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デザイン=理と美の統合
今日、「デザイン」は最も多様な定義、用法を持つ概念の1つです。そして「デザイン思考」は最もふんわりとした捉え方をされている思考法の一つです。デザインは問題解決である、いや問題提起だ、という議論がされる横で絵としての表現がデザインと呼ばれ、ある巨匠は機能について、またある巨匠はシンプルであることについて、それ以外の巨匠はコミニュケーションについて言及します。いや、細部について語る巨匠や長く残ることに
もっとみる古びていってしまうものは新しいものではない
これは新しい!面白い!と思えるような制作物が毎日のようにタイムラインに流れる。1万RTとかされちゃったりして、でも見た3分後にはみんな忘れてる。そしてすぐにあーそんなのあったねとなる。それが新しかったのは3分間だけだ。
繰り返すものはどうしていつまでも美しいのだろう
朝の光もあなたの微笑みも
いま聞こえているヘンデルも……
一度きりのものはあっという間に古びてしまうのに
谷川俊太郎『朝の光』よ
今、デザインは「機能と美の統合」の合言葉として使われている
私は現在、デザインとは、機能する美であると定義しています。
機能は客観的で、理性的で、社会的で、経済的で、定量的で、民主的なのに対して、
美は、主観的で、直感的で、個人的で、文化的で、定性的で、独善的です。
今、デザインという言葉は両者を統合するための合言葉として使われています。
そしてなぜデザイナーがそのような重荷を担いでいるかといえば、
デザインにおける問いと編集と造形という技術が美意識と
表現の不自由展騒動およびTwitterを見てて最近思うこと
子供の頃、祖母に信号の使い方を教えてもらった時のことを覚えている。記憶が曖昧なのでもしかしたら母親だったかもしれないし両方だったかもしれないが、おかげで今でも信号を無事渡ることができている。
電車に乗るときはまず降りる人を待ってから乗るようにしている。待たなくても逮捕されることはないが、そうしたほうがみんな得するしみんながそうしてくれてるから自分もみんなのためにそうしている。
ソーシャルメディ
2択は破ったほうがいい
ことがおおい。2択はとにかく視野を狭めるのにうってつけの方法だ。それを提示された瞬間それ以外の可能性が見えなくなる。
そもそも2択の問いが正しくなければいけない。そして適切な問いを提示することは非常に難しい。安易な2案に身を委ねるのは非常に危険だ。
2択が目の前に現れたらとりあえず思考停止して両方と言ってみよう。それがだめそうなら、どちらも違うと言ってからそのあと3つ目や4つ目をひねり出そう。