スーパー温泉で再び。

夏に何十年ぶりかの海水浴に行き、そのあとスーパー銭湯なるものに立ち寄って、1日過ごす経験をしてしまってから、すっかりスーパー銭湯に行くのが好きになってしまった。

この間も一度、地元の駅から二つ先に、無料送迎バスで行けるスーパー銭湯があることを知り、早速旦那さんと出かけた。露天風呂なんか、青空と風を感じて裸になって開放的になれるのが好きなんだなぁ。

あとは昼も夜もそこのレストランで食べたり、リクライニングスペースで読みたかった漫画を読んだり、途中でスムージーやアイスクリームを食べたり。合間にまた温泉に入ったり、のんびり家事からも解放されて過ごせるのも良い。

漫画では、主人公の暗殺者としての強さと天然なところのギャップ、絵の表情の上手さ、今やってるアニメの声優さんの関西弁の声色の凄さ、それにはまって好きになった『ザ・ファブル』。ヤクザや暗殺者とかダークな世界なんだけど、そこまでグロくないから読めるし、何より絵が上手い。

そして頭の中で関西弁のセリフの言い回しが心地好く鳴る。生粋の関西人じゃないけど、子供のときから暮らしてきて、自然と関西弁に馴染んでるし使う。漫画のセリフやアニメの実際の発声を聞くと、関西弁は一種の音楽みたいに聞こえてくる。イントネーションも声色もリズムも、それが楽しい。

あと何冊か気になっていた漫画を読めたけど、婚活中に刺さるわ~と思いながら読んでた『東京タラレバ娘』。そのパート2が出ていて、結婚した今ではあまり刺さらないかなーと思いつつ手に取ると、何というか、結婚したからこその答え合わせみたいな、ぐいぐい読んでしまった。

もっと人生の大きな意味での『夢』とは?いやいやそもそも『夢』なんて持たなくても良くない?などなど、2つの価値観が出てきて、もう帰る時間で最後まで読めず棚に戻した。また来た時にぜひ読もう。

『夢』ってなりたい職業を指すものじゃなくて、っていうテーマで、改めて自分にも置き換えてしまった。主人公の令菜ちゃん(30)が自分の『夢』を足掛かりに婚活に踏み出すんだけど、それが夢=幸せを叶えることなのかは、まだ分からない。
こういう生活をこういう場所で誰と、もしくはひとりでこうしたい、っていう夢=それぞれの幸せのかたちが、みんな違うからね。でも漫画を読んで、そうか、私の夢=幸せって、旦那さんと出会って結婚したことで叶ったかも知れないと改めて思った。

自分の大事にしている基準って、美しいか、快適か、自由か、というのはブレないんだけど、それと『夢』というのが同じなのか、どうリンクするのかは、詳しく考えたことなかった。
叶ったとして、それを叶え続けるには?もっと次の段階の夢とは?

またそのスーパー銭湯に行ったら、続きを読んでどういう展開になってるか確かめよう。

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