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987.2ケイマンSとバネレートの話

どうも!ケイマニアのshokobayaです。
通称、ポルシェを買ったらレーサーになっちゃった男!と申します。

今回のnoteはケイマン乗りじゃない方にも刺さる部分があるカモしれません。
よろしければチェックしてみてください。

はじめてのnote、私の " 987.2ケイマンS " の
「購入→初サーキット→初idlers(草レース)でBoxster&Caymanクラス優勝→スーパーカップを予選で喰う筑波1,02秒を出すまで」の、デビュー当初のお話
の続きから。

前回のお話で、サーキットデビューからまずまずのタイムを記録した私。全ては大好きなケイマン様のお陰です!
が、調子に乗って草レースにチャレンジしちゃいます!
参戦したのはidlers。Boxster&Caymanクラスというレースがあるのが魅力的でした。
予選のリザルトはこちら。

ほぼ前回同様、筑波にも車にも慣れてちょいタイムアップといった感じ。
そして決勝!初レースにビビりまくりwで、ミスして先行を許す場面もありましたが、なんなく抜き返して優勝させていただきました。タイム基準もクリアしてしまい、次回からは上のクラスに上がることに。
(ここで思うことは、せっかくBoxster&Caymanクラスという設定があるものの、私と同じ987.2ケイマンSの先輩は911が中心となる9Cupの方にエントリーされてらっしゃって、現在ではWCCTという水冷ポルシェのクラスが設定されたのもあり、ケイマンSやGT4・スパイダーはBoxster&Caymanクラスには出走されていない状況。これは986 Boxsterに焦点を当てた結果ですから致し方ないことではあるのですが、であればCaymanのみのイベントをいつか開催してみたいなぁと感じたのが、現在の流れに至っております。)

上のクラスで走るなら、911に負けない速さが欲しいぞ!と、欲が出てしまいました。
ここでトライしたのが、IPDプレナムと82mmビッグスロットルとスプリントフィルターの荒目のエアフィルターを合わせた、サンライズブルバードさんが代理店を勤めるmcchip ステージ2 ECUセッティングのインストール。
71Rのタイヤももう無くなっていたので、F245/40 R295/35のヨコハマA052に。これで富士のETCCと、idlers第2戦に挑みます。
タイムはこんな感じ。

気温が高くなってきたのもあり、パワー面はイマイチ効果が出ませんでした。
タイヤサイズも太くなり、その分立ち上がり踏めてるかブレーキ奥までいけてれば良かったんですが、グニャグニャとした腰が無い感じ(ドライブフィールの問題もあり)が好みではなく、トップスピードもステージ1 & 71Rの時と比べ伸びてないです。運転変えれず、抵抗だけ増えてしまった気がしますね。
ドライブフィールに関しては、ダンパーの減衰を遅く(=強く=ハード)に振ってなんとかごまかすものの、1wayですから伸び縮み同時にしかいじれないし、スタビもノーマルでいじれませんから、根本解決には程遠い感じ。
(後の経験による知見ですが、A052は高レートの方が合うかもしれません。前回のnoteでお話しましたが、この時のレートはF8キロ R8キロでした。718ケイマンSでも同じくアラゴスタTYPE-Sで走っていた時期があるのですが、その時は横浜市戸塚区のコトスポーツというショップにお世話になっていたのでバネレートに対する考え方が全く違い、F22キロ R24キロとかで走らせてました 驚
リアなんて3倍ですよw ただ、その時はA052が調子悪くなかったんです!この先のトークでもう少し掘り下げます。)

更に、第3戦に向けて、頼んでいたエキマニとマフラーが届きました。第1→2→3戦と進むにつれ、mcchipセッティングもステージ1→2→3と進めていきます。
Fabspeedの200cellキャタ付エキマニとスーパーカップマフラーのセットを組み合わせます。
タイヤもどうしても納得いかずA052からA050 Mコンパウンドへ変更(注:A052は後に大事に使い切らせていただきましたw)
リザルトがこれ!

なんと2秒台!上出来ですよね。トップスピードも伸びてるし、ステージ3効果はありました。
最近コフくんとエアクリボックスまでの吸入を増やしても、スロットルを大径に変えても、ボックスからスロットルまでのルートが細いままだからあまり意味が無いのではという話をしていたのですが、私の場合のステージ2(プレナム+スロットル+エアクリよりエキマニ+マフラーを先に変えてステージ2にする方も多いようですからコンピュータセッティングだけの問題ではない)に関してだけでみると、その通りな状態だったカモ?しれませんね。
そして今回のステージ3と同時にインストールしたファブスピード200cellキャタ付エキマニですが、まずIPEやヤフオク品等ではなくこちらを選んだ理由は、ロングチューブだったから(断言)。
当時は、記憶が確かであれば、購入できる品の中でキャタ無しのエキマニであまりロングチューブなものが無かったような記憶です。
また、この頃はちゃんと街乗りもしてましたからw キャタ無しは良くないよな〜ということで、キャタ付を選んでます。
(後の知見ですが、アタック分切りを狙う最近までこのエキマニを使用していましたが、あと少しが欲しい!と、SOUL Performanceのキャタ無しエキマニに今は変えてます。その変えた時なんですが、なんと…いまいち効果感じられずでした。紙だけじゃなくロガーで見てもぜんぜん変わらずです。未だに戻しても良いかなと思いながら、勿体ないし誰か買ってくれないかなwとも思いながら保管している、Fabspeedキャタ付エキマニの話でした。)

それよりも大事なのはタイヤです!
この時は初のSタイヤ装着。
新品1発、計測1周目で決めた!という話もありますが、運転はこんなゴミクズですよ(恥)1コーナーとか大胆にミスってますw
前回のnoteでお話した、電子制御を利用した(助けられた)走りそのもの!

やっぱケイマン頭良いです!
もちろん、現行に近いGT3RSなんて、そりゃあもう頭良いどころの騒ぎじゃないわけですが…それは買えないし、私ケイマニアですから!←強がり?w
987から現行のGT4RSクラブスポーツまで、ケイマンはずっと素晴らしく、大きく変わってもいません。

A050 Mというタイヤは、特性はまったく違いますけど、71Rの時と同じようにガッチリとした印象で、この車(の脚)には相性が良かったです。
後に、まんまこの車にA050 G/Sを履かせたことがありますが、それも相当ダメダメでした。不思議なくらい、どんなに頑張ってもMコンよりタイム出ず。
逆に先程話したF22キロ R24キロの硬バネ718ケイマンSに、71Rと似た特性のクムホV720を履かせた時はダメダメで、Mコンもあんまり活かせていない印象でしたが、A052やA050 G/Sは悪くなかった。A050 MとA052に関しては、ドライの筑波で0.5秒以上くらいの差はあるのかな〜なんて思ってますが、この時は同タイムかひっくり返るくらいになってました。
987.2ケイマンSでも、後にF10キロ R12キロにレートアップして再度A052を履かせたことがありますが(羽は無しだけどリップとディフューザーは着いてF245ではなく265幅を履いている違いはありましたが)、マシになって1,02.792でしたので、やっぱそうゆう方向かなと。

ちなみに、これ全てアラゴスタTYPE -Sという同じダンパーで比較した時の話です。
同じなので比較としては間違いないのですが、718ケイマンSはその後Lazy cube EXという高性能ダンパーに、987.2ケイマンSはJRZ1231という高性能ダンパーに変えるのですが、そうするとベストでは無いでしょうけどハイレートでもグリップの低いタイヤをマシに使えるようになったりします。2way、3wayだと調整幅も広いのでよっぽどマシに使えるように調整もできます。

今年私はシバタイヤR23 200T7
(まじで!わかり辛いのですが、これはタイヤパターンは古いやつ、コンパウンドは新しいパターンのと同じ新200ってやつなんだけど、それが後に200Tって名前に変わってて、そのコンパウンドはシバタイヤが10個試したコンパウンドのうち7番目のT7というものらしく、アタック主催の青木さんやD1の蕎麦切選手が履いてたのはT5RやT10という市販されていないコンパウンドだったようで、その中から生まれた200Rという新しいコンパウンドがこれから先のシバタイヤになるみたいなんで、200T7ってのはもう皆さんが買えない?在庫限り?の廃番タイヤということになりますから…試してもらうことすら出来ないのだけど…)
をA050 G/Sで分切りした時と同じバネレートで走らせていたのですが、
我ながらこのnoteを書きながら思い返してみると、上記の通りなんとかマシに使いこなそうとしてきただけだったのかもなぁ…と反省している次第です。
最初1,02.7からスタートし、スタビとダンパー減衰の調整で1,01.6まで伸ばしたんですが、結局ベストなセッティングは出せず、JRZを入れてくれた横浜市青葉区のThe Checkshopの大塚社長からも、「レート落とさないとじゃね?」と言われていました。
現在はデカめなエアロもついてますし、試してみないとわかりませんが、あくまでもタイヤと車との話だけで言えば、例えばですが雑なことを言ってしまうと以前のようなF8キロ R8キロくらいのほうが使いきれるタイヤだったのかも?しれません。

これ以上は話が長くなり過ぎますのでw、それぞれのタイヤがどうゆうタイヤかについては各自お調べ下さい。

皆さんが思っている以上に、皆さんはタイヤそれぞれの限界を使いきれていないかもしれません!
ラジアルタイヤでも、Sタイヤでも、GSやフージャーA7+ホカホカという極限タイヤでも、なんならシバタイヤでも!使いきれれば同じくらいのタイム出せる…とまでは言いませんけど、
使いきる=(そのタイヤにおける)ケイマンの性能をフルに活かせるという話ですから、あながちそれくらいの気持ちでいても良いと思います!(気持ちですよ、実際は違います)

タイヤ銘柄に頼らず、これと決めたらあらゆるバネレート、セッティングを試し、まずはそれを使いきれるところまで走ってみないと、実は貴方は非常にもったいないことしてますよ〜

というお話でした!
(わかっていても難しい…いつまでも自分にグサっ)

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