catlabo

北海道在住、趣味はjoggingでゆっくり街を巡ること、DIY、プログラミング、旅行です。

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マガジン

  • 雑文

    日記です。

  • 創作

    創作活動をしている方々に刺激されて何かを書こうと思っているところです

  • 読書ノート

    読書備忘録です。ネタバレにならない程度に短文でまとめまてます。本の内容よりも受けた印象を主に記録しました。

最近の記事

定年後の仕事 オンライン ティーチャー

 教員を定年退職して、読書、映画、旅行、ジム通いと気ままな生活をしていたのですが、昨年仕事が飛び込んできました。非常勤講師です。現役時代にお世話になった方からの依頼で「オンライン授業」だから何とか引き受けてほしいとのことでした。  私の街とは数百キロ離れた地方都市の私立高校で、3月中旬になってからの依頼でした。正規の教員を採用したかったが、応募者がいなかったというのが実情のようです。地方の私学は採用に苦労する時代になったんですね。  この春、一度も会ったことがない生徒たち

    • 定年後のリアル。具合が悪いのに誰も居ないからAIに愚痴る。

      Copilotに愚痴をこぼす 「罹ったかな?なんか体が重い」と感じながら、「インフルもコロナも、ワクチンを打ったから大丈夫」と油断してた。すぐに具合が悪くなって、寝たり起きたりを繰り返して一週間が経過、症状は軽くなれども全快はしない。なにもしたくない。こんなに苦しいのは2009年のインフルエンザA型にかかったとき以来だ。コロナ時期の徹底した対策で免疫記憶が消え去ったんだろうか。あー辛い。 Copilot曰く  お身体の具合が悪くなってしまったこと、本当にお気の毒です。コ

      • 教員志望者が激減

         教員の志望者が激減している。私も元教員だが、自分の子供に教職は勧めなかった。それほど割に合わない仕事だと思う。学習塾を含めた教育産業は離職率が高い。精神を病む人も多く、体を壊す人も多い。それほど過酷な仕事だ。日本においては。  「楽な仕事なんか世の中にないよ」と言われそうだが、その中でも教員はきつい。私は製造業も経験している。確かに楽とは思わないが教職ほど辛いと思ったこともない。現役の先生方を見ていると私の時代よりさらにつらい職場になっていると感じる。  部活動、保護者対

        • 息子のノマドワーク・・夏だけ北海道

          田舎の空き家に1か月  4月から息子の職場が完全にリモートワークになり、東京近郊にいる必要もなくなった。一応千葉にアパートを借りて住んでいるがこの夏、今は空き家になっている妻の実家で1か月過ごしていった。ちなみに妻の実家は函館からバスで1時間の距離に位置しており、自然環境はすばらしいが鉄道はない。函館ー札幌間の幹線からはずれているため観光客も少なく、当然流しのタクシーも走ってない。人口が減少傾向にあり、空き家をどうするか町では頭を痛めている。  夏は楽しい田舎暮らし 

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        • 読書ノート
          5本

        記事

          安倍政権の政治的演出が生み出した定義 宇宙空間も日本上空

          防災頭巾をかぶって、首に濡れタオルを巻いて地面に伏せる練習をする?   数日前に「2017年日本はなぜ北朝鮮のミサイル発射でバカ騒ぎをしたのか」という記事を書いたが、抜群のタイミングで今日2022年10月4日にJアラートが鳴り響いた。私は前回、海外にいたので初めての経験だ。電車は止まるし、学校は生徒の把握に振り回されるし大変だ。また防災頭巾をかぶって、首に濡れタオルを巻いて地面に伏せる練習をするのかな? 安倍政権の幼稚な演出が生み出した?宇宙空間も日本上空 「日本上空を

          安倍政権の政治的演出が生み出した定義 宇宙空間も日本上空

          2017年 日本は なぜ北朝鮮のミサイル発射でバカ騒ぎをしたのか

          誰が何のためにこんなアホみたいなことをやらせたのか  2017年、北朝鮮からのミサイルで日本は大騒ぎしていた。「J-アラート」は2022年現在死語になった感があるが、「TIME」アジア版2017年10月2日号が当時の様子を詳細に伝えている。  記事には防災ずきんをかぶって這いつくばる生徒たちの写真も添えられており、戦時中の竹やり訓練を彷彿させる日本の非科学的精神主義を浮き彫りにしている。当時、私はクアラルンプールに住んでおり、この記事で避難訓練の詳細を知った。「なんでこん

          2017年 日本は なぜ北朝鮮のミサイル発射でバカ騒ぎをしたのか

          天職じゃなくてもOK

          故郷に帰って鋭気を養い、いつか再び花のお江戸で  憧れて入社した自動車メーカーだったが2年目には嫌気がさしていた。大学の同じ研究室にいた4人のうち二人はすぐに会社を辞めて、私が辞めると3人目だった。私たちの指導教授は後に「私の教育が間違っていたことになる。また、就職先が減る」とずいぶん愚痴っていたそうだ。その先生の心も知らず「故郷に帰って鋭気を養い、いつか再び花のお江戸で第一線に復帰すべし」という早期退職組のアドバイスに従い、先のことも考えずさっさとやめてしまった。若気の至

          天職じゃなくてもOK

          ロシアのウクライナ侵攻 独ソ戦以来の絶滅戦争

           2月24日以来、テレビで戦争オタクの人たちがゲーム実況のようにウクライナ戦争を解説しているが「適当なことをしゃべってる」感がいっぱいで「現地に行ってないのにそんなことわからんだろう」ということも平気で話している。人がたくさん死んでる戦争を外野からながめて実況を楽しんでいるようで不愉快だ。  9月12日あたりから戦況が激変して「ウクライナ軍は戦争オタクも騙されるような奇襲をしかけた」と放送局が言い訳してるけど、戦争オタクの実況を垂れ流すのは止めるべきだ。    それはさておき

          ロシアのウクライナ侵攻 独ソ戦以来の絶滅戦争

           これは私のことだ。「コミュ障 動物性を失った人類  正しく理解し能力を引き出す 正高信男著  (ブルーバックス)」 を読む 

          自分はコミュ障だ  自分はコミュ障だ。この本を読んでそう思いました。「コミュ障」とは周囲の人とうまくコミュニケーションが取れない人、空気が読めない人のことです。どうして今までこんな本に会わなかったんだろうと思わせる一冊です。  著者の正高信男氏は京都大学霊長類研究所教授で「ケータイを持ったサル(中公新書)」「ヒトはなぜヒトをいじめるのか(ブルーバックス)」等の著書があります。  次のような特徴を持った人たちのことです 自分の主張を一方的にまくし立てるものの、周囲の発言に

           これは私のことだ。「コミュ障 動物性を失った人類  正しく理解し能力を引き出す 正高信男著  (ブルーバックス)」 を読む 

          伊達ハーフマラソンのコースで秋を楽しむ

          #ランニング記録   2019年9月25日、晴れ、気温18℃、風やや強し。走らないという選択肢はない絶好のコンディション。膝の痛みはコンプレッションパンツでごまかして、伊達ハーフマラソンのコースを下見に出かけた。ダイエットで始めたジョギングだったが、思いのほか楽しく、すっかりはまってしまった。だんだん欲が出てレースに出ようなどと無謀な計画を立てていた。  出発は9:00、レースではないから秋の風情を感じながら、ゆっくり走る。最初の3kmは街中をジョギングしながらウォームアッ

          伊達ハーフマラソンのコースで秋を楽しむ

          虐待する親たち 【#2000字のホラー】

           まさかと思いながら開いた翌日の新聞は、高校生が起こした凄惨な事件を伝えていた。彼女はブログがなかったら、私と出会うこともなかったであろう遠い地に暮らす生徒だった。

          虐待する親たち 【#2000字のホラー】

          旅行ガイドにないアジアを歩く マレーシア  高嶋伸欣・関口竜一・鈴木晶(梨の木舎)を読む            35年以上に渡るマレーシア研究の大作

          旅行ガイドにないアジアを歩く マレーシア  高嶋伸欣・関口竜一・鈴木晶(梨の木舎)  ガイドブックではない。35年以上に渡るマレーシア研究、それもオーラル・ヒストリーの研究論文だ。多くの史跡や旧跡が紹介されているが、そのほとんどはこの本なしではたどり着けないだろう。本があっても見つけることができないかもしれない。読みながら、映画『サンダカン八番娼館 望郷』で栗原小巻が墓所を探してジャングルに入っていくシーンが思い浮かんだ。    よくまあここまで深く、広く、丁寧に調べ、まと

          旅行ガイドにないアジアを歩く マレーシア  高嶋伸欣・関口竜一・鈴木晶(梨の木舎)を読む            35年以上に渡るマレーシア研究の大作

          寮生 一九七一年、函館。今野敏著(集英社)を読む            舞台は函館ラ・サール

           息子が6年間、函館ラ・サールで寮生活を送った。噂には聞いてたけど、まさに昭和である。携帯電話は持ち込み禁止、自習も義務で義務自習という言葉がある。最初は80人の大部屋暮らし、学年進行とともに小さな部屋へ移動していく。かつて自殺した生徒がいてマスコミを賑わせたことがあった。勉強も人間関係もキツイんだろうと想像する。息子が卒業した時に「よくがんばったな」と褒めたら「いろいろあったけどね」と返ってきた。ほんとうにいろいろあったんだろう。 寮生 一九七一年、函館。今野敏著(集英社

          寮生 一九七一年、函館。今野敏著(集英社)を読む            舞台は函館ラ・サール

          ロバート・キャンベルさん曰く日本の人はもっと歴史を学ぶべき      「アジア近現代史「世界史の誕生」以後の800年 岩崎郁夫著 中公新書」を読む

            反論できない。2年間マレーシアで仕事をする機会を得た。赴任して間もなくシンガポールのチャンネル・ニュース・アジア(CNA)というテレビ局が「侵略に備えよ」という趣旨の啓蒙番組を流しており、日本軍の残虐行為がしっかり映し出されていた。「やられた方は忘れない」という言葉を思い出した。シンガポールにもマレーシアにも戦争の傷跡がしっかり残っている。 「東南アジアの人々はヨーロッパの支配から解放してくれた日本に感謝している」という話があるが歴史は正しく読みたい。アジア近現代史(岩

          ロバート・キャンベルさん曰く日本の人はもっと歴史を学ぶべき      「アジア近現代史「世界史の誕生」以後の800年 岩崎郁夫著 中公新書」を読む

          殉教者として惨殺された男と、惚れた女に毒殺された男の青春小説       王国への道ー山田長政 遠藤周作著 (新潮文庫)

           昨日4回目のコロナワクチン接種を終えた。腕が痛いし、熱っぽいし、体の節々も痛い。この先何回この苦痛を経験しなければいけないのだろう。生きていくことがだんだん大変になってきた。軽症者が結構死んでるというニュースがある。  ほんとに死ぬかもしれない。コロナじゃなくても射殺された人もいるし。自分は悪人じゃないと思っていても死は突然やってくるかもしれない。 王国への道ー山田長政 遠藤周作著 (新潮文庫)は二人の男が生きて死ぬ物語だ。一人は善人だが殉教者としてむごい殺され方をする

          殉教者として惨殺された男と、惚れた女に毒殺された男の青春小説       王国への道ー山田長政 遠藤周作著 (新潮文庫)