【怪奇ファイル003】迷宮入りと化した難事件を解決する天才少年の話
その日もスロニートの私はパチ屋の行列に並んでいました。先日仲良くなった棟梁と一緒です。棟梁とは大江山に住む鬼の棟梁の酒吞童子です。『え?』と思っても流してください。
この時期。一人の力で勝ち続けることが厳しくなってきたので、徒党に入れてもらうことにしました。私は酒吞童子一派のパチスロ部隊に配属されました。つまり就職です。私もついにサラリーマンです。
サラリーマンになって生活も変わりました。例えば。毎日開店待ちの時間に起きるのは骨が折れます。しかし今は棟梁が電話で起こしてく