【読書】ヒトリシズカ
ケモノの城を読んで、読んでみたいと思った作品
しかも、帯にストロベリーナイトを超える、と書いてあったら期待しちゃいます
読み始めると、、、短編集かな?
2話を読み終わって、あ、これ続いてるわ、でも誉田先生の作品にしては警察職員の身内の犯罪関与の隠蔽と殺人事件
ぬるくない?
ところが、鍵となるシズカという少女
夜にジャングルジムで銃を構えて警察官と対峙し、ひらりと姿を消す
このシーンにぞくっとしました
映画化されるなら、このシズカのオーディション受けたい(笑)
このサイコパス感
過去に遡りシズカの生い立ちへ
ろくでもない男に引っかかって若いお母さんから生まれたシズカ
そして、幼児の頃から、、、間接的に殺ってる。。。
父親から児童ポルノのために性被害も受けていたみたいで、うん、人一人殺せる性格というか人格になるよな
その一方で異母妹は可愛がり、他人の戸籍買い取り、妹さんが生きていけるように取り計らう
母性なのかな?
最後は本当に報われないです
でも、いい作品でした
読んでよかったと思える一冊でした