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【イタリアひとり旅】8日目。ブラーノ島、ムラーノ島。どっちがどっち?

2023年10月。円安物価高の世の中ですが、20代も残りわずか、ということで強行しました、イタリア旅行!

人生初のヨーロッパ。一人海外は数年ぶり。英語が得意ではないので、ドキドキのひとり旅です。

今回の日程は10日間。ローマ4日間→フィレンツェ3日間→ヴェネツィア4日間。

航空券、鉄道、宿、すべて個人手配なので、好きに予定を組んでみました。その記録をゆるゆると、書いていきます。

1日目の記事はこちら。

前日の記事はこちら。


ガラス細工が有名な、ムラーノ島。

丸一日観光できるのは、最後の日になりました。今日は朝から、ヴェネツィア周辺の、ムラーノ島とブラーノ島に向かいます。

時刻は8時。晴れ。観光日和です。ホテルから、ムラーノ島行のヴァボレットの停留所までは、歩いて30分ほどです。のんびり向かいます。

飛行機雲。

停留所は、メインの観光地から少し離れていたので、どんどん住宅が多いエリアを進みます。

しばらく歩くと、広い港に出ました。朝日が眩しいです…。

朝日。

港から乗船して、ムラーノ島に向かいました。約20分の船旅です。

時刻表。右上の F.te Nove がここの停留所名。

着きました!ムラーノ島(Murano)。こちらはガラス細工が有名な島、ということで、あちこちにガラスが展示されていました。

ムラーノ島。
ガラスのドラゴン。かっこいい。

ヴェネツィアの本島との違いは、水路の横に道があることでしょうか。すぐ建物ではなく、道になっている場所が多いようです。

島に入って一番最初に渡った橋から。

ここには、ヴェネツィアンガラスの美術館がありました。特に入る予定ではなかったのですが、時間もあったので、少し入ってみました。

オープン前だったので、開くのを待っている人が数名いました。

中の写真は、撮っていいのかわからなかったので、ありません。笑 説明も英語とイタリア語で、なかなか難しかったのですが、どうやら時代によって、作られてきたガラスの模様が異なるらしいです。

人も多くなく、ゆっくり見ることができました。

時刻は11時。お昼はこの後向かう、ブラーノ島で食べようと思っていたので、先にジェラートタイムです。

Muranoとロゴが入ったビスケット付き。かわいい。

写真を撮っていたら、お店の方が、ロゴが見えるように回してくださいました。優しい。

さて、せっかくならガラス製品が欲しいので、少しお店を見て回ります。

店番のワンちゃんと、自分の影。

ただ、日本まで飛行機なので、割れないように気を付けて運べるものにしなくてはいけません。なかなか難しいです。

悩みに悩んで、黄色いガラスの、小さなコップにしました。

小さい黄色いコップ。上はポストカード。右のレースの蝶は、次の島で購入したもの。

少しガラスが厚めだったので、割れずに持って帰ることができました。日本酒が好きなので、これで日本酒を飲もうと思います。

無事お買い物もできたので、ブラーノ島(Burano)に向かいます。

停留所に向かったのですが、どうやら一部工事中のようです。

工事の案内。

少し不安でしたが、待っていると水上バスがやってきました。係の人が「ブラーノ、ブラーノ」と声をかけていたので、この船で大丈夫のようです。


カラフルな島、ブラーノ島。

到着しました、ブラーノ島です!レース編みとカラフルな建物が有名な島だそうです。

色鮮やかな建物ばかり。

ゆっくり見て回りたいのですが、お腹がそろそろ限界なので、先に急いでご飯屋さんに向かいます。

事前に行きたいお店の目星をつけていたので、探して入店です。やけに人がいないな、と思ったら、お店の人が話しかけてきました。

支払いは現金だけだけどいい?機械が壊れている。

なるほど、、、手持ちの現金は、あまりないのでカードが使えないお店は危険と判断し、退店しました。

他に目星をつけていたお店に向かいます。こちらのお店はカードが使えるようで、一安心です。

ランチ恒例の、パスタを頼みました。ここに来たら海鮮のパスタを頼むべきとあちこちのサイトで見かけたので、海鮮トマトパスタです。

ムール貝の存在感。

最高においしかったです。伝票のケースも素敵で、思わず写真を撮ってしまいました。

伝票を挟めるやつ。

お腹も満たされたので、ゆっくり島を見て回ります。

水路に面していない、住宅地。
黒猫ちゃん。

同じような形の建物が、色違いでいっぱい並んでいて、とてもかわいいです。写真を撮って、いっぱい歩いていたら、さすがに疲れてきました。

最後に、レース編みのものが欲しかったので、お店で購入。そこの店員さんが中々圧が強くて、退店するのが大変でした。笑

満足したのでぼちぼち、本島に帰ります。ムラーノ島からは40分くらいでしたので、ここからは1時間です。船を間違えずに、帰りましょう。


最後の夜、ようやくバーカロに行く。

無事、本島に帰ってきました。道を歩くのも、だいぶ慣れてきました。

明日は午後の便で、日本に帰国予定なので、まずはバス停の下見に行きました。

明日乗るバス。M.POLP 行き。

M.POLO = マルコポーロ空港行きのバスです。チケットはネットで購入できるみたいなので、今日の夜のうちに買っておきましょう。

まだ少し明るいので、少しその辺をふらふらしつつ、夕方になったらバーカロに行ってみようと思います。

実はヴェネツィアでやりたいこととして、バーカロに行く、も掲げていました。日本ではよく立ち飲みに行っているので、ヴェネツィアにもその文化があるなら、ぜひ体験してみたい、と思っていました。

ただ、ハードルが高く、行けていませんでした。初日、ヴェネツィアに着いてすぐ、少し覗いてみたのですが、人がいっぱいいる外国の酒場に入るのは、勇気がなく…。

日本で飲んでいると、たまにフラっと外国のお客さんが入ってきます。彼らはすごいですね。

夕方の少し早い時間ならば、人も少なく入れるのではないか、と思い、早めの時間にチャレンジです。

気になっていたお店を覗くと、お客さんは一組だけ。店員さんは若い女性。ということで、突撃しました。

白ワイン。バッカラのフライ。ホタテのクリーム煮。

念願のバーカロです…!そしてこちらのワインがすごーーーーく美味しかったです。トスカーナのどこかで作っているワインらしいのですが、名前まで覚えられませんでした。

ワインは量り売りらしく、樽から空き瓶に注いでくれました。3/4本、1/2本、1/4本、と瓶のサイズを選べたので、おひとりさまにも優しいです。

サイズ見本があるのは、ありがたい。

1/4本でお願いしたのですが、500円以下だったと思います。お手軽。

そしておつまみは、バッカラのフライと、ホタテのクリーム煮です。

バッカラも食べてみたいと思っていた食品の一つで、念願かなって食べることができました。バッカラ=塩漬けされた干した鱈(タラ)。昔本で読んだことがあり、ずっと気になっていました。食べられて大満足です。

ショーウインドウにいっぱい並んでいるの、わくわくします。

あまり長居する場所ではない、とネットで見たので、サクッと飲んで、サクッと退店です。

一人で飲んでいたら、隣で飲んでいたご夫婦に話しかけられたのですが、うまく聞き取れずきょとんとしていたところ、ボディーランゲージで、それさっき食べたよ、美味しかったよ、と伝えてくれました。

やっぱり言語の壁は、なかなか厚いです。それでも皆さん温かい人ばかりで、世の中怖い人だけじゃないなぁと、心が温かくなりました。

本当であれば、別のバーカロに行って、はしごしてみたかったのですが、1件行っただけで、エネルギーを使い果たしてしまいました…。めちゃめちゃ緊張していたようです。笑

ということで、最後の夜ごはんは、テイクアウトしたパスタです。

もちもちのパスタ。

初日と違うお店で、クリーム系のパスタにしました。満足です。

最後の夜ということで、しっかり夜景も楽しみつつ、ホテルに戻りました。

やっぱり見ちゃう、リアルト橋。

明日の空港行のバスの予約もして、荷物もある程度詰めて、準備ばっちりです。

名残惜しいですが、日本に帰ります。やり残したことはなく、満足でした。そろそろ、白米や醤油が恋しくはなってきたので、ちょうどいい日数だったかもしれません。

明日は朝から少しお散歩して、チェックアウトをしたら、空港に向かいます。

翌日の記事はこちら。最終日です。


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