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【資格は必要ですか?】
お疲れ様です、風見です。
専門学校や大学で教えていると必ず質問でくるのが
“資格って必要ですか?”
結論から言うと
『資格は証明であって価値ではない。価値はその人につく。では必要か、と言われれば自分の実力を証明するためには必要であって、実績や実力があるとほとんど必要ではなくなってくる』
(必要ではないというのは、破棄してもいいというわけではなく、資格としての判断材料としてはいらないという意味です)
です。
まず、価値の部分。
トレーナーや医療従事者で
就職するときには必要かもしれないのですが、人事採用は資格のところは見ていません。
見ているのは
“その人の人生だったり背景”です。
資格を持っているのは当然で、その人にどのような価値(人生を過ごしてきた軌跡)があるかが重要なんです。
例えば、もう必要ないと言われてきている皆勤賞。
僕は皆勤賞を取っていると言う実績はすごいと思っています。
世の中的にはもういらないなんて言われていますが
皆勤賞を取っていると言うことは
“健康である”と言うことです。
社会人にとってこれほど重要なことはありません。
だって、休まないんですから。
逆に遅刻や欠席が多い人はどうでしょうか。仕事が任せられません。
そういう背景に資格がついてくるから価値が出ます。
さて、では資格において全てに価値がないかと言うれればそうではないです。
医療資格のように“〇〇%以上は誰でも合格です“と言う資格ではなく
JSPO-ATのように合格者が限られているような資格であれば
“それを取るだけの努力をすることができる”
という証明になります。
そしてその人の価値が高ければ、効果は抜群ですよね。
まぁ、資格なんて意味ないや と言って勉強をしない人に
勉強が必要であるこの業界に残ることは難しいですけどね。
資格取るところでつまづくようなら、この先、社会に出た時に
つまづいて起き上がれなくなります。
必要ですか?と言う質問も
取ってから言え が僕の本音です。
何事もやってみないとわかりません。
そしてやった努力と出した結果がものいう世界です。
まずは取ってみろ。話はそれからだ。