疾風はうたごゑを攫ふきれぎれに さんた、ま、りぁ、りぁ、りぁ
先週の土曜日だったか、講座の帰りにJRに乗って降りたことのない駅で降りてみた。
ずっと汽車に乗ってゆっくりとあてどのない旅をしたいと思っていたのが、半年以上経過してようやく実現した。
旅といっても片道三十分程度の気分転換の小旅行だ。
降りた駅は小樽市の朝里駅で、すぐそこの右手には海原が広がっている。
北海道のJRは昔ながらの「汽車」という感じで、ここも無人駅だった。おそらく地元民の人以外は滅多に降りないのではないか。それほど何もない土地だった。
目的もなくただ線路沿いを真っす