今夜も西の空に輝く君に 願い事を両手に込めよう 届かないと思いながらも 背伸びをして手を伸ばす どうか僕の願いを叶えて 西の空で微笑む小さな君 僕を見守ってくれている 子供の頃は知らなかった 僕のこのちっぽけな願い 君だけに届いて欲しいと 西の空を見上げて祈った ただそれだけなんです 厚い雲が君を隠していて 僕は君を見失ったんです 光が僕に届かないならば 僕が君の光になればいい どうか僕の願いを叶えて 貪欲な願いかもしれない 僕を見下ろしているんだ 子供の頃は知らなか
何でも出来ると思った10代 今の私に出来ることは何? 右も左も理解(わ)からない子供 ただただがむしゃらな毎日 過ぎさった86400のページ 初めて恋を覚えた淡い記憶 初めて夢を覚えた募る記憶 その全てが315360000に宿る 無茶だけで乗り切った20代 今の私が出来ることは何? 空に翔び出した大きな子供 スマホに追われ続ける毎日 過ぎさった86400のカケラ 初めて人を愛した辛い記憶 初めて心を砕いた逸る記憶 その全てが315360000に集く 私だけが同じ1でも
今まで経験したことない これからも知ることない きのうの私は思っていた まるで言い聞かせる様に 人は生まれた時は綺麗だけど 生きていくうちに汚くなるの この世に綺麗な人間はいない ただ、受け入れられないだけ きのうまでの私にありがとう おかげで今日の私がいるから 明日の私からすれば 今日の私は綺麗なんだね だから その全てを受け入れよう 自己中に生きる事こそが 1番私らしくいれるから
聴き飽きたよ、キミの悪口 口を開けば出てくるコトバ いつもは聞き流してたけど もうワタシも限界なんだよ たまにワタシも注意したよ だけどヒトは簡単じゃない 簡単には変われないようだ キミが傷付いていようとも 久しぶりに会ったキミは 昔と何ら変わらなかった キミの悪口は変わらない 変わったのは多分ワタシ どうやらヒトは変われる ワタシはオトナになった つまらないオトナになった けどワタシは満足している たとえ悪く言われようとも それが今のワタシだから
心が壊れてしまう前に思う 好きなコトばかりの人生は 本当の意味で退屈でしたね まだ遅くないと思うのなら 勇気持って前に踏み出そう 雨が降るたびに思い出すのは 小猫の鳴き声と傘持つあなた 遠くで見つめる、それだけで 私の心は癒やされていたんだ 心にできた小さな傷痕に 止めどなく溢れ出る想い出 ギュッと強く抱きしめて 本当は忘れたいだけだよ あなたが許してくれるなら 私は前に踏み出せるから それでも挑戦する私を 遠くで見守っていてね あなたの優しさだけが 今でも私の精神安定
眠れない夜を後何回過ごしたら 満足のいく明日を迎えられるの 数えきれない夢を見続けたって 私は今日も明日を待ち続けるわ 何度も何度も同じ夢見て 何度も何度もうなされて あなたに助けて欲しいだけなの あなたの部屋に初めて行った 知らない女がドアから現れた 光る刃があなたの胸を貫いた 暖かな飛沫が私を包みました 煙草染み付いた天井見つめたら 屋根を伝う雨音が私を起こすの 色褪せることがないその色って 私の心の精神安定剤だわ 何度も何度も見上げて 何度も何度も見つめて あな
仕事に追われる毎日ですが 気が利かない新人を相手に 時代のせいにして片付ける そんなことに意味はないよ ワンコールで電話出ろって 石器時代のルールなのかな イカれたお局様はピリピリ 電話した方もビックリだよ 煙片手に缶コーヒー持って 肺が日に日に侵されていく 働く意味って一体なんだろう お金のため?経験のため?答は人それぞれ やりたくない仕事は本当はしたくないよね 上司の小言に挟まれる毎日 あなたはお客様じゃないよ 気がついたら手を出してね それじゃあ役に立たないわ
曇の隙間から差し込む光 それは赦しの証明なのか 何本も何本も降りてくる 私が昇れるハシゴの様に たった一度の過ちですが ごめんなさいの言葉だけ 何度も何度も伝えたけど あなたを深く傷つけたね 私がやっていることに意味はあるの? 謝ることで自分を慰めているだけだよ それはきっと加害者のエゴでしかない あなたのことを本当は考えていないの 空の切れ間から流れる雷(いかづち) それは怒りの表れなのか 何筋も何筋も鳴り響いて 曇から私に根を張る様に 記憶が曖昧な日々ですが 赦さ
平成が令和になった夜 何をしていましたか? 5年も前のことですね 渋谷のスクランブル交差点 新年が始まったかのように みんなでお祝いしましたね あの瞬間はもう味わえない 街を彩るイルミネーション 消えないオフィスの灯火に 仕事の手を止めクラッカー その瞬間だけ1つになれた 1億2千万が迎えた新時代は その分だけ物語がありました その1つ1つが眩しい想い出 ソファでたわいもない話 一緒に住んで5年経つから このまま2人役所に向かい おんなじ名字を名乗ろうか 上京して大
全てのことに意味があると そんな風に考えていたって 目の当たりにしたら変わる 所詮口約束なんて信じない それで友達をなくしたって いいやつでいるのは疲れる いわゆる八方美人ってやつ 凄くカロリー使うんだよね だから人を信じたくないんだ 傷つくことを恐れているから 前に進めないんだ そんな弱いボク ネットニュース眺めていて どれが真実なんのかなんて 見ていても分からないよね 所詮フェイクニュースだよ それで檻に取り残されても 考えることに疲れ果てたよ いわゆる机上空論っ
毎朝電車で見る彼は 晴れの日も雨の日も 窓の外を眺めていて 今日こそ横に立つの 同じ目線で眺めたい 鉄の大群押し寄せる 隙間に見える淡い空 たまに見える校庭で 何かに怯えているの 子供たちが走り回る 横目で彼の横顔を覗き見て マスクの下が緩んでしまう 決して気付かれないように 私だけが楽しんでいるのね 緑の香りが生い茂る 地面に伸びる暗い影 奥に見える赤い屋根 灯が灯るワケでなく 老婆が窓に顔を出す 光が差し込む東の空 鳥は今にも彼方へと 両手を強く握りしめ 遠くまで
どこ行くんですか旅人よ 羽田から朝一の飛行機で 窓から東京を見下ろして 朝日を迎えに行くんです 北の大地に降り立ちたいの 海鮮ラーメンジンギスカン 全部食べたら太っちゃうね だけど旅の醍醐味なんだよ 帰ったらダイエットしよう 南の島に降り立ちたいの 熱い太陽碧い海 新しい水着を買ったけど やっぱり前回食べすぎた 今更後悔?醍醐味優先! 今日もどこか遠くへ行きたいの 旅先での出会いは楽しいんだよ 知らない人の話を聴くだけでも それが私の経験値になるからさ 西の国に降り立
どこか遠くへ行きたい 学校は意外と退屈です バスの車窓はゆっくり 地元に根付いた景色感 そんな時間がスキです どこか遠くへ行きたい 店番は意外と退屈です 電車の流れは速すぎて またたく間に写ってく そんな時間がスキです 景色も出会いも一期一会だから 今日見た景色はもう見れないの だから全てを見届けたいのです もう一度なんてないのです どこか遠くへ行きたい 彼氏は意外と退屈です 助手席から見る海岸線 波の音が鼓膜くすぐり そんな時間がスキです どこか遠くへ行きたい 友
あなたの悩みをもて遊んでいる そんな私は悪い女でしょうか? Please let me know. 本当は気付いていたんだよね、 あなたが私を好きだということ だけど気付かないふりして4年 あなたが私の前から消えました 知らないふりは罪なんですか? あなたが悪いの?私が悪いの? そんなの考えたって答は出ない それを楽しんでしまう私がいる あなたの悩みをもて遊んでいる そんな私は悪い女でしょうか? Please let me know. “引きずってます”なんて言葉で
仕事の夢を見るといつも思う まるで取り憑かれている様に 私のストレスを攻勢する成分 それは職場のお前たちなんだ ずっとずっとコピーばかりを 何枚も何枚もコピーばかりを 永遠に終わらない無限ループ 磨り減るのは紙ではなく心 だから こんな仕事ウンザリだよ 毎日毎日クタクタだよ だけど 辞められない私もどこかにいるんだよ 仕事の夢を見るといつも思う 終わっているのに終わらない 帰りたいのに帰れないんだよ それは上司が笑っているから ずっとずっと同じ話ばかりを 何回も何回も
目覚めた布団は見知らぬ部屋で 私の枕元に置かれた腕が 小さく脈打つのを頭で感じる 私の中の微かな記憶 だからごめんね あなたが覚えてないのをいいことに 少し甘えさせてください カーテンの隙間から溢れる朝陽 それが眩しく頬を照らし 私は目が覚めて 横目であなたを感じてました いつもクールぶっているのに 寝顔はまるで子供みたい その横顔をじっと見つめてた だからごめんね あなたが覚えてないのをいいことに 少し甘えさせてください そろそろお昼になるね あなたはそっと目を覚