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【ドラフト会議】ドラフト待ちの気持ち

いつもCBD1をご愛顧いただき誠にありがとうございます!
本日10月11日は『プロ野球ドラフト会議』が行われます!

今回は、CBD関連でなく、私のドラフト当日の心境について書いていきます!

3年前の2018年ドラフト当日、私はルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズのドラフト候補として、球団事務所でドラフト会議の中継を観ながら待機していました。

シーズンを通してほぼ全球団のスカウトの方にチェックしていただいており、当日までに数球団から調査書も届いていました。

※調査書とは、経歴やこれまでのケガの有無、アピールポイントなどを調査する球団独自の履歴書のようなものです。

シーズンのテーマを「圧倒」と掲げ、序盤こそ開幕から15試合連続無失点、30試合まで防御率0点台、自己最速を151キロまで伸ばし、圧倒的な数字を残しておりました。

しかし、中盤から終盤にかけて夏バテ等で調子を落とし、最終的には38試合で防御率2,37という並の成績で終わってしまいます。

シーズン終了後に行われたBC選抜VSプロ野球球団との試合が最後のアピールチャンスでした。

そこで現役のNPBの選手を相手に圧倒して、自信満々でドラフトを迎えようと準備しておりましたが、結果的にパッとせず不安の中ドラフトを待つこととなります。

最後の試合からドラフトまで3週間の期間があり、不安からかいつの間にかネガティブ思考になっていました。

胃腸炎になったり、人生で初めての捻挫をしたり、しまいにはEDにもなりました。

今思うと全てが上手くいかない雰囲気を自ら作っていたな…と思います。

そんな中、ドラフトが始まりました。
徐々に指名が進み、名前は呼ばれず支配下ドラフトが終了。

「育成で指名してください」と祈りながらも、最後の球団の「選択終了」アナウンス。

そのアナウンスと同時に僕の頭の中は真っ白になり、体の力が一気に抜け、自然と涙が溢れました。

写真の「Tarzan」を読みながら待っている写真はチームのSNSで発信されました。
実はこれも作戦で指名後の話題を意識しておりましたが、話題になることもなく終了となったのです…

その後、2,3週間は無気力状態となりましたが、僕はメジャーリーグへ挑戦を決断し、新たな道へ進むことを決めました。

今、待機している選手たちはそれぞれ色んな思いを持って待機をしているのではないでしょうか。

指名されるとホッとして、今までにない喜びを味えると思います。

惜しくも指名漏れをした選手。すぐに切り替えることができる選手もいれば、中々切り替えることができない選手もいると思います。

しかし、それをバネにしてこうなって良かったと思える人生を過ごせるかどうかのチャンス!

何が待っているかはわかりませんが、僕はドラフト指名漏れをしてよかったです!

指名漏れが恥ずかしいと思う必要も一切ありません。

人の痛みを知ることができる貴重な経験です。

と、ブログを書いているとドラフト会議が始まっていますね!

一緒に未来のスター選手誕生の瞬間を見届けましょう!

株式会社OPAQ FACTORY
代表取締役社長
安河内駿介

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