様に描く面の決定意図をお尋ねし、別の提案を差し上げることもあります。

建物を見る「位置」と「画角」で絵の雰囲気は決まる!

「モデリング」を終えると、「アングル」を決めていきます。パースの作成は基本的に、カメラで写真を撮るのと同じように計算し画像を創り出します。写真を趣味にされている方は、お分かりと思いますが、レンズにより「画角」が決まり、撮れる写真は大きく変わります。
また目線の高さによっても建物のスケール感に大きな差が出る場合があります。見本アングルで説明しますと、私どもが多く制作している「戸建て住宅」の1棟パースの場合、建物から「立ち位置(撮影位置)」までの距離を近くすれば、いわゆる「画角」の広い「広角のレンズ」で絵を作る事になり、建物に迫力・ボリューム感が出てきます↓

見本アングル(1)

見本アングル_1


しかし「広角」の場合は外に向かって絵が伸びて行ってしまうため「広角」になるする程、建物自体の形が変わってきてしまい、歪んだ絵になってしまいます。また、建物から距離をとり「画角」を狭めていくと建物はフラットに落ち着いた雰囲気になって行きますが、平坦で説明的な絵になることもあり、存在感が薄れることもあります。

見本アングル(2)

見本アングル_2

見本アングル(3)

画像11


見本アングルでは(1)→(2)→(3)と「画角」を広げて行きました、
建物の角にあたる部分が上に伸びて行き、建物の「存在感」や「奥行き感」が増して行きます。建物はよりスタイリッシュに見え、建物の質感も良くなったように感じます。この建物では(3)のアングルに決定し制作されました。

このように、建物を「どの位置」から見るか、どれぐらいの「画角」で描くかによって、絵の雰囲気は決定します。その後、いくら細かな部分を修正しても、大きく絵の雰囲気を変えることは難しいです。

私たちは、この細かな設定を繰り返しながら、最良の「アングル」を探し出すことが、絵の出来を大きく左右する大切な過程だと思い、お客様に最善のご提案をしたいと心がけています。


─────────────────────────────────

お読みいただきありがとうございました。
創刊号ゆえ、至らない点もあることかと存じますが、
より良いコンテンツ内容へのブラッシュアップして参りますので、
ぜひご意見をいただければありがたいです!

次号は、2021年7月頃に公開予定です。どうぞお楽しみに。

まだ、シーブリッジのメルマガにご登録されていない方はこちら
>>> https://c-bridge.co.jp/magazine/


いいなと思ったら応援しよう!