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"デザイン部署がない"会社に初心者デザイナーとして入社した話

自分はtoB向けサービスを提供している会社に、デザイナーとして中途入社しました。今年の春で4年目になります。弊社はデザイナーがいないので、組織としてデザイナーを育てる文化はありませんでした。そんな会社に未経験として入って、1年目は大変&苦労続きでしたが、そんな時代があったらからこそ、今の自分がいますし、今の会社の皆さまには大変感謝しております。
振り返ることもしてこなかったので、大変だったことなどを振り返っていきます。

理由も考えず、偉い人に言われたから修正はだめ


上述の通り、自分の会社はデザイナーがほぼいない組織。規模も小さいので、ものによっては社長に直接意見を聞くこともしばしば。いろいろ練って考えて作ったものを、社長のレビューで結構変わり、最終的に出来上がったものをみると「あれ?」みたいなことがよくあった。
デザインのレビューをするときは、誰が言ったとかではなく、
制作者はなぜそうデザインしたのか
レビューする側は、なぜそこを指摘するのか
どう改善するとどんな問題が解消されるか
などを言語化していくことが大事だと思います。制作者とレビューする者、両方でつくりあげていくイメージでいけると良いのかなー。

字などを小さくしてしまいがち


会社には、フロントエンドよりだがデザインもやる方が一名。あと、営業だけど個人的にずっとデザインをやってた方がいて、その人が上司でした。その二人に日々意見をもらってました。
とくに営業の上司にはなんども指摘され、「殺すような目してたよ」とその上司から言われました(笑)
そんな恐怖を抱えながら(笑)、指摘しつづけてくれた上司には感謝です。
入社当初、バナーや小さいメニューボタンを作る際、自分では「よし完璧!」って思っても、いざ配置場所に入れて、レビューしてもらうと、「字小さいよ。読みづらくない?」と言われることが多かった。
自分は何となくデザインする上で、要素を大きくする、特に文字を大きくするのが「ダサい」と思っていて(笑)
デザインに限りませんが、部分だけを見るのではなく、全体を俯瞰して、バランスをとることは大事ですね。

レビューしてもらうのが恐怖


一年目のころは、作ってみても「全然良いのができない」「デザイン案が浮かばない」などの理由から、自分で納得がいかないのでレビューの期日ギリギリまで、一人でこもって作成してました。
社内でGOサインをだしたものを先方に提出する場合、社内全体でレビューしてすぐ先方に提出のスケジュールであれば、全体レビューギリギリまで引っ張るのは絶対にダメ(笑)
なのに「まだ見せられない(汗)」って言いながら焦ってた(笑)
制作したものを見せれば、いろいろ言われるのはしょうがないんです。現在は、ある程度時間を区切って、何回か見せて、早めに方向性のずれがないか確認するよう心がけています。合意を取る場合、社内であれお客さんであれ、早めに見せて方向性を探った方が良いですね。そうすれば、お互いハッピーに仕事ができる気がします(笑)

まだまだ半人前なデザイナーですが


社内では、以前よりは指摘されなくなったので、少しは成長したかもしれません。しかし、ここから満足することなく、自分で成長できるような環境をつくっていく必要があるなーと思っています。
単純にビジュアルを作るだけじゃなく、マーケティングや企画する力を磨いて、多くの人に必要とされるプロダクトを作れる人材になれるよう、日々精進していこう。


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