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FXの指値注文・逆指値注文とは?違いや使い方を世界一やさしく解説
FXはさまざまな注文方法に対応しています。
その中でも予め価格を指定する予約注文が指値・逆指値注文です。
24時間相場を見続けることは難しいですが、指値注文・逆指値注文を使うことで、相場を見なくても希望価格での注文が可能になります。
この記事では、指値注文・逆指値注文の違いや使い方、MT4/MT5でのやり方を画像を使って分かりやすく解説します。
指値注文と逆指値注文それぞれのメリット・デメリットについても解説しますので、この記事を参考にして、FXで指値・逆指値注文を活用していきましょう。
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指値注文とは?
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指値注文とは、価格を指定して注文する方法です。
例えば、ドル円が120.050円の時に120.000円まで下がったら買い注文をしたいとします。
その時に指値注文を入れておけば、120.000円まで下がったら自動で買い注文されます。
この指値注文には、以下の2通りの注文方法があります。
買いの指値注文
売りの指値注文
それぞれの注文方法、指値注文のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
買いの指値注文
買いの指値注文は「〇〇円まで下がったら買い注文を出す」という指値注文です。
現在レートよりも安く買いたいという場面で使用します。
そのため、買いの指値注文を出す場合は、必ず現在価格よりも安い価格で注文する必要があります。
例えば、ドル円の現在価格が120円で、相場が下落しそうだから119円まで下落したら買いたいと仮定します。
その時に、119円で買いの指値注文を入れておけば、価格が119円になったら自動で買い注文が発注されるのです。
売りの指値注文
売りの指値注文は「〇〇円まで上がったら売り注文を出す」という指値注文です。
買いの指値注文とは逆に、現在レートよりも高い価格で売りたいという場面で使用します。
そのため、売りの指値注文を出す場合は、必ず現在価格よりも高い価格で注文しなければいけません。
例えば、ドル円の現在価格が120円で、相場が上昇しそうだから121円まで上昇したら、売り注文を出したいとします。
その時に、121円で売りの指値注文を入れておけば、価格が121円になったら自動で売り注文が発注されるのです。
指値注文のメリット・デメリット
それでは指値注文のメリット・デメリットをご紹介します。
指値注文のメリット
事前に注文が予約できる
少しでも有利な価格で注文できる
指値注文のデメリット
指定した価格に届かない場合、注文が約定しない
取引チャンスを逃す可能性がある
指値注文では、事前に注文が予約できるので、仕事中や外出中でも指定した価格に到達すれば取引ができます。
また、価格を指定しない成行注文に比べて、有利な価格で注文できるメリットもあります。
一方で、指値注文のデメリットは指定した価格に届かない場合、注文が約定しないことです。
少しでも有利な価格で注文しようと、現在の価格と大きく離れた価格を指定すると、注文が成立せずに、取引チャンスを逃す可能性もあります。
逆指値注文とは?
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逆指値注文とは、指値注文の反対の注文方法です。
指値注文では現在価格よりも「下がったら買う」または「上がったら売る」という注文方法でした。
逆指値注文は「逆」がついているので、現在価格よりも「上がったら買う」または「下がったら売る」という注文方法です。
例えば、ドル円が120.050円の時に、120.100円まで上がったら買い注文を出したいとします。
その時に、逆指値注文を入れておけば、120.100円まで上がったら自動で買い注文がされます。
この逆指値注文にも、指値注文同様、2通りの注文方法があります。
買いの逆指値注文
売りの逆指値注文
それぞれの注文方法、逆指値注文のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
買いの逆指値注文
買いの逆指値注文は「〇〇円まで上がったら買い注文を出す」という逆指値注文です。
現在価格よりも不利な場面で約定することになります。
トレンドに沿った順張りや損切りとして主に使われます。
例えば、ドル円の現在価格が120円で、上昇トレンドで今後も継続して上昇しそうだから121円で買いたいと仮定します。
その時に、121円で買いの逆指値注文を入れておけば、価格が121円になったら自動で買い注文が発注されるのです。
また、120円で売りポジションを持っている場合に、121円で逆指値注文を入れておけば、損切りをすることができます。
このように、損失を拡大させないためにも、逆指値注文は使用されます。
売りの逆指値注文
売りの逆指値注文は「〇〇円まで下がったら売り注文を出す」という逆指値注文です。
例えば、ドル円の現在価格が120円で、下降トレンドが継続しそうだから119円で売りたいという場面を想定しましょう。
その時に、119円で売りの逆指値注文を入れておけば、価格が119円になったら自動で売り注文が発注されるのです。
また、逆に120円で買いポジションを持っている場合、119円で逆指値注文を入れておけば、損切りも可能です。
逆指値注文のメリット・デメリット
それでは逆指値注文のメリット・デメリットをご紹介します。
逆指値注文のメリット
トレンドに上手く乗れば利益が期待できる
損失を拡大させないための損切りにも役立つ
逆指値注文のデメリット
指値注文に比べて不利な価格で約定される
逆指値注文は指値注文とは異なり、現在価格よりも不利な価格を指定するため、取引チャンスを逃すということは少ないです。
トレンドに上手く乗れたら大きな利益が期待できます。
また、多くの人が失敗する原因である損切りの予約注文ができるので、損失を最小限に抑えることができます。
一方で、指値注文に比べて不利な価格で約定されるので、使い方を間違えると大きな損失に繋がります。
特に、順張り目的で逆指値注文を使う際は注意が必要です。
指値注文・逆指値注文の使い方
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指値注文・逆指値注文のメリット・デメリットをそれぞれ理解したところで、具体的な使い方を解説していきます。
エントリー注文だけでなく決済手段としても使うと、手間が省けるのでおすすめです。
指値注文・逆指値注文の具体的な使い方は下記の通りです。
少しでも有利な価格で約定させたいなら指値注文
トレンドに乗った順張りなら逆指値注文
決済手段として指値・逆指値注文を利用する
それぞれ順番に見ていきましょう。
少しでも有利な価格で約定させたいなら指値注文
少しでも有利な価格で約定させたいなら指値注文を活用します。
FXでは値幅によって損益が変動するので、少しでも有利な価格で約定させたいというのが、トレーダーの気持ちでしょう。
指値注文は注文してから反発することを予測する注文方法なので、特に逆張り手法の相性が良いです。
例えば、ドル円が120円の時に、119円付近で反発する根拠があるなら、119円で指値注文を入れておくのがかなり有効です。
約定されない場合もありますが、妥協したくない方は指値注文を活用しましょう。
トレンドに乗った順張りなら逆指値注文
指値注文とは逆に、トレンドに乗った順張りをしたいなら逆指値注文を活用します。
上昇トレンドなら買いの逆指値注文、下降トレンドなら売りの逆指値注文です。
トレーダーにとって多少不利な価格で約定されても、大きなトレンドに乗ることができれば、その価格差はそこまで気になりません。
例えば、ドル円が上昇トレンド中で120円のときに、さらに上昇トレンドで継続すると予想すれば121円で約定されてもそれ以上の利益が期待できるということです。
指値注文のように、せっかくの取引チャンスを逃すこともないので、自信がある場面では逆指値注文が有効です。
決済手段として指値・逆指値注文を利用する
ここまではエントリー場面での指値・逆指値注文の使い方をご紹介してきました。
ただ、指値・逆指値注文はエントリーだけでなく決済手段としてもかなり利用されます。
具体的には、指値注文は利益確定の決済時、逆指値注文は損切りの決済時です。
例えば、ドル円120円で買いポジションを持っているとします。
121円まで上昇したら決済したいと考えた場合、121円で「売りの指値注文」を入れます。
そうすれば、121円に到達したら自動で利益確定の注文を出してくれるのです。
同じ場面で、119円まで下落してしまったら損切りしたいと考えた場合、119円で「売りの逆指値注文」を入れます。
そうすれば、119円まで下落したら、自動で損切りされるので、損失の拡大を防げます。
ポジションを保有したまま相場から離れる時は、指値・逆指値注文を入れておくことをおすすめします。
MT4/MT5で指値注文・逆指値注文のやり方
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ここでは、MT4/MT5で指値注文・逆指値注文のやり方をご紹介します。
指値注文・逆指値注文を出す手順は下記の3ステップです。
メニューバーの新規注文をクリック
新規注文時に注文方法を指定
価格を指定して発注をクリック
順を追って詳しく見ていきましょう。
メニューバーの新規注文をクリック
まずは、MT4/MT5を起動して、メニューバーの「新規注文」をクリックします。
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新規注文をクリックすると、注文画面が表示されます。
新規注文時に注文方法を指定
続いて、注文画面にて注文内容を入力していきます。
上の注文種別を「指値注文」に設定してください。
なお、逆指値注文の場合でも「指値注文」に設定します。
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次に下の注文種別を設定していきます。
基本的に「Limit」が指値注文、「Stop」が逆指値注文です。
具体的な注文種別については下記を参考に設定してください。
Buy Limit(買いの指値注文)
〇〇円まで下がったら買い注文を出す。Sell Limit(売りの指値注文)
〇〇円まで上がったら売り注文を出す。Buy Stop(買いの逆指値注文)
〇〇円まで上がったら買い注文を出す。Sell Stop(売りの逆指値注文)
〇〇円まで下がったら売り注文を出す。
注文種別を誤って設定すると、自分が思った注文が発注できないので注意しましょう。
価格を指定して発注をクリック
最後に価格を指定します。
現在価格をしっかり確認しながら価格を入力してください。
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指値(Limit)注文なら現在よりも有利な価格、逆指値(Stop)注文なら現在よりも不利な価格で設定するのが基本です。
正しい価格を設定しないと発注しても約定されないので注意しましょう。
価格を入力したら「発注」ボタンをクリックすれば、注文が完了です。
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レバレッジ:最大2,222倍
ボーナス:最大200万円
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レバレッジ:最大1,000倍
ボーナス:最大136万円
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指値注文・逆指値注文を利用するときの注意点
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それでは指値注文・逆指値注文を利用するときの注意点をご紹介します。
主な注意点は下記の2つです。
指値注文は約定しない場合がある
逆指値注文はスリッページが発生するリスクがある
それぞれ順番に見ていきましょう。
指値注文は約定しない場合がある
デメリットでも紹介した通り、指値注文は約定しない場合があります。
自分が指定した価格まで到達すれば、注文が約定されますが、もし到達しなければ注文が約定されません。
そのため、せっかくの取引チャンスを逃すリスクがあることを理解しましょう。
少しでも有利な価格で注文しようと、現在価格から大きく離れた価格で指値注文をすると、約定しない確率が高まるので注意してください。
逆指値注文はスリッページが発生するリスクがある
逆指値注文では、スリッページが発生するリスクがあります。
スリッページとは、注文時の価格と実際に約定した価格に生じるズレです。
例えば、米ドル/円が120.000円に買い注文を出したはずが、実際に約定したのは120.050円といった場合のズレをスリッページと言います。
指値注文ではスリッページは発生しませんが、逆指値注文ではスリッページによって思わぬ価格で約定されるリスクがあります。
スリッページによる損失を防ぐために、逆指値注文をする際は、スリッページ許容幅を設定しておくことをおすすめします。
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