【CA受験!】❝英語が話せるほうが有利なの?❞の真相
外資系CAのYUNAです
はじめての方はぜひプロフィールもあわせてご覧ください♪
いきなりですが
CA受験において語学力がどのくらい重視されているのか?
皆さまご存知でしょうか?
このnoteを読んでくださっている方の中には
たくさんのブログや動画を見られてきて
自分なりに答えを出している方もいると思いますが
ここでは私の周りにいる
現役CAたちから聞いた
❝CA受験において語学力がどのくらい重要視されているのか❞の真実を
おはなししたいと思います
◆日系と外資系で求められる語学力の違い
日系と外資系のエアラインでは求められる語学力に違いはあるのでしょうか?
結論から申しますと
あります!!!!
日系のエアラインのフライトは基本的に
日本→海外 ですので
日本人のビジネスマンや旅行者がメインとなります
そのため英語よりも
いかにきちんとした日本語を話せるか
が大切だと考えられています
また地域によっては海外を拠点とする外国人CAも一緒に乗務しているので
そんなに英語が話せなくても
彼らに対応してもらえるのでそこまで致命的ではありません
また 私の周りで働いている日系エアラインのCAさんたちは
英語は”簡単な意思疎通ができる程度”の方々が多いのが事実です
採用の時点で必要なTOEICの点数を取っていれば問題ありません
(TOEICの点数の目安については後述してあります)
ただし日系エアラインといえど英語面接もあるところはあります!
英語面接と聞くといきなりハードルが上がったように感じますが
ポイントさえおさえておけばそんなに難しくありません
英語面接を乗り越えるポイントについては別の記事で紹介します
では外資系はどうなのか
「外資系だから英語がペラペラで当たり前なんじゃ」
と皆さん思っているのではないでしょうか?
実はそうでもないんです!!!
会社にもよりますが
外資系によっては日本とその国にしか行き来しないエアラインもあり
そのようなエアラインでは
日本人のお客様のための日本人CAとして乗務しているので
きれいな英語を話せるよりも
きれいな日本語を使えているかを見ている会社はかなり多いです
(正直なところ訓練や乗務を通して英語力が鍛えられるので
今そんなに英語を話せなくても焦らなくて大丈夫です!笑)
とはいえ最低でも面接の半分は英語になりますので
外資系エアラインに合格するには
英語面接の対策をしっかりする
というのが大前提になります
このテーマについても後々記事をあげたいと思いますので
ぜひご参考になさってください
◆日系と外資系で共通して求められる語学力とは
日系でも外資のエアラインでも共通して求められる語学力ってあるの?
と思ったかたもいると思います
今までは
語学力=英語
を前提にはなしを進めてきましたが
語学力=日本語
としたらどうでしょうか?
先ほど説明したとおり 日系/外資系に限らず
面接において
日本語力
はかなり重要視されております
・きちんとした敬語は使えているのか
・語彙力はあるのか
・変な訛りはないか
など基本的な言語力を面接官は見ています
そもそも面接でどんなにきちんとしたことを話していても
敬語や語彙がめちゃくちゃだと間違いなく落とされます
せっかくいいエピソードを持っているのに
基本的なところで面接官に相手にされないのはもったいないです
日頃から本を読んで語彙力をつけたり
自分の言葉に意識を向けて使ってみるといいかもしれません
◆CAになるために必要なTOEICスコア
JALやANAをはじめとする日系エアラインの募集要項では
新卒・既卒に関わらず
TOEIC L&Rテスト600点程度以上
と記載されております
また外資系はエアラインによって必要なスコアは異なりますが
550〜800点以上
と設けているところが多いです
特にアジア系のエアラインは日系と同じように600点以上のところが多く
逆にヨーロッパ系のエアラインになると
800点以上(!)と記載されているところもありエアラインにより様々です
ただしTOEICの記載のないエアラインもあるので
自分の応募するエアラインの募集要項をしっかりとチェックして
必要な点数を記載できる程度の点数が取れるようにしましょう
◆英語以外の言語を話せたほうが有利なの?
英語以外にも
韓国語 中国語 イタリア語 スペイン語
など複数の言語を話せたほうが有利なのでしょうか?
こちらも結論から申し上げると
①エアラインによって変わってくる
②話せるに越したことはない(けれど他の受験生より絶対的有利になるわけでもない)
です
詳しく説明したいと思います
①エアラインによって変わってくる
こちらは外資系の話になりますが
例えばエバー航空やキャセイパシフィックの中国語圏のエアラインでは
募集要項にも”中国語尚可”と記載されています
このようにエアラインによっては英語以外の
その現地で使われている言語を話せると有利になるのは間違いありません
②話せるに越したことはない(けれど他の受験生より絶対的有利になるわけでもない)
先ほど例にとったキャセイやエバー航空も
”英語以外にも中国語を話せる人しか採用していないのか”
となるとそういうことではありません
英語しか話せない人も
韓国語やドイツ語が話せる人もたくさん採用されています
また 日系/外資系に共通するはなしなのですが
面接で重要視されているのは
どのくらい英語や他の言語が話せるのではなく
その人の興味や個性など人となりを見ています
要するに使用言語が多いからと言って絶対的有利なわけでなく
あくまでも”資格”ということです
◆まとめ
日系/外資系により求められる語学力が変わってくることは事実です
外資系は日系のエアラインに比べると
面接の半分以上が英語で進められることがほとんどなので
英語に苦手意識がある方はきちんと対策をして行くことをオススメします
ただし前述したように
面接官は受験生の英語がどれだけペラペラに話せるか
というところよりも
きちんとした日本語を使えているのか
また 話している内容に重点をおいているので
あまり”ペラペラでないといけない”ということに
こだわりすぎなくていいと思います
(実際に私が受験した外資系エアラインで面接が一緒だった帰国子女の方は落とされていました!)
英語に自信のない方も日系/外資系CAになれるチャンスはいくらでもあることが分かっていただけたでしょうか?
頑張る皆さまの参考に少しでもなれば嬉しいです!
本日もお読みいただきありがとうございました
外資系CAのYUNAが
面接のちょっとしたコツやCAの裏話 日々の出来事を綴っております
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