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写真展のお知らせ


写真展を開催します。
緒方翠さん(@midori_531)と私(@yusukesakai0911)の二人展です。
同棲時代の夫を撮った写真と、遠距離恋愛を経て別れた元恋人を撮った写真を展示します。
皆さま是非ご高覧ください。

【展示概要】
写真展 「告白/リトルプラネット」
緒方翠・阪井悠介
会期 2024年1月29日(月)~2月11日(日)
会場 PlaceM(東京都)
https://maps.app.goo.gl/pdixv93ibfN8snn46
時間 12:00~19:00
休廊日 なし
URL:https://www.placem.com/schedule/2024/main/20240129/exhibition.php


【ステートメント】
緒方翠と阪井悠介による2人展「告白/リトルプラネット」を1月29日(月)から2月11日(日)まで新宿のPlaceMにて開催します。
緒方翠は同棲時代の夫を撮った写真を、阪井悠介は遠距離恋愛を経て別れに至った元恋人の写真を展示します。
写真は関係性のメディアです。
誰かの写真が撮られるとき、写真に写るのは被写体だけではありません。濃淡の差はあれど、そこには撮影者と被写体の関係性が写りこみます。
また、写真は記録と記憶のメディアでもあります。
身近な人を撮った写真は、被写体だけではなくその人と過ごした日々そのものの記録となります。そしてそれらの写真が見返されるとき、写真は当事者の風化していく記憶を補完していきます。
そして、当事者同士のクローズドな共有物ではなく作品としてその外側にいる他者に提示されるとき、写真は主観性と客観性という相反する性質を内包するメディアとなります。
そこに写る光景は疑いようなく過去に存在したものであり、同時にそれは撮影者による恣意的ともいえる幾多の選択の結果でもあるからです。
以上のような写真の持つ性質を形成する要素は写真が撮られた瞬間に生まれ、年月の経過とともに薄れ、もしくは濃くなり、あるいは変わっていきます。
写真に写ったものはなにか。
本2人展はそれらを浮かび上がらせようとする試みでもあります。


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