「大麻」が「安全」という嘘?
【「大麻」が「安全」という嘘】というタイトルで記事が上がってたのを見つけましたが、記事の内容がまぁまぁポンコツだと感じたので一言いいたくて筆を執ります。
ライターの石田雅彦さんという方でよく存じ上げないのですが、たぶんタバコやら大麻やらの危険性を啓蒙して気持ちよくなってるタイプの人なのかな?と感じました。
では、当該記事を引用しながら突っ込んでみます。
元記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20191230-00157126/
若い世代に広がる大麻汚染
ここ数年、10代20代の大麻使用に関するニュースが多い。2015年11月には小学6年生の男児が兄の大麻を吸ったとし、兄が逮捕されるという事件もあった。以降、高校生が大麻を所持して逮捕される事件は増え続けている。
「ニュースが多い=増えている」と解釈するのはあまり賢くない人の特徴です。
「増えている」と主張したいなら母数となる調査データを出しましょう。
例えば、朝日・毎日・読売・産経の新聞各紙を「大麻」と「高校生」で記事タイトルを検索しすると、2018年には4件しかヒットしなかったが、2019年は12月25日までに20件ヒットした。
新聞に取り上げられているのは世間の注目度の問題なので、実際の事件数と必ずしも相関があるとは限らない。
あと、同様に「高校生」が仕様するのは違法とされているものにアルコールがあるんですけど、高校生で違法なアルコールを摂取してるのは大麻の軽く100倍〜1000倍あると思いますよ。
てか、年間たった20件でかなり少なくない?
高校生って300万人くらいいるよ?
参考:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shinkou/genjyo/021201.htm
また、中学生がSNSやスマホ・ゲームで大麻を入手する事犯も増えている。国立精神・神経医療研究センターなどが2018年に全国の中学生を対象にした意識・実態調査によれば、薬物乱用を肯定する回答(「少々なら構わない」「まったく構わない」の合計)は大麻の1.9%が最も多かった。
いや、これ調査の選択肢の問題でしょw
↓これ
まず選択肢4つしかないし、今の10代の認知度だと「大麻」か「覚せい剤」しか知らないと思う。だって今メディアでシンナーとか危険ドラッグとか出てこないじゃん。
んで、この中で医学的に有効性(メリット)が認められてるのは大麻くらいじゃん。
「使っても構わない」に大麻を選択してる中学生が正しいじゃん。
といっても、1.9%という数字でよく「最も多かった」とか書けるよね。
これは、欧米で大麻合法化の動きが加速し、大麻が安全という誤った知識が広がっていることも大きい。国内でも大麻解禁を唱える有名人や芸能人が増え、犯罪意識が薄れている。
「大麻が安全という誤った知識が広がっている」って誰が言ってたの?
世の中は安全か危険かの2択じゃないんですよ・・・
・メリットとデメリット
・効能と副作用
なんにでもあって、その中で効率的にメリットを享受できるように用法用量などが定められているわけです。
「量」の概念を学びましょうね。
疲れてきたのでちょっと跳ばす
大麻の広がりに危機感
娯楽用の大麻を使用すると自動車事故のリスクが約2倍になり、
そりゃそうでしょ。
てか、アルコールだって風邪薬だって自動車事故のリスク増えるよ。
自殺のリスクを高めることも示唆されている
大麻が違法な日本て国の自殺者数知ってる?
大麻使ってない現状で自殺しまくってるやんけ。
大麻の使用は、依存性と精神や身体的な悪影響のより強い違法薬物へのゲートウェイ(入り口)になることも知られている。また逆に、大麻の使用によってタバコを始め、ニコチン依存症になることもあるようだ
ゲートウェイドラッグになるのは確かにありえるよね。
でもタバコは大麻の安全性と関係ないw
タバコ吸ったらそりゃニコチン依存になるがなw
コーヒーだってカフェイン中毒になるんやで。
大麻の研究は急務であり、研究による安全性の検証をおろそかにしたまま、使用者が増え続けていくことは避けなければならない。
大麻取締役法のせいで日本では大麻の研究ができません。
まとめ
こういう記事を書く、あまり頭のよろしくない人が一定数いるのは仕方がないと思います。
ただ、これを真に受けてしまうような国民のリテラシーの低さが心配ですよね。
まっとうな読者が多ければこんな記事がYahooニュースに載ることもないのに。。。