結局どうしたいのか自分で決めようとしてるけど困惑
どれだけ
自分の病気のことが判ってても
正直、
闘い続けるのは
しんどいよね
治療がイヤになるよね
もうめんどくさい
投げ出したい
すぐにすぐ何かの症状がでるとは限らないけど、
出ちゃったらどうしよう、ってなるし
だから そうならないように
“治療”してるんだよね
何かそれらしい症状がないのに
何を治してるんだか
ってひねくれたりして
再発防止の“治療”しないって選択肢もあるんだけど
わたしは“標準治療”をやってる
担当医はどんどん
“標準的な”
選択肢をだしてくる
☆☆☆
治療できるだけ恵まれてるのかもしれない
もっと大変な病と闘ってる人もいるんだから
飲める薬があるだけ
やれることがあるだけ
きっと良いはずなんだ
抗がん剤治療は怖くなかった
期限があったから
終わりがあったから
副作用もいつか薄らいでいくって
時間が味方してくれるって
思えたから
手術は
実際を想像できなかったから
漠然としてた
ただ、
目を閉じて
次に目を開けられたら
そこで終わりを感じられた
放射線治療は
いま真っ最中で、
まだ3回目だけど
はじまるまでは
“頭では理解できていて”
みんな皮膚炎が大変そうで、
そんなことを心配していたけど
CTシュミレーションまでは
何とも無かった(照射の部屋とは別室での作業)
実際リニアックの寝台に横になって、動かないでねと言われて
ひとりになって
目を閉じたまま、機械の動く音をただ聞きながら息をしてて
聞こえてくる音で
何となく
今どうなってるって判るんだけど
今照射してるんだな、とかって
判るんだけど、
やってみたら
私は怖かった
今も怖い
目に見えない何かが
自分に向けられてる恐怖のような
だから、
早く終わってと願いながら
照射音のときには
やっつけてる、って
やっつけてるやっつけてる
やっつけてるやっつけてる
心の中でずっと言ってる
note友さんの うぅ子ちゃんの事を思い出しては、
宇宙船に乗ってるよ!
いま頑張ってるよ!
って宇宙戦艦ヤマトみたいな
波動砲でやっつけてるって
思いながら、
機械音のむこうのオルゴールの
メロディを耳が探したり
動いちゃいけないって緊張して
変なところにあちこち
力が入って痛かったりして
技師さんが声をかけてくれた瞬間は、手術が終わった時みたいに
安堵する
大げさかもしれないけど、
私はそうなっている
残りあと13回
緊張しなくなるだろうか
10分の恐怖を感じなくなるだろうか、それでも終わりはある
16回目で終わるのだ
本題はここから。
私は術後ホルモン療法として
アロマターゼ阻害薬を飲んでいる
アナストロゾールをこの先も
10年と言われていて
やっと1か月過ぎたところ
今は副作用とは判らずで、
足がこわばったり、寒さのせいか
今までの怠惰な生活のせいか
実は副作用なのか、全部なのか
飲み続けてみないと判らないので
どうにもならない
この薬の副作用に
骨粗鬆症があって、私は服用前の骨量測定ですでに大腿骨は基準を下回っていた
骨粗鬆症の処方薬を出します、と言われて
薬を『飲みたくない』とはじめて担当医を拒んだ
“また何か情報仕入れた?”
と言われた
“折れてからでは遅いし、飲まなアカンっていう時は飲んで貰うよ”
と言われて
一応ビタミン剤だけの処方になった
ちなみに治療前から骨量は低めと体組成計で出ていたので、さらにこれから悪くなっていくんだと思われる
骨密度はそうそう上がるものではないらしい
骨粗鬆症は治らないんだって
担当医から聞いたんじゃなくて
自分で調べた
だから“骨折しないように”“転ばないように”運動をして、足腰を鍛えることも大事だと唱える人がいて
やっぱり運動を頑張ってみよう
って
それは、そう思えた
だけど
骨量測定は1年に1回でいい所を、私は半年後に、と言われてて
そこでもう骨粗鬆症の薬を言われたら観念しちゃうかもで
いまある骨量を守るために
早目にやっといたほうがいいって言うのも判らなくはない
副作用を心配しても、どのくらい影響受けるか判らないんだもんね
でもそれが、
その骨粗鬆症の薬が・・・
これまた副作用がある方しか
私は選べないみたいで
アロマターゼ阻害薬のときは
私が、これならいいと思えた薬は飲めなさそうで、ひとりで勝手に落ち込んだ
担当医から、どの薬を処方するつもりか聞いてなかったので、標準的に組み合わされてるもので考えてるんだけど
なんていうか、飲みたくないって独りよがりに思って、そう言ってしまってるのに、処方するならどの薬?って聞きにくかった
ベージニオの説明も冊子を読んで、飲むか飲まないか決めてって感じで、ネットで自習
『これも免疫力下がるんですよね?』って聞いたら、担当医が、抗がん剤ほどではないけど、下がるかな〜って言いながら、私が渡されていた冊子をめくって、何だかページを探してるから
『これに載ってませんでした』
って言ったら担当医は、
“自覚症状として判るものしか載ってないのかな、免疫力は血液検査しないと判らないから飲むことになったら最初は2週間ごとに採血するけど”って
飲むって決めるまでは
その説明はしてくれないのかと
ちょっと
うん
何だか、
薬の事で聞きたいことがあればと言われていたけど、冊子以外のことは想像で質問するの?
思いつかなかったら聞けないんじゃないの?
説明されたことに対して
疑問がうまれるんじゃないのかと、すごく悶々としたまま
“放射線治療が終わってちょっとゆっくりして、それからでいいので、この日に飲めるようならここで処方箋は出せます”
って言われて
1月の診察予約決めになった
抗がん剤の時とは対応がちょっと違ってて
どうしてこの薬をすすめるのか
他の薬だとどうなのか
自分でネットで仕入れた情報で
判断しろってことなのか
病理検査結果ではルミナールAになって、リンパのアウトは2つ
切除断端評価は縦横陰性
ただしリンパ管に浸潤が見られたから分子標的薬すすめてきたんだとは思うんだけど
“私(担当医)のおすすめはこれ(ベージニオ)です”
ってことなんだろうけど
病理検査でルミナールBからAになった説明はなかった
これは私がパソコン画面で見て気付いたことだ
何故
理由を説明してくれないのかが
わからない
↑これを【質問】として、尋ねろってことだったのか