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両面型コンサルタントの醍醐味

皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
弊社は主に人材業界向けに人材紹介事業を行っておりますが、3期目を迎えてありがたいことに弊社経由で転職を実現される方が少しずつ増えてきております。

弊社では特別な事情がない限り、転職が決まった際に求職者の方とお祝いのお食事をする機会を設けております。私はこの時が転職エージェントとして最も嬉しい時であり、両面型のコンサルタントの醍醐味だと思っております。

そこで今回は人材紹介の仕事において、両面型のコンサルタントだからこそ味わえるやりがいや喜びについて触れてみたいと思います。


人材紹介における両面型とは

まず初めに人材紹介における両面型コンサルタントとは、一般的に企業側と求職者側を1人のコンサルタントが一気通貫で担当する形態を指します。企業と求職者を双方担当するので「両面型」と言われています。
(因みにこれとは対象的に企業側と求職者側を別々のコンサルタントが担当するケースを一般的に「分業型」と呼んでいます)
この人材紹介会社の形態の違いの詳細は下記をご覧ください。

このような形態の違いに対してはもちろん優劣がある訳ではなく、どちらがいいとか、上だとかいう話ではない点はご留意頂きたいことですが、この形態の違いから必然的に両面型には分業型にはない大きな特徴があります。

両面型コンサルタントの特徴は何か?

それでは両面型コンサルタントの特徴とは何なのでしょうか?
それはもちろん、企業側と求職者双方に接点があるためそれぞれに対してダイレクトにメッセージを伝えることができるということです。

この特徴は人材紹介のあらゆるプロセスにおいてとても有効です。

例えば、面接におけるフィードバックなどの場面を考えていただければこの双方に対してダイレクトにメッセージを伝えられるということはとても効果的であることが分かるかと思います。
企業や求職者双方からそれぞれの細かいニュアンスを汲み取り、それを直接伝えることができることに加え、それに対する相手の反応などもダイレクトに感じることができるからです。

実は、このような選考プロセス上におけるメリットのみならず、両面型コンサルタントならではの特徴がもう一つあります。それは冒頭の例のように転職が決まった後にも企業・求職者双方と繋がりを持てるということです。

企業の解像度も上がっていく

人材紹介の仕事は入社までご支援して終わりではありません。入社後の活躍を見届けて初めて人材紹介のコンサルタントとして仕事をしたことになります。
その意味でご入社した方と入社後にコミュニケーションをとり、新しい職場での仕事や職場の環境、人間関係など様々な観点でフォローをすることはとても重要なことだと私は考えています。
もちろん、入社前に期待していた通りのことばかりではなく、実際に入社したからこそ見えてきた想定外のことなども話題にのぼるケースもあります。
ただ、それらの点を踏まえてこそリアルな企業の実態が見えてくるとも言えます。

つまり、実際に自分が担当した求職者が当該の企業に入社することでその企業の解像度が上がっていくということになります。

このサイクルを回すことで新たな人材をご紹介するにあたっての有益な情報を得ることができますし、必要があれば企業側と打ち合わせをしていくことでより深い関係性を築いていくことも可能です。

このように1人の入社者の実績が次につながり、複数の入社実績に繋がっていくということもよくあります。

両面型コンサルタントの醍醐味は何か?

ここまで両面型コンサルタントの特徴を見てきましたが、それでは両面型コンサルタントの醍醐味は何なのでしょうか?

これについては色々なことが考えられますが、私は人材紹介の仕事において最大限の「やりがい」と「喜び」を感じることができることが醍醐味の一つではないかと思っています。

人と人を繋いでいく人材紹介の仕事において企業側と求職者双方に直接コミュニケーションが取れるのはこの両面型をおいて他にはありません。
その意味で転職エージェントとしていい仕事ができた時は、企業と求職者双方から感謝されます。またそのことが自分のモチベーションにもなっていきます。
そして何よりもそのような繋がりを作れたことに大きな喜びを感じます。

これらを感じる一つの機会として私は冒頭のような入社された方と食事に行くことをとても重要視していますし、大切な時間だと考えています。
(単純に美味しい食事を食べたいということももちろんあります)

今回は人材紹介コンサルタントとしての両面型の特徴や醍醐味について見てきました。改めて考えてみてもこのような「やりがい」や「喜び」を実感できる仕事は他にはないと思っています。

人材業界への転職・採用に関するご相談は是非、弊社までお問い合わせください。

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