しろさめ原画展示 『原画×複製原画』
ネコノデコの記念すべき第1回企画展示として、しろさめの原画展を開催しています! 期間は2024.12.04(水)- 12.26(木)
「ネコノデコってなんですか?」という方はこちらの記事をぜひ!
展示するのは販売中の複製原画12点全ての原画
画面では伝わりにくい、原画の繊細な筆と鉛筆のタッチやニュアンスを、ぜひこの機会にじっくりとご覧ください。
しろさめが精魂込めて描いている様子がわかる、作品ごとのメイキング動画も制作しています。筆や鉛筆のストロークを観ていると・・・ついつい息を止めてしまいます。
イラストレーターしろさめ
しろさめは学生時代、SNSに投稿したイラストが大きな注目を集め、在学中に出版社2社から著書の刊行が決定。卒業後はイラストレーターとしての道を歩みはじめました。動物と人が共存する日常風景を描いた作品は、『涙が止まらない』『胸に沁みる』『癒やされた』と多くの共感を呼び続けています。
先日しろさめのインタビュー記事を公開しました。
ちょっと読み応えがあり過ぎるボリュームですが、しろさめがなぜ「動物と人の日常風景を描いているか?」を深くご理解いただけると思います。
そしてなぜ彼女の絵が、みんながどこかにそっと仕舞い込んでしまった感情を呼び起こすのか。そしてその感情を柔らかい光で温めるのか、も。
原画の見どころ
はじめて原画を目にした方がまず驚くのは、その「意外な小ささ」ではないでしょうか。「想像よりも小さい=大きく見える絵」という感覚は、まるでフェルメールやモナ・リザの原画を初めて観たときの感覚、といえば引き合いに出したのが巨匠すぎたかもしれませんが、それくらい印象的なのです。
しろさめの絵は、PC画面やメイキング動画では大きく見えることが多いですが、実際の原画は「サムホールサイズ」というA5に近い小さな紙に描かれています。
先に埋め込んだメイキング動画をご覧いただければわかるのですが、この限られた空間に、2週間近く筆を入れ続けることで濃密な空気感が産まれているといいましょうか。
「気配」「感情」「湿度」のような空気がこの小さなフレームに閉じ込められているのです。
原画でしろさめの筆の跡を辿りながら、彼女が絵に込めた物語に思いを馳せてみてください。
複製原画にも注目を!
私たちが「原画と遜色ない」と繰り返し表現している複製原画の再現性の高さは、minamo printさんの色へのこだわりと卓越した技術によるもの。原画と複製原画を横に並べながら、その完成度をぜひご確認ください。
minamo printさんの何がすごいか?はこちらの記事で!
さらに、複製原画の完成に至るまでに試行錯誤を重ねた初期の「複製原画と呼べなかった」プリントもひっそり展示しています。
ただし誤解していただきたくないのは、この失敗はネットプリントの業者さんのクオリティが低いということをアピールしたいわけではないのです。それどころか、私達がはじめにオーダーしたジークレープリンとの業者さんが、注意深く(データとプリンター間の)色をコントロールしているのは知っていましたから。
何が足りなかったといえば、それはしろさめ含めた我々の「カラーマネジメントされた環境での入稿データづくり」なのです。(これ以上ご説明するとかなり長くなってしまうので割愛します)
しろさめの複製原画はサイズも色も原画に忠実に作られており、私達が胸を張って「これが複製原画です」と言えるクオリティです。
原画は販売していませんが、プリントは単体でも販売しているほか、額も3種類からお選びいただけます。
店頭限定の額装済みプリントと割引
会場では、本企画のためにウッドフレームに額装した複製原画を各作品1点ずつご用意しています。これらは先着順でお持ち帰りいただけますので、気になる方はお早めにどうぞ。
店頭でのご購入でも、もちろんしろさめのサンクスレターという名のミニ原画もお付けします!
ネコノデコでは、しろさめの複製原画に限らず店頭で購入し、お持ち帰りいただくお客様に梱包&送料相当分をディスカウントします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております!