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ハンドメイド作家は納品書の発行が必要?無料テンプレートも紹介!
こんにちは、CAT+v編集部です!
ハンドメイド作品を購入していただいたお客様に作品を発送するとき、納品書を一緒に発行することで、万が一不備があったときの証明になります。
「納品書は販売サイトのテンプレートを利用しているけれど、シンプルすぎる」という不満を抱いている方も少なくないのでは?
今回は、納品書についての解説と、発行するメリット、無料で使えるおしゃれなテンプレートもご紹介します。
ブランディングにこだわっている方、はじめて納品書を発行する方はぜひ参考にしてみてください。
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納品書とは
納品書とは、商品やサービスを納品する際に、納品した証明になる書類のことです。
具体的には「いつ・なにを・いくつ・いくら分・どこへ」納品したのかを証明するもので、納品物と併せて取引先に発行します。
ハンドメイド作品をインターネット販売している作家様は、作品をお客様に発送する際に納品書を発行し、作品と併せて発送します。
委託販売の場合は、ハンドメイド作品を委託販売しているお店に発行する書類です。
宅配や郵送の場合は作品の発送時に同封、直接納品する場合は、納品時に持参するようにしましょう。
納品書と領収書との違い
納品書と領収書の区別が明確ではない方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、納品書と領収書では、証明するものが異なります。
納品書は、商品を納品したことを証明する書類です。
一方、領収書は、代金の受け渡しを証明する書類のことです。
証明するものが異なるため、用途に合わせて使い分けましょう。
納品書を発行する義務はない
ハンドメイド作家様だけではなく、すべての企業に納品書を発行する義務はありません。
楽天やAmazonなどの大手通販サイトでも、納品書を同封していないショップが増加しています。
購入履歴がオンライン上で確認できるため、ペーパーレス化などの業務効率化のために削減しているのでしょう。
納品書を発行する3つのメリット
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ハンドメイド作家様も納品書を発行する義務はありませんが、発行することで得られる3つのメリットがあります。
安心感・信頼感を与えられる
リピート購入が見込める
ブランディングにつながる
納品書を発行するだけで、なぜこのようなメリットを得られるのでしょうか。
それぞれ解説します。
安心感・信頼感を与えられる
納品書には、屋号やブランドの名称だけではなく、不備があった際に対応できるように、連絡先などを記載することが一般的です。
たとえ、レンタルオフィスなど実際の個人情報ではなくても、こうした情報がしっかり記載されていることで、購入者であるお客様は「しっかりした販売元」と安心し、信頼感につながります。
また、複数の商品を購入した場合、購入した作品の数量などをしっかりチェックすることができるため、わかりやすい納品書があれば喜ばれるでしょう。
納品書には発行の義務がないため、手書きでも法律上などの問題はありませんが、印刷物を使用することをおすすめします。
納品書で印刷物をおすすめする理由は3つあります。
書き換えが効かない
わかりやすく読みやすい
誠意が伝わる
とはいえ、どんなことを記載したらいいかわからない方も少なくないでしょう。
本記事では、無料で使用できるテンプレートをご紹介しておりますので、ぜひご活用ください。
リピート購入が見込める
顔が見えない取引であるインターネット販売において、購入の決め手になるのは作品の魅力だけではありません。
購入した作品が無事に届くか、万が一、不備があった場合には対応してもらえるのか、購入するお客様は作品が手元に届くまで不安を抱えています。
そんなとき、納品書があることで「しっかりした販売元」という安心感と信頼感を獲得できれば、リピート購入が見込めるかもしれません。
信頼感を失うことは簡単ですが、獲得することは難しいものです。
少ない手間で信頼感を手に入れられる納品書。
ぜひ発行することをおすすめします。
ブランディングにつながる
納品書のように「ちゃんとした書類」があることで、ブランディングの格上げにつながります。
本格的なブランドであることをイメージ付けすることができるので、ブランディングに注力している作家様はぜひ納品書のデザインにもこだわって発行するようにしましょう。
WordやExcelで自作することもできますが「Canva」などのデザインソフトで作成するとさらにこだわったデザインで作成することができます。
Canvaにも納品書のテンプレートがありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
一部の画像素材などは有料会員のみの使用になりますが、無料でもたくさんのテンプレートや素材が使用できます。
納品書に記載することが推奨されている5つの項目
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納品書は発行する義務がないので、記載項目にも強制的な決まりはありません。
自由に作成してもいいとはいっても、推奨されている記載項目があります。
①書類作成者の氏名または名称
②取引年月日
③取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
④税率ごとに区分して合計した税込対価の額
⑤書類の交付を受ける事業者の氏名または名称
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6625.htm
難しく感じてしまうかもしれませんが、基本的には「いつ・なにを・いくつ・いくら分・どこへ」納品したのかを記載すれば納品書になります。
受け取ったお客様がわかりやすいように記載することも大切です。
ショップ名が読みにくい場合は読み方を添えたり、ショップURLと併せてQRコードを載せたり、少しの工夫でお客様に寄り添った納品書を制作できます。
納品した作品名の横に販売ページの写真を載せるのもいいかもしれませんね。
【無料】こだわり派におすすめ!納品書テンプレート
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「さぁ、納品書を発行してみよう」と思い立っても、何を記載したらいいかわからない、どんな書式で作成したらいいかわからない、という方はテンプレートを使用することをおすすめします。
ハンドメイド作家様は作品だけではなく梱包などもこだわっている方が少なくないと思いますので、せっかくなら納品書のデザインもこだわるといいでしょう。
デザインにこだわって作成することで、ブランディングの向上にもつながります。
クラウド請求書作成サービス「MISOCA(ミソカ)」では、納品書の作成にも対応しています。
無料で使用できる納品書のテンプレートは80種類以上!
おしゃれで可愛いテンプレートをExcel形式でダウンロードできますよ(PCからのアクセス推奨)。
ダウンロードした納品書のテンプレートに必要事項などを記載し、印刷、発送する作品と一緒にお客様へ送付すれば納品書の発行は完了!
PCとプリンターがご自宅にある方はぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
ハンドメイド作家様が納品書を発行するメリットをご紹介しました。
納品書を発行するというひと手間で、信頼やブランディングの向上につながります。
作成に不安がある方は、テンプレ―トを活用しましょう。
おしゃれで可愛い納品書を作成したい方は「MISOCA(ミソカ)」の無料テンプレ―トがおすすめです。
デザインにもっとこだわりたい!という方は「Canva」のテンプレートも覗いてみてくださいね。
ぜひ納品書にもこだわって作成し、リピート購入やブランディングの向上にお役立てください。
そもそもブランディングについて考えていなかった、という方は、当アカウントが運営するメンバーシップのご利用を検討してみてください。
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ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
また別の記事でお会いできますと幸いです。
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