【社会人大学生】32歳で短大生になった社会人の期待と不安

わたしは中卒である。

30歳になった際に書いた記事から分かる通り、10代20代は紆余曲折ありすぎて学歴を得られずこの歳まで来てしまった。
こんな中卒の潜在しまくっていたポテンシャルに賭け採用してくれた会社には今も務めており、気が付けば7年生。仕事はすこぶる順調とまではいかないが、着実に経験を積んでいき後輩もできた。仕事で必要な勉強も進め、去年FEとAPに合格した。この流れで、2022年は高度情報処理技術者試験にチャレンジしてみるかと思ったが職種的に技術畑ではないので、ITストラテジストかシステム監査技術者あたりかな～～～なんてことをぼんやり考えていた。

すると去年の最終営業日に上司から「そろそろ学士を取得されるのはどうでしょうか」という薦めをされた。5年前に高卒認定試験を取得したものの、金銭的な事情、単なる自信のなさ、時間的な余裕の不安、というかやっぱり単なる自信のなさから、なかなか大学進学に踏み出せずにいた。次の資格を検討していたわたしは正直そんな選択肢は眼中になかった。でも確かに学位はあったほうがいいに越したことはないし、資格勉強も一区切りついた今のタイミングでやってみてもいいかなと思った。

思い立ったが吉日。
行動が早いだけが取り柄のわたしは、年が明ける前に、1月初旬に開催される産業能率大学の学校説明会に予約をした。せっかくの機会だと思い、Web開催ではなく自由が丘キャンパス実施の対面説明会に参加した。若い方からおじいちゃんおばあちゃん世代まで、いろんな年代の人が参加していた。30代にもなって学がないと焦っていたところもあったが、学びたい気持ちは年齢関係ないんだと安心できた部分もあった。

大学自体は以前調べていたことがあり選択肢は絞られていた。社会人を続けながら授業を受けられる、学費も抑えられて、そこそこ卒業率の高い学校。ネームバリューよりもとにかく大卒資格が欲しい。とはいえ、仕事柄、経営学を勉強したい想いは強い。そこから産業能率大学を志願した。
産業能率大学のいい点は、圧倒的安価な学費はもちろんだが、短期大学が併設されており、短大からスタートすることができる。そして産能大4年制に3年次編入がする学生が圧倒的に多い。（しかも編入時に短大の最大80単位まで認定してくれる）つまり、2年経った時点で短大卒資格を得られ、脱中卒ができるわけだ。

試験もなく10万ちょっと払えば入学ができるので、とりあえず入ってしまおう！と入学。32歳で晴れて短大生となった。

社会保険労務士コースを選択した。社労士になる気はさらさらないが、職業柄、国内で仕事するなら労務の知識は持っていたほうがいいと判断したからだ。面白かったら資格取得も目指してみようと思っている。(社労士の受験資格は短大卒以上)

実際に授業を受け始めて半年以上たつが、正直こんなに緩くていいのかと不安な毎日。単位修得も今のところそこまで苦労しないで済んでしまっているので、本当に身になっているのか、とても不安。ハードにするかどうかは本当に自分次第なんだなということがよくわかった。大学における勉強方法は忘れないようにnoteにまとめたいと思っている。

そして心配性のわたしは、まだ1年次も終わっていないのに、3年次編入以降のことも悩み始めている。経営学を専攻して、ゼミナールに所属・卒業論文も執筆したいと考えている。ちゃんと4年で卒業をして、MBAに進みたい。
産能大のMBAは卒業生であれば入学ハードルがかなり低いことは魅力的。しかし、内容については若干の不安がある。せっかく学ぶのであれば内容や質で大学を選びたい。とはいえ、質の良い大学には質の良い素養のある学生が選ばれるわけで…
総合的に考えて、一橋MBA一択なのだけど、わたしの経歴で合格する見込みはあるのだろうか…(合格されている方の事例を見ると、ほとんどが大手企業や高学歴の方ばかりに見受けられる)
※産能大の勉強だけじゃ多分全然足りない。これは確実な気がしている。

とりあえず、4年で大学卒業しなさい。
これは間違いないんだけど、時折「やっぱり自分には無理だ…」をという気持ち邪魔をしてくる。大丈夫だよ～～～って誰かに言ってほしいけど、結局は己との闘い。2026年の春には次の進路に向かって走り出していますように。

勉強ってたのしいよね。