私の潰瘍性大腸炎 パート1【きっかけと宣告】

2019年7月に宣告された

難病? 治療法がない病気?

最初は主治医の言っている意味がわからなく、
『薬飲んでれば心配ないよね~』って楽観と
『この先死ぬまでどーなるの?』って不安が
ごちゃごちゃになって未だに迷走している

子どもの頃から下痢がデフォルトだったので、
ちょっとビールを飲みすぎたり、
激辛料理を食べたり、ジャンクフードを食べたりすると
すぐにピーピーピーになってきた
でも、こんなのって美味しいじゃん!
下痢なんて普通だと信じていて食べ続けていた

とある日、知人の後輩くんから
「健康診断の再検査で大腸がんが見つかっちゃいました」と報告された
彼は極々初期だったので内視鏡で切除するだけで済んでいるので、良かった良かったと、回復祝い飲み会をしている時に
俺:「前兆でどんな症状が出るの?」
彼:『検査では血便が見つかって、あとはうんちに白っぽい粘膜のようなのが3日くらい混じってたんですよ』

ん? 白っぽいって、、、
俺のうんぴ君も似てるような、、、

この話を聞いてから【大腸がん】ってのが
気になって気になって、、、

45歳の4月に人間ドック(8年ぶりの健康診断)に
行くことを決意し、手続きを始めたところに
保険屋から連絡がありました

保:『生命保険が4月で更新なりますが同じ内容で良いですよねー』
俺:「あ、ガン保険って入ってたっけ?」
保:『無いですね』
俺:「あれって診断されたあとじゃダメなんだよね?ちょっと心配してるからつけて欲しい、歳も歳だし」
保:『保険料1円でも安く安くってずーっと言ったのにビックリしましたw 任せてください、すぐに見積もりします!』

で、数百円のupでガン特約をゲットした翌日また電話が、

保:『保険かけて3ヶ月以降の診断でないと保険金でないんです!人間ドックは7月にしてください』と、ナイスアドバイスをありがとう!

5月の予約を7月にずらし、おもーーーーい、
腰をあげ2019年7月、人間ドックに行ってきました

お土産うんぴに血が混じっていたみたいで
案の定、想定通り、やぱっりね〜って感じの、
要再検査。

即、再検査の予約をとり1週間後に
人生初の大腸内視鏡検査

まず、2リットルのニフレックって言う下剤、甘くないポカリを5倍くらい不味くしたものを飲まされる

10分もすると猛烈な便意
トイレに座ると同時にビシャ~!
おしりからおしっこのように出るわ出るわ
上から飲んで下から出すを3回ほど繰り返すと
看護士さんが『次の出たら流さずに見せてください』っと、、、マジか、、、と、思いながらも止まらない便意

俺:「出ました」
看:『まだ綺麗になってないですね、500ml追加で飲んでください』

マジかよ、、、、この人、絶対どSだぁ、、、

ニフレックの洗練を受けたあとは点滴をしながら、
いよいよ検査スタート

診察台に横になり『初めてですか?』「もちろんです」
と、答えると『多めに安定剤を入れときますね』って、、、
次に覚えてるのは別の部屋で目覚めた時だった

それから1時間程待っていると、診察室に呼ばれた。

中のモニターにはさっきの内視鏡画像がずらりと表示されており、2人の先生がそれを見ながら重い空気を醸し出している。
いよいよ、大腸ガン宣告かなぁ〜
《ガンと宣告されたら50万》って保険の文句が頭をよぎる

医:『ちょっと、やっかいなものが見つかりまして、、、』

来た来た~ 50万の瞬間!

俺:「大腸がんってやつですか? 」
医:『ある意味、ガンだったら楽なんですが、、、』

あれ? なんか 想定と違う?

医:『 潰瘍性大腸炎という完治しない難病です』

ん? あれ? なんだそれ?
治らない病気ってなんでしょう?
意味がわからずキョト〜ンとしてると

医:『症状はかなり進行してるので今日から薬を飲んでください。今は良い薬が色々あるので大丈夫です』

このあと、デフォルトが下痢のことや食生活などなど
色んなことを聞かれた

結局、20代で発病はしていたのだろうが、
下痢に対して寛大なので気づかなかった
(苦にならなかった)のだろうと、、、
ここまで炎症していたら普通は入院なのだけど、、、
って言われながら2週間後の外来診察ってことで
潰瘍性大腸炎との生活がスタートした


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