人材紹介会社の二つの形態について
人材紹介事業の許可を取得
当社、カタリストエージェントは2022年4月1日付で厚生労働大臣の人材紹介事業免許の許可を受け、これから人材紹介事業を展開していくことが可能となりました。今までご支援やサポート頂きました方に感謝すると共に大変、身が引き締まる思いです。
今回の投稿では当社のことをより深く知って頂くために当社の特徴である人材紹介会社の両面型のビジネスモデルについて詳しく説明していこうと思います。
人材紹介会社の二つの形態
人材紹介会社は大きく「分業型」と「両面型」に分けることが出来ます。
分業型とは企業(クライアント)を担当するコンサルタント(RAと呼ばれることもあります)と求職者(人材)を担当するキャリアアドバイザー(CAと呼ばれることもあります)がそれぞれ別の人が担当する形態です。担当が分かれている中で情報共有を徹底していくこと、また社内のマッチングシステムが優れている等の特徴があります。(下記の図を参照)
これは株式会社リクルートやパーソルキャリア株式会社など業界の大手企業が取り入れている形態です。(注)リクルートやパーソルキャリアの中でも両面型を採用している部門はあります。
一方で両面型は企業側と求職者側の支援・サポートを一人のコンサルタントが一気通貫で担当していくスタイルです。業界で言えば、株式会社ジェイエイシーリクルートメントや多くのエグゼクティブエージェント、特定の業界や企業に特化したブティック系企業などがこの体制をとっております。当社、カタリストエージェントもこの両面型です。
分業型と両面型の強みと弱み
ここで大事なポイントがあります。それは分業型と両面型について、どちらがいいとか、優れているという訳ではないという点です。
そういう単純な話ではなく、それぞれの形態において強みと弱みがあるということです。
一般的な例として分業型と両面型のそれぞれの強みを見ていきましょう。
まずは分業型モデルからです。
次に両面型モデルですが、これは上記分業型モデルの強みと弱みの逆になります。
分業型に向くケース、両面型に向くケース
以上のそれぞれの強みと弱みを踏まえるとそれぞれの形態において向いているお客様像が見えてきます。
例えば
・たくさんの母集団の中から納得感を持って選考したいという企業
・多くの求人を見て自分の可能性を見極めたいと考える求職者
・どのような求人が自分にフィットするか分からないのできるだけたくさんの求人を受けて具体的に決めていきたいと考える求職者
等は分業型の人材紹介会社のサービスの方がよりフィットすると思います。
逆に
・ある程度、自分の専門性や強みを理解しているのでそれを活かせる企業をじっくり検討していきたいと考える求職者
・選考のミスマッチをできるだけ防ぎたいのでより会社の事を分かっている人に来て欲しいと考える企業
・多くの候補者を選考するマンパワーがないのでよりピンポイントの人材を紹介して欲しいと考える企業
等は両面型の人材紹介会社の方がより合っているという事になります。
カタリストエージェントの体制について
最後に当社、カタリストエージェントの体制についてご説明させて頂きます。前にも述べましたように当社は一気通貫の両面型を特徴にしています。
その理由としては
・業界として「人材・教育業界」と「建設・不動産業界」に特化している
・現状、私一人のコンサルタント体制という組織的な問題
等が挙げられます。
しかし、実はそれ以外の点で両面型を採用している大きな理由があります。
それは、人材紹介業を行う上での譲れない私のスタンスとして、人の「心」を理解してマッチングすることが何よりも重要だという強い思いがあるからです。
この点については次回の投稿に会社の理念と合わせてお伝えしていきたいと思います。
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