心をつなぎ、人と企業の未来をつくる
今回の投稿では当社、株式会社カタリストエージェントのミッションである「心をつなぎ、人と企業の未来をつくる」について私の思いをお伝えしたいと思います。
前回の投稿記事の中で当社は人材業界における二つの形態のうち、「両面型」の体制をとっているとお伝えさせて頂きました。(両面型と分業型の違いやメリット・デメリットなどは是非、記事を参照ください。)両面型を採用している理由はいくつかあるのですが、その中でも私のポリシーを反映している部分があります。
それは人材紹介会社が扱っているものは「人」であるということです。
至極当たり前のことだと思うかもしれませんが、残念ながらいまだに一部の人材会社は人をモノのように扱っているケースもあるようです。これについては、同様のタイトルの「人材紹介会社が扱っているのはモノではなく人である」という記事も投稿していますのでこちらも是非ご参照下さい。
人材ビジネスで人を扱うということ
私は今まで約25年間にわたって人材業界で仕事をしてきました。人材派遣に始まり、求人広告、人材紹介と業界のほぼ全ての領域で営業・コンサルタント・企画・マネジメント等幅広く経験しています。それぞれの業界において注力しているKPIや採用ターゲット、ビジネスモデル等に違いはあるものの一貫して大事だと思っている点はやはり、リアルの「人」を扱っているビジネスだということです。
そしてモノではなく、「人」を扱うということは人の「心」を理解することで初めてうまく行くものだと私は考えています。
このことを当社の主力事業である人材紹介ビジネスで掘り下げて考えてみたいと思います。
世の中がデジタル化していく中での人材紹介ビジネスのあり方
デジタル化の流れにのる企業
今、世の中は急速にデジタル化しています。DX(デジタル・トランスフォーメーション)やAI(人工知能)などのテクノロジーがものすごいスピードで進歩し、今までは不可能だと思われたことも実現されようとしています。
これを採用の場面に置き換えた場合、世の中の流れと同様にデジタル化が様々な場面で進み、いわゆる効率的な採用がどんどん進化しています。
この点を踏まえると人材紹介ビジネスの将来の一つの姿が見えてきます。
それは人を介在させないでマッチングを完結させるサービスの登場です。
人材紹介サービスの肝はマッチングですが、AIなどを駆使することでシステム上で人材(=求職者)と企業が双方のニーズや希望条件を把握して自動的にマッチングされるようなサービスです。システムにこのようなデータを求職者と企業が入力しさえすれば、あとはAIなどのテクノロジーによって非常に効率的かつスピーディーにマッチングすることが可能になってくるという世界観です。
そこでは人材コンサルタントが関与する必要はありません。
実はこれに近いサービスは既に現実のものとなっています。そう遠くない将来はこういったマッチングシステムを使って転職をするというケースが当たり前になってくるかもしれません。
アナログで勝負する企業
一方でこのようなやり方ではなく、アナログで勝負をしていく企業もあるでしょう。こちらの企業は単なるスキルや経験の合致のみならず、人の想いや気持ち等の「心」を踏まえたマッチングを志向します。テクノロジーではなく、今までのコンサルタントとしての経験がマッチングに活かされると言っても過言ではないでしょう。
こちらは人材コンサルタントの関与が非常に大きくなります。
ただ、注意をして頂きたいことはテクノロージーを志向する企業とアナログで勝負する企業のどちらに優劣があるとか、質が高いサービスを提供できるか、ということではないという点です。
それぞれに向いている顧客(=企業と求職者)ターゲットや業界がありますので誤解なさらないようにして下さい。
当社、カタリストエージェントについて
当社の人材紹介事業におけるスタンスは上記で言えばアナログで勝負する企業となります。それは私が、
もっと言えば、入社後の求職者の活躍や企業の組織の発展を踏まえれば
この人の「心」は必ず原動力になってくる筈です。その意味でそう言う機会を提供する事が当社の使命だと思っています。
だからこそ、当社は
をミッションに掲げました。
人の「心」はテクノロジーがいくら発展しようとも正確には測れない部分です。当社は両面型の体制をとることで企業側と求職者側に対して密にかつ深くコミュニケーションを重ねていくことでこの「心」を理解し、「つないで」いきたいと思います。
そのことで人と企業に新たな「未来」をつくり上げていく為にこれからも邁進していきます。
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