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#4 情報源も一汁三菜にしてみる

はじめに

どうも、Youkeyです。今回は情報源について考えてみました。正確に言えば、情報源ではなくて、情報源種別といえば良いでしょうか。

皆様は、日常で情報をどこから得られますか? note、Twitter、YouTube、検索結果、新聞、テレビ、会話などで目に耳にと色々入っていることでしょう。
筆者はTwitterかYouTubeは見て、食事の時はラジオと新聞かなと。

エンジニアの情報源

さて、EMとして業務を続ける中で、皆が学習したり業務で実践を続けるところを多数見ています。
EMの対象者であるメンバーと1on1で話す際に、必ず聞いている項目があります。それが、情報源。

  • 技術情報源

  • 一般情報源

  • 趣味情報源

これらを確認してから、1on1で会話する事をお勧めします。

技術的な情報をどこから得ますか?

この質問に対して、ITエンジニアノ回答で筆者がよく耳にするのは、書籍と有料学習サイト。プログラマで実に高度な答えだと感じたのは、オープンソースのソースコードから学習する人でした。Linuxのカーネルコードとか。書籍だとオライリーやその他いろいろありますが、好みの出版社ってありますよね。有料学習サイトだと、テキスト・動画・問題解答などがセットになっている、E-ラーニングの事とご理解ください。

情報源から推察していること

筆者が情報源から推察している(酷く言えば、偏見を持って見ている)事は、情報を吸い上げる速度です。情報の量は全て同じ、情報の質も良い(良書・良動画など)だと考えると、

動画 = 視覚・聴覚から情報を断続的に得るため、素早く捌く
     ストーリー仕立て・説明の立て付け通りに情報が入る
     見直しや加速などできるが、動画長の時間で終わる

書籍 = 視覚として文字から情報を脳内に入れて、解釈する
     体系立てたもの、ストーリー仕立てを選べる
     中断再会が容易だが、読み返しするため時間は長く掛かる

音声 = 聴覚から情報を断続的に得て、素早く捌く
     流し聞きコンテンツ・会話など残らないものが多い

筆者の偏見で分析してみましたが、皆様はどう感じられましたか?
自分自身と他人と比べてみて、情報源を多用するのか、利用しないのかなど心当たりはありましたでしょうか。他の方と同じ情報源、同じバランスだったら嬉しい気分になりませんか(ちょっとだけでもいいので)。

筆者は、EM、管理職としてメンバーを管理する際に、この情報源を聞いておくことでそのメンバーには"書面・文面で情報を渡せば良いか"・"会話で直接伝える方が良いか"、を判断しています。
主観で恐縮ですが、書籍で情報を取りたがるエンジニアには文面、動画で情報を取りたがるエンジニアには対面を中心として情報を伝達する様にしています。ここで議事(ログ)はどちらも取得し、後でお互いが見返せるようにすることが望ましいでしょう。

一汁三菜

食事は一汁三菜で食べなさいと、親によく言われていた筆者ですが、最近は言う人減ったんでしょうかね。
筆者はその性質から多様性を持たせる目的で、情報源を一汁三菜にするようアドバイスをしています。情報の少ない状況に理解をしたり、ひたすらググるだけだった人間が少し人に聞いてみたり、なんとなくITエンジニアの厚みが出るケースが筆者の周りでは観測できてます(一時的に効率は落ちたとしても、それは長い目で見てあげてください)。

筆者自身は本を読むのが非常に遅く、情報源としては後回しにしがち。それでも集中して本を読むと得られる情報が違っていて楽しい(飽きると即動画を数本見ている)。また、書籍から情報を好んで得るエンジニアに対して、理解ができる様になりました(少し)。
そして、それは同時に会話のスピード制御にも繋がるのですが、それはまた別な機会に。

本記事が、皆様のITエンジニア人生の一助になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。


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