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【LoL】URFの楽しみ方
URFとは
League of Legendsというゲームでは、時折特殊ルールのゲームモードを期間限定で実施することがある。
チーム人数が6人になる「ヘクサキル」。
チーム全員が同じチャンピオンを使用する「ワンフォアオール」。
PvPでなくPvEのCOOPモード「ギャラクシー」などなど。様々な特殊ルールが実施され、中でも人気のあるモードは度々再実施される。
そして、そんな特殊モード達の中でも、ぶっちぎりの最大人気を誇る特殊ゲームモード、それがURF(Ultra Rapid Fire)なのである。
このモードを簡単に説明しよう。
・マナが無限。スキルを何百回撃ってもマナは無くならない。
・全てのスキルのクールダウンが80%カット(通常の1/5)
・攻撃力・攻撃速度・クリティカル率・クリティカルダメージが上昇
・移動速度が大幅に上昇
その他にも細々とした違いはあるが、主な違いは上2つ。
とにかくスキルを連打して、ひたすらに超!エキサイティング!!な戦いを繰り広げ続けるのだ。
もう察しの良い者にはおわかりいただけるだろう。
このモード、URFは。
究極のバカゲーなのである。
URFの正しい楽しみ方
全スキル打ち放題、しかもクールダウンは通常ゲームの2割。
こんなハチャメチャな環境で、ゲームバランスは一体どうなっているのか?
答えは至極明快だ。ぶっ壊れている。
常に沼に引きこもったまま無敵で居続けるVladimir、全てのスキルを飛んで回避するFizz、無限に長距離ハラスをしてくるメイジ達、アサシンの如きバーストダメージを叩き出すADC達。
このゲームモードにはバランスという概念はない。ただただ「ぼくがかんがえたさいきょうのチャンピオン」を使って暴れるだけだ。
当然、バランスもクソもないOPが暴れるだけのゲームなので、プレイヤーも基本的にアホばかりになる。プレイヤーの知能指数は確実に低下している。
そんな中で真面目に「勝利」を目指してストイックにゲームをするというのは、少々無理が過ぎるだろう。実際、敵も味方もチンパンジーばかりなのだ。お猿さんに足を引っ張られて本気で怒ってしまうようではこのゲームは楽しめないかもしれない。
だが、このURFというモードは確実に中毒性がある。断言しても良い。
一度URFにのめり込むと、通常のゲームが物足りなくなる。
URFの楽しさ、それは「ハチャメチャを楽しむ」ことであり、「息付く間もないグチャグチャの戦いを楽しむ」ことである。
通常ゲームではありえない挙動を楽しみ、理不尽を楽しみ、不条理を楽しむ。それがURFの醍醐味なのだ。
さあ、OPを探しに行こう
前述の通り、このURFというモードはLOLというゲームの中身をガラッと変えてしまうほどの補正がかかっている。
それはつまり、通常のゲームでは絶対にありえない組み合わせが強い効果をもたらしたり、逆に通常のゲームでOP(Over Power)なチャンピオンがクソ雑魚ナメクジになったりする、ということだ。
とはいえ、当然ながら長くプレイしていると、必然的に「このチャンピオンはぶっ壊れ」「このチャンピオンはマストピック」といったように、なんとなく強弱が分かってくると思う。つまり、チャンピオンのピックが徐々に強いキャラのみへと偏っていってしまう。
だが、それがゲームの停滞を招くかと言えば答えはNOだ。
諸君、安心してくれ。
このURFには100通りのぶっ壊れOPビルドと、もう100通りのややぶっ壊れOPビルドが存在する。
URFをプレイする度に、新たなOPを見つけてしまう。そこに停滞はなく、激流のようにセオリーが変化する無限地獄だ。
「このタンクチャンピオンに武器だけを積めば強いんじゃないか?」
「このメイジチャンピオンに防具だけを積んだら強いんじゃないか?」
URFは試行錯誤の場であり、巨大なオモチャ箱であり、思わぬ組み合わせの発見の場でもある。
通常のゲームでは絶対にありえない化学反応を探すのが、このゲームの真の楽しみ方と言えるのではないだろうか。
URFという大海原は、探検すればするほど新たな発見をもたらしてくれる冒険の世界でもあるのだ。
さあ、OPを探しに行こう。