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いよいよ10月9日

昨日のかぼちゃケーキ美味しかったな。

個室で迎えた手術当日は7時で絶飲。6時過ぎに起きて整容とトイレを済ませて、手術着と着圧ソックス、術後もはくおパンツ(日常のおパンツ!)で出陣完了

7時に点滴と言われてたけど、ナースさんは6時50分には来て、点滴準備開始!慌てて最後に湯冷ましを飲み込んだ

左腕の細い血管に無事に点滴スタート。今日のはいつもとちがってハブ空港状態

麻酔も筋弛緩薬もここから

10時の予定が、遅れるとのことで息子とおばと部屋で呼ばれるまで待機、ソワソワ落ち着かず、韓国ドラマを観ているけど、内容があまり入ってこない

いよいよ声がかかる
最後にトイレに行った時間を報告して出陣!

手術室前までは息子だけの付き添い、整形外科の時もきたはず?
記憶はあいまい、手術エリアの入り口が開いて息子と別れる
名前、生年月日、手術する箇所、
右乳房全摘と腋窩リンパ節郭清と答え、ホワホワ帽子をかぶせて貰って手術室にむかう。
ドラマでよく見る医師が術着を脱いで投げ入れるカートとか、肘まで腕を洗う手洗い場とか ドラマみたいっていうか、ドラマが上手く再現してるんだなーと話しつつ、事務エリアを通過、いよいよ手術台のある場所へ到着、手首のバーコードを読み取って貰う。
ここまでも多くの人がいたけど、手術台の周りにはかなりの数の青い服の人びと、誰が誰か判らん!


『とりあえず、ここへ腰掛けましょうか』と優しく声をかけてくれたおじさま。
この時は麻酔科の先生だと思いこんでいたが!後にこの先生が1番エライ部長先生であったことを知る。
主治医が右腕の血管痛で腕が伸びないことを説明していたが、麻酔の先生は酸素マスクを口にあてて『深呼吸して〜』
緊張して何だか怖くて呼吸が浅かったように思う
『麻酔!スタートしよ!!』って声が頭の上から聞こえる
深呼吸をもう一度言われて、一生懸命息を吸ってたら、麻酔が打たれてたみたい。

ガヤガヤするなか、主治医に名前を呼ばれる『わかるー?!』
目が醒めたら何故が涙が溢れて、痛いのとホッとしたのとぐちゃぐちゃだった
『息子さん来てるの判る?右側〜!出血治まるまではちょっとしっかり締めてるけど、今日は1日ゆっくり休んでね』

あとで息子から聞いた話
主治医からの説明は簡単すぎて、内容は特に無かったと。
『予定通り終わりました』

部屋に戻ってきても、
痛くて涙が流れてる

やっぱり手術は怖かった
あぁ、しちゃったんだ手術
なくなっちゃった
自分にとっての事の大きさに
何だか、何だか・・・

に、しても
胸の真ん中と横っ側が痛いよ
痛いのよ
点滴に痛み止めが追加
30分経ちました、どうですか
1時間経ちました、どうですか
ゼロにはならないけど、少しずつ痛み止め効いてきますからね
と慰められる
この頃まではまだ勝手に涙が出てたと思う

個室だったので、部屋でずっと、息子とおばが見守ってくれていて
ナースが色々やってるのを見たり聞いたりしていた

最終の送迎バスまで居ると話してるから、帰るように言う
酸素マスクついてるけど、聞こえたみたいで『帰りって』

バスの時間まで少しあったので、息子が右手の掌のマッサージをしてくれた、有り難い

おばが『アンタ明日休みやろ?明日も来たりーや』

ふたりが帰ってもナースさんが検温、血圧、尿量、傷口のチェックに定期的にやってくる

この手術あとのチェックの時が痛くて!胸帯を外しても痛っ!
締めるときはもっと痛い!
ナースさんは毎回『ごめんねー』
『痛いよね』

術後3時間で飲水チェック
酸素マスクが外れて
お水を飲むので、とベッドをギャッチアップ
少しだけ水を飲んだ
飲みたくなったら飲んでもいいと 
ベッドは起こしたままで
ウトウト寝たり起きたり
部分的な痛みを残すも
胸の真ん中の痛みが和らいで

ちょっと微熱がでたりして

脚にはエアーのプシュー音
寝たなぁ
何時かな
思ったより時間は進まず
長い夜だった

夜明けが待ち遠しかった


🛌



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