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まるで猫神様がニャルソックしているみたい!石灯籠の中に鎮座する猫ちゃんの姿が神々しい

お寺や日本式の庭などにある伝統的な照明器具といえば石造りの灯籠(とうろう)。

古風な意匠で周囲に落ち着いた雰囲気をもたらしますが、その上部には明かりを灯すための穴が空いていて、ある動物にとってはここが休憩場所になってしまうこともあるようです。

茶トラ猫のとらじ君は、自宅の庭にある石灯籠に入り込むのが好きな猫ちゃん。つい先日も、穴の中にすっぽりと体を入れたまま、のんびり風景を眺めている姿を目撃されてしまいました。

実際の写真(提供:飼い主さん)

高さが1.5mくらいあるという大きな石灯籠。

その穴は猫ちゃんの体を包み込むのに十分なサイズ感で、顔と両手をちょこんと出している姿は、猫ハウスに入り込んでリラックスしているようでもあり、侵入者がいないか監視するためにニャルソックをしているようでもあります。

また、石灯籠の重厚感あふれる存在感と、和の風情が感じられる装飾、猫のミステリアスな瞳が混じり合って、神秘的な雰囲気が漂ってくるかのような光景です。

拝みたくなりそうなお姿

この写真を飼い主さんがSNSのXに投稿したところ、2.4万件を超える”いいね”が付くほどの大反響。写真を見たユーザーからは「シンデレラフィット」「神の遣い」「カッチョいい」「目もステキ」「ねこ神」など、たくさんのメッセージが寄せられて注目を集めています。

とらじ君は現在7歳の男の子で、今から7年ほど前に市役所で保護されているところを、飼い主さんに引き取られる形でお家にやって来た猫ちゃん。とてもおっとりした性格で、普段は家の中や庭でのんびりと過ごしていることが多いのだそう。

塀瓦もサマになるニャ

お庭に置かれている石灯籠の穴に初めて入ったのは、お家に来てから2〜3年経った頃のこと。

荘厳な石灯籠に猫がフィットしたあまりの神々しさに、思わず写真を撮ってしまったという飼い主さん。その様子をSNSで公開すると、フォロワーの人々からは大きな反響が寄せられ『猫神様』と呼ばれて親しまれているのだとか。

とは言え、毎日入っているという訳ではありません。

石灯籠の中に入るのは1週間に1回くらいのペースで、その動機について「材質が石なので冷たくて気持ちいのと、狭いところが好きなので過ごしやすいのかなと思います。」と飼い主さんは推測。この日は15分ほど石灯籠の中に入ったまま、庭や景色を眺めたりしてゆっくりと過ごした後、満足したのか家の中へ戻って行ったのだとか。

そんなとらじ君は、飼い主さんにとって大切な家族のような存在。

お家の中も大好き

その魅力について聞いてみると「猫はツンデレな時もありますが、いつも心を癒してくれたり、その仕草や佇まいには心を穏やかにしてくれる力があると思います。」と語る一方で、「近年、保護猫をはじめとする、保護動物に関する問題が取り沙汰されていますが、ぜひ保護猫の魅力や保護猫を取り巻く問題について知っていただきたいです。」と、保護猫への思いについても語ってくれました。

とらじ君がお家やお庭で過ごしている何気ない日常風景は、SNSのXやInstagram(@neko_oden)などでたくさん公開されています。


取材協力:ねこおでん(@neko_oden123)さん
記事転載元:https://cat-press.com/cat-news/toro-toraji

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