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お申込み https://x.gd/T5CBp 面白くて、仕事の考え方が変わる。ブランディングを学び、使えるようになるためのセミナーです。 失敗しないブランディングを学ぶ!〜18年以上の経験と実績を持つ現役ブランディストによるセミナー〜これからビジネスを始める個人事業主、ブランドや商品開発を任された経営者、マーケティング担当者、そして学生の皆さんにとって、ブランディングは絶対に学ぶべき重要なスキルです。しかし、中途半端な理解では決して成功しません。本セミナーでは、18年以
解答1:戦力が欠如しているか、明確でなく、戦略に基づいた活動をしていないから。 =ブランド戦略は行動指針あり、ブランディングは活動体である1.1「行動指針」としての戦略 ブランドは、しばしば人に例えられます。人がその行動や価値観に基づいて信頼を得るように、ブランドもまた、どのような行動を取り、どのような価値観に基づいて活動するかが、そのブランドの評価を左右します。 そして、その行動の指針こそが「ブランド戦略」であり、ブランドの存在意義や市場での振る舞い方を決定する重要な要
ブランディングを語る際に、「らしさ」や「キャラクター作り」「イメージ作り」といった言葉がしばしば使われます。しかし、これらをブランディングの本質と捉えてしまうと、ブランドの成功は遠のいてしまいます。なぜなら、これらはブランディングの副産物に過ぎず、それ自体を追い求めることは戦略的なプロセスを軽視することにつながるからです。以下では、なぜ「らしさ」や「キャラクター作り」「イメージ作り」に固執するとブランディングが失敗するのか、その理由を解説します。 1. 「らしさ」に固執する
効果的なブランド戦術を構築するためには、ターゲット顧客の行動を深く理解し、適切なメディアを選択することが重要です。顧客の行動分析から具体的なメディア選定まで、ブランド戦術構築のプロセスを網羅的に解説します。今回はコミュニケーション部分にフォーカスしています。チャネル(売り場)開発の部分にはあまり触れていません。 戦略を戦術に落とし込む方法 ブランド戦略を構築した後、戦略を戦術に落とし込む作業が実戦ということになります。戦略は方針であり、この方針に従って具体的に売り上げが上
自己紹介大学卒業後、新聞社に入社し、新聞広告の審査業務から私の社会人人生が始まりました。しかし、古い体質に疑問を感じ1年で退職。 その後、金融情報ベンダーに身を転じ、出版部門で投資家向けの雑誌や書籍の編集に携わるようになりました。25歳のときに、チャート分析の書籍『チャートの鬼』を企画編集し、延べ20万部以上発行し、今でも続編が販売されています。 途中、為替、株、先物などの相場のアナリスト研修のため調査部に配属され、あらゆる市場分析手法やファンダメンタルズ、テクニカル分析
1. ブランド・パーソナリティの重要性 ブランド・パーソナリティは、ブランドを人格化した際に、そのブランドがどのような性格を持つべきかを定義するものです。これは、ブランド戦略に沿って「◯◯な性格」と表現されるべきものであり、以下のような形容詞を3つから4つ組み合わせて表現します。ただ、必ずしも〇〇な性格に当たらなくても、人格をうまく表現できている言葉であれば、よしとします。 信頼できる性格 革新的な性格 親しみやすい性格 冷静な性格……etc ブランド・パーソナリティが
認知ゴールとブランド戦略 ブランドの認知ゴールを設定した後は、いかに早く、そしてコストをかけずにそのゴールに到達できるかの方針を決定します。それがブランド戦略です。数多ある到達コースの中から、最適なコースを選ぶ作業でもあります。 ここで戦略と戦術を再度確認しておきたいと思います。戦略は「目的達成のための大きな方向性、方針、指針」、戦術は「その戦略に沿って、目的を達成するための具体的な手段」です。ブランド戦略の場合、達成すべき目的は、認知ゴールへの到達になります。 ブラン
デザインだけではブランディングにはならないブランディングとは、商品・サービス・企業の価値を整理し、ターゲットの心理を理解した上でビジネス上の理想の認知を獲得するための戦略をつくり、それに沿った戦術を実行していく活動です。デザインはブランド戦術の重要な要素ですが、デザインしただけでブランディングをしたことにはなりません。 企業のロゴや会社案内、商品案内のパンフレットを作ることで「ブランディングしました」とうたってるデザイン会社が結構あります。ホームページを見ると、この商品のブ
ここまで、ブランドの価値の考え方を整理し、ブランドのターゲットを探索し、そのターゲットの内情を探り、ブランドの価値の源泉を探ってきました。これは、ブランド価値の提供側とブランド価値を享受する側の接点を見つける作業でもありました。これらの分析を踏まえて、次のステップではいよいよ認知ゴールとブランド戦略を構築していきます。ワークショップではここからが、クライマックスとなります。 認知ゴールの設定 認知ゴールとは、ブランドがターゲットにどう思われるかを決める目標です。これがない
私たちの、オリジナルのフレームワークのパーツがあります。長年戦略を作ってきて、この1ステップを入れるだけで俄然と認知ゴールや戦略の深みが増してくるセッションです。 本来は公開しないものとしていましたが、本当に使えるブランディングを学んでいただき、インチキブランディングを駆逐したいので公開することにしました。 これは、多くの場面で見られる表面的なブランディングを一気に深みのあるものに変える力があります。 ブランド戦略を深める:本質を見つめ直す ブランド戦略を考える時、機
ウォンツとニーズ ブランド戦略を構築する上で、「ウォンツ(今すぐにでも欲しいもの)」と「ニーズ(潜在意識下であれば欲しいもの)」は非常に重要な要素です。 約20年間の戦略構築の経験から、競争が激しい市場(レッドオーシャン)以外では、さらに深いインサイトまで行く手前のウォンツやニーズを抽出することでブランド戦略の要諦となることも、よくあります。 食品、飲料、家庭用品などの大衆消費財のマーケットでは、熾烈な開発・販売競争が繰り広げられています。そこではウォンツやニーズが既に
顧客調査の重要性ブランディングやリブランディングを行う際、ターゲットを決めるための調査が欠かせません。このプロセスにおいて、「既存のお客様だけで十分ですか?」と聞かれることがよくあります。 ロイヤルカスタマーを探せ新しい商品や新しい顧客をターゲットにする場合には、その調査も必要ですが、初めてブランディングを行う場合や既存ブランドをリブランディングする場合には、まずその商品やサービスを一番気に入ってたくさんお金を使っくれるロイヤルカスタマーに話を聞くことが最も効果的です。
ターゲット絞り込みの具体的手順 ブランドを成功させるためには、誰に向けて商品やサービスを提供するのかを明確にすることがとても大切です。ここでは、ターゲットを特定するための優しい手順を説明します。しかし、実際に外注でやろうとすると、量や深さにもよりますが、定量・定性調査で150万円~800万円くらいまでかかります。お金をかけたくない、かけられない会社も多いと思いますので、お金をかけないでターゲットを設定する初歩的な方法も提案しておきます。全部やったわけではありません。目的はタ
ターゲットの重要性 ターゲットの捉え方は、ブランディングにおいて欠かせない要素です。「当社のターゲットは子供からお年寄りまで幅広く買われているので、その全部です」という発言をする人は、ターゲットを正しく理解していないと言えます。ターゲットとは、その商品やサービスを最も購入してもらいたい層を指します。この層は、一番多く購入してくれる顧客、購入によってすぐに課題が解決する顧客、もしくは購入によって周囲に最も広めてくれる顧客、または購入のハードルが低い顧客を意味します。 マーケ
最重要な価値の整理 価値の整理とは、商品やサービスそのものの独自性を深掘りし、どのような価値の源泉から機能価値や情緒価値が生まれているのかを明確に把握する作業です。このプロセスは、売り手側が自分たちの提供する商品やサービスの価値を再認識し、ブランド戦略の基礎を築くために最重要なステップです。 元P&Gのバイスプレジデント 和田浩子さんが、「商品が売れない時は、よく商品を見つめ直さなければならない」とおっしゃっていたことが鮮明に記憶にあります。価値の整理はまさに商品を見つ
ブランディングを始めるとき、まずブランドに関する課題を全て洗い出すことが重要です。これまでそのブランドを扱ってきた人々が見逃してきた問題点、うまく対処できなかった点を全て掘り起こします。痛みを伴う作業かもしれませんが、避けては通れないプロセスです。 対立を乗り越える ビジネスの現場では、さまざまな理由で部門間や個人間の対立が生じるものです。営業部と開発部の間には常に火花が散っていますよね。しかし、ブランディングの最初のステップでは、これらの対立を一旦リセットし、全員の目標