チップスターのLサイズと同じくらい?モデルのように足が長い猫ちゃん、その美脚に見惚れてしまう人が続出
猫の中には足が短い子もいれば、スラリとした長い足を持つ猫ちゃんもいます。
先日SNSのXでも、足の長い猫ちゃんが話題になったばかり。その写真には2万を超える”いいね”が集まるなど大きな反響を呼んでいます。
きょとんとした表情でこちらを見つめる一匹の猫ちゃん。先ほどまで寝ていたのでしょうか、少し背中を丸めたまま伸びをするような格好をしていて、顔には寝起き特有のぼんやりとした雰囲気が漂っています。
しかし、その体はかなりのスレンダーボディで、モデルさんのような立ち姿。スッと伸びた足は猫とは思えないほど長く、横に置かれたチップスターの箱と拮抗していることが分かります。
チップスターのLサイズと言えば、スナック菓子のパッケージ界隈ではトップレベルの高さを誇り、縦の長さは23cmほどもあると言われていますが、猫ちゃんの足の長さはそれと同等レベル。この空き箱に両足を入れたらぴったりなサイズ感で、さぞかし可愛いに違いない……そんな妄想を掻き立てられる一枚です。
写真を撮影した飼い主さんはこの時、パソコンを開いて映画を流しながらデスクワークをしていた最中。そして、不意に視線を上げると目に飛び込んできたのが、愛猫が立ったまま伸びをしている姿。チップスターと同じくらいまで伸びた足の長さに感心して、思わず写真を撮影したのだと言います。
猫が伸びをする時の姿勢は、寝転んだりお尻を高く上げたりとさまざまですが、今回のように4つ足で立ったままするのが最も自然に足が長く見えるスタイル。伸びをしていなければお腹の位置が下がってきてしまうため、こんなに足が長く見えることはなかったでしょう。
このままずっと眺めていたくなるほど優雅な佇まいですが、猫ちゃんが足長ポーズを披露していたのはわずか数秒間の出来事。ぐぐっと伸びをした後はテーブルから降りて何処かへ行ってしまったのだとか。
この猫は「きなり」ちゃんという女の子。
いつもクールな表情をしているけれど、よくおねだりをしたりスリスリしてくる甘えん坊な性格の猫ちゃん。飼い主さんのお家にやって来たのは、先住猫のある行動がきっかけでした。
以前、20年もの長い間一緒に暮らした猫が亡くなってしまい、とても落ち込んでいた時期があった飼い主さん。それから数年が経ち、猫のいない生活が寂しく感じるようになったことから、保護猫の「くうすけ」君という男の子を引き取ることにしたのだそう。
しかし、くうすけ君は噛み癖がひどく、なにをしても直らなかったため飼い主さんは困り果てていました。そんな時、「もう1匹猫がいると互いに教育し合って良い影響を及ぼすことがある」との話を耳にしたことから、新たに迎え入れたのが同じく保護猫だった「きなり」ちゃん。
事態が好転するかは不透明な状況でしたが、飼い主さんの期待通りくうすけ君の噛み癖はあっという間に直り、きなりちゃんをとても可愛がるようになったそうです。そして今でも2匹はとても仲良しで、いつも寄り添い合ったり毛づくろいをし合ったりしているのだとか。
今回インタビューに応じてくれたのは、ぬいぐるみデザイナーの「せこなお(sekonao.net)」さん。キャラクターやぬいぐるみの企画、デザイン、制作などを手掛ける傍ら、作家としてオリジナルぬいぐるみブランド「mokemono」の作品づくりも行っています。
そんな「せこなお」さん。インタビューの最後に猫たちへの思いを聞いてみると、「猫がいるおかげで家の中が楽しく明るいです。家族みんな猫たちを可愛がっており、寝る時は争うように自分の布団に誘い、『今こんな可愛い格好をしてるから見て』と呼び合ったり写真を撮って送り合ったりしています。私にとっても家族にとってもなくてはならない存在なので、できるだけ長生きしてほしいですね。」愛情たっぷりのコメントを寄せてくれました。
取材協力:せこなお(@sekonao)さん
記事転載元:https://cat-press.com/cat-news/chipstar-cat