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野球のこと時々日々の学びや趣味等投稿していきます。 縁あって親でない人をひきとった経験…

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野球のこと時々日々の学びや趣味等投稿していきます。 縁あって親でない人をひきとった経験も少しずつ発信していきます。

最近の記事

ありがとう、岡ちゃん。ありがとう、ねこさん。

母の姉を引き取った経験の記事を書いておりましたが、辛かった経験を書くのがしんどく、思い出すことでメンタルに支障が出そうなので、しばらくは野球の記事にしようかと考えています。 そういえば、昨年の9/19に20年ぶりにベルドへ行き、翌日帰りの特急の中できむさんの引退試合を観ました。 今年の獅子活は3月のOB戦と6月の京セラのみ、2戦とも負けなし。 OB戦はどっちが勝ってもライオンズの勝ちですから😂 とりあえず昨年より連勝は続いています。 さて、世間はオオタニサンフィーバー真っ

    • 平野紫耀様に助けていただいた話。

      昨日の夕方、少し日が陰ったので、家の周りの草むしりをしていました。 そこへお隣さんのお婆ちゃん登場。 普段は挨拶程度なのですが、昼間は1人でお留守番をしていらっしゃるそうで、お歳は84歳、少し前に娘さん夫婦と同居のため引っ越して来られた、昼間はお留守番をされている、など穏やかに話されました。 洗濯物を干されたりしてるのもよくお見かけするし、タカコさんのこと思えば、かなりしっかりされてほがらかな印象の方でした。 タカコさんは部屋の照明もテレビもつけず薄暗い部屋でうつむいて座って

      • 親でない人をひきとった話。 第6話

        2021年3月下旬。 私は心身ともにボロボロになっていました。 大阪時代のケアマネさんに状況を説明しても、何も知らないと言われるばかり。 毎日タカコさんを先に入浴させた後、タカコさんの洗濯物を洗濯機に入れ、浴室と脱衣所兼洗面所とトイレを換気後掃除をするのが必須になりました。 臭いがきついのである程度喚起できないと掃除はできません。 掃除をしてもしてもどこからか便臭がすると思ったらトイレのスリッパの裏にくっついていたり、便を触った手でトイレットペーパーやらあちこち触っていたり。

        • 親でない人をひきとった話。 第5話

          2021年3月13日夕方。 コロナ禍真っ只中で、職場で肩身の狭い思いをしながらタカコさんのマンションに向かいました。 ちょうどヘルパーのナカノさんが最後の挨拶に来てくださっていてご挨拶。 案の定、タカコさんは業者さんがやってくれるから、といつものように座り込んだままで、出発までに間に合うかどうかもわからない状況。 掃除もしないといけないので近所のコーナンで掃除道具と洗剤を買ってきて、私の車に積みこむ荷物はマンションと市営駐車場を何往復もして積みました。 手間ですが、ただただ部

        ありがとう、岡ちゃん。ありがとう、ねこさん。

          SUMMER SONIC 2024 at Osaka

          ご縁あって参戦してまいりました。 初フェスでございます。 8/18AirStageのトップバッターであるNumber_iを観るために前日梅田に前乗りし、会場に向かいました。 まずアクセス。 御堂筋線は激混み予想なので阪急大阪梅田から京都線で南茨木に出て、そこからモノレールで万博公園駅まで出ました。 駅はそんなに混んでる感じはしなかったのですが、外を見るなり げっ! チケットをリストバンドに引き換えるための列で駐車場が灼熱地獄の中、大フィーバーしておりました。 駅を出てからリ

          SUMMER SONIC 2024 at Osaka

          親でない人をひきとった話。 第4話

          後日ケアマネさんより電話がありました。 どうしてもタカコさんの住まいが決まらないので私の和歌山の自宅で引き取ってもらえないかとの内容でした。 私の自宅は両親が亡くなってから相続した一軒家で、正直私1人には広すぎる物件。 当時職場からはコロナ禍の理由で県外に出てはいけない、県外の人と接触してはいけないとのお達しが出ていました。 もしタカコさんがそのまま大阪に居続けても何かあったら駆けつけるのはかなり難しいです。 母がよく口にしていた、「子供がいないから大事にしてあげてほしい」と

          親でない人をひきとった話。 第4話

          親でない人をひきとった話。 第3話

          1995年8月、ヒサオさんが入院していたことがわかりました。 当時ヒサオさんは某鉄道会社の社員で瓦礫撤去の作業等に関わっており、熱中症で救急搬送され、一命は取り留めたものの脳に後遺症が残り、目で意思表示はできるものの会話ができなくなり、亡くなるまで25年間寝たきりでした。 タカコさんはヒサオさんを施設に入れたりすることなく、週に何度かナカノさんというヘルパーさんのお力を借りながら在宅でお世話をしていました。 私は母が亡くなる前に、タカコさんとヒサオさんには子供がいないから大事

          親でない人をひきとった話。 第3話

          親でない人をひきとった話。 第2話

          タカコさん本人や母から聞いた話以外ほぼ手がかりがないので、それを元に綴っていこうと思います。 この話を届けたい人もおりますのでフルネームとはいかなくとも誹謗中傷と解釈されないよう気をつけながら適度に名前を出して、少しでも届けばと思っております。 タカコさんは昔、私の祖母と満州から引き上げてきた後、紀伊半島の最南端にある串本という町で暮らしていました。 後に祖母は祖父と結婚し、2人の長女である私の母が誕生します。 祖母は1人、祖父は3人の子連れだったため、私の母は5人家族の末っ

          親でない人をひきとった話。 第2話

          親でない人をひきとった話。 第1話

          前書き この記事をお読みいただいている皆様は親ではない方と同居生活をされたことがありますでしょうか? 1999年5月8日に亡くなった私の母にはタカコさんという親子ぐらい歳の離れた姉がいました。 姉といっても複雑な関係だったようです。 両親(私から見て祖父母)が連れ子の再婚同士で、祖父の連れ子が3人、祖母の連れ子はタカコさん。 私の母は祖父母の間の長女として現在の和歌山県串本町に生まれました。 私が幼い頃、タカコさんは夫のヒサオさんと2人で大阪の西中島南方の線路沿いに暮らして

          親でない人をひきとった話。 第1話