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【読書】ケモノの城

☆☆☆☆☆(本音は☆7つ)

傑作です。


ある日17歳の少女が保護された。

その少女が暮らしていた部屋からは7人のDNAが検出された。


初めは新婚夫婦のようなラブラブカップルから始まる。

そこへ、彼女の実の父がひょっこりと現れ居候する。

苛立つ彼氏とお父ちゃんを庇う彼女。

彼女のお父さんへ言いたいことを考えている彼氏が心の中で、そりゃエッチはたくさんしたけどさ、って表現がまたかわいい。


本筋はある古いアパートで起きた殺人事件とそれを巡る人々。

17歳の少女と30代?女性が生き残り。

それぞれの証言を元に事件究明を図る。

読書アカウントさんで読みにくい作品と紹介されていたので、読み終われるか?とやや不安だったのですが、読むのが遅い私にしては最速かもしれない。

表現が残虐で、でも目を出せなくて読み進めたいと思う作品でした。

衝撃的な出会いであったストロベリーナイトを思い出す作品。

内容は殺人事件だとしても、とにかく残虐です。

死体を解体して遺棄するあたりの表現は寒気が走ります。

そして、事件の真相は闇に包まれたまま。

最後に出てきた女性は例の彼女なのか。

お父ちゃんはどこに消えたのか。


本当に面白かった。

さすが、誉田哲也先生の作品。

、、、続きが読みたい!!!

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