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袋に入れて揉むだけ!石垣島「からそば」
暑いですね。
夏真っ盛りの石垣島です。
サバやしとしては、この青い海で美味しいサバを釣りたいところですが、
実は、石垣島にはサバはいないんですね・・・。
![石垣島の写真](https://assets.st-note.com/img/1691642175949-R9Wb7lQzoi.jpg?width=1200)
尖閣あたりだと、サバもいるんですが、沖縄界隈はサバじゃなくてグルクマというサバの仲間(サバ科)が泳いでいます。
ダイビングをする人は見たことがある方も多いと思いますが、口を大きくあけて群れで泳いでいる魚です。スーパーや鮮魚店ではそれほど見かけませんが、定置網などで漁獲されているグルクマはやっぱり足の早い魚のようです。
バリ島在住の友人が「バリでもサバ食べるよ」と送ってきてくれた写真はグルクマでした。東南アジアは漁獲が多いようなので南の魚なんですね。
![グルクマの群れの写真](https://assets.st-note.com/img/1691642093572-iBVxZiPzIW.jpg?width=1200)
このグルクマ、食べたことがある人に聞いてみると、みんな口をそろえておいしいと言います。
いつか食べてみたいですね。
食べ方は、〆サバならぬ、〆グルクマがおすすめらしいですが、さすがは沖縄!酢はマルコメ酢を使うそうです。
知ってますか? マルコメ酢、めっちゃつぅーんとすっぱいですよね。
話が脱線してしまいました。石垣島とサバの話でした。
さて、石垣島のスーパーでもサバフィレやサバ缶などは売られています。
そして石垣島では、本州ではちょっと見かけないサバの食べ方もあるんです。
「からそば」といって、これは、もともとは漁師さんが船の上で、手軽に腹を満たすのにちょうどよかったというふうに聞いています。石垣の漁師の友人に教えてもらいました。
![八重山そば 袋麺の写真](https://assets.st-note.com/img/1687434788747-1Nrgdg8MkA.jpg?width=1200)
作り方は簡単で、沖縄そば(石垣なので八重山そばですね)の袋麺(ゆで)を開け、麺が入った袋にサバ缶を入れる。
そして、袋をそのままモミモミして混ぜ合わせて、食べる。
![サバ缶を袋麺に入れてモミモミする写真](https://assets.st-note.com/img/1687434839599-31EiileFfu.jpg?width=1200)
ただそれだけなんですが、これが結構うまいんです。
![からそば!完成!の写真](https://assets.st-note.com/img/1687434918751-vEDPv7akZ1.jpg?width=1200)
もちろんご家庭では、ボウルに入れるなどして混ぜたらいいかと思いますが、持ち歩きしやすい材料でこんなにおいしくサバが食べられるとなると、キャンプなんかでも重宝しそうな料理です。
実は「からそば」は、石垣では結構一般的な料理で、「からそばのたれ」なるものも販売されているくらい、ポピュラーなのです。
本州で獲れたサバが石垣島のソウルフード?にも欠かせない材料ってのは嬉しいじゃないですか。
からそばのタレ【島唐辛子】金城製麺所
このタレは食べたことないのですが、ピリッとして夏に合うのではないかと気になっています。
からそばレシピ
【材料】
サバの水煮缶 :1個
八重山そば :1袋
万能ねぎ :適量
【作り方】
1.八重山そばの袋麺(ゆで)を開け、麺が入った袋にサバ缶を入れる。
別の袋や、ボウルなどに入れて混ぜてもOK!
☆麺をあらかじめレンジで少し温めてから料理してもおいしくなります。
2.そして、袋をそのままモミモミして混ぜ合わせるだけ!
3.刻んだ万能ねぎをお好みでかける。
味が薄いと思ったら、醤油をほんの少し入れると味がしまります。
また、サバは味噌煮缶でも、うまいですよ~。
お好みでコーレーグースとか、ラー油とか辛みを入れてもうまいです。