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猫柵同盟/猫とヒトの脱走防止の傾向と対策

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猫や犬と共に暮す。そこには柵がある。それは人とカレらを分かつものではなく、互いの心地よい距離を保つための、安全弁であり、生活の知恵だ。そんな、皆さんの柵を集める。 人よ、柵を作れ…
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#猫

猫×2のための猫柵-序/「猫柵同盟」マガジンを作った。

突然、 「猫柵同盟」などと名乗っているからには、猫柵の情報を網羅せねば。 というよくわからない使命感にかられた。 自分の猫柵制作レポートに手を出すまえに。 完全に「試験の前に掃除してたら漫画読み」現象そのままだ。 ということで、猫やペットと一緒にお住まいの方々がnoteの中にて公開されている、ご自宅の「柵」などのアイディアを、「猫柵同盟」というマガジンにまとめることにした。 ◎猫柵同盟マガジン 皆さん、なんてステキなんだ。 ペットの脱走防止の方法は本当に多岐にわたる。

今日の猫×2/涼しいからか人間サマのソファを無断占拠する兄妹猫。ま、いいんだけどさ。

100均でペットフェンス DIY

ダイソーにて格安で ペットフェンス・ペットゲートを 作っちゃいました! 作ろうと思った経緯↓↓ 我が家には猫ちゃんが2匹います。 耳の聞こえないココアくん🙉と 目のほぼ見えないラテちゃん🙈 ラテちゃんは 生後3ヶ月の時に突然目が見えなくなり 原因不明で脳や神経に問題はなく 弱視と診断されました。 でもやんちゃ娘の元気っ娘です😄✨ そして私の部屋にはロフトがあり とっても危険です。 ココアも落ちた事があるので、 目の見えないラテちゃんは危険すぎる。 でも好奇心旺盛ガ

猫×2のための猫柵⑧/ケージ下の隙間の猫侵入防止柵

猫の遊び道具の一つ、ボール。 我が家には大はテニスボールから、小は猫の抜け毛で作った猫毛玉まで様々なボールがあるが、常に出しっぱなしにしているのが黄色いフェルト製のボール。 兄妹猫たちが時々思い出したようにこのボールを弾いて、どこまでも追いかけていくのが日常の風景だ。 さてこの黄色ボールだが、大きさが絶妙で、ちょうど猫ゲージの下の隙間にすっぽりと入ってしまう。 猫たちが興奮して弾いたボールがこの隙間に入ってしまうと、人間が腹ばいになってホウキなどを使って取り出してやる必

猫×2のための猫柵⑤/和室入口の格子引戸[序]

兄妹猫が家に来た日。 一向にケージ(の中のトイレ)から出てこない二匹を見ながら、これからのこと想像した。 猫のケージは、リビングにつながる和室に設置した。段階的に猫の行動範囲を広げていくつもりなので、ケージの中で落ち着いたら、次は和室の中を自由にさせてあげる予定だ。 この時、しばらくはリビングには出てこれないよう、和室とリビングの間にある襖(ふすま)を閉めなくてはならない。 だがそうすると、和室の中の様子がわからなくなる。 相手は子猫だ。 もし何かあった時に、直ぐ駆け

窓から窓

家中の主要な窓に、やっと猫用フェンスを取り付けることが出来た。だんだん昼間の気温が上がってきて、家の中に風を通したい気候になってきたので急ピッチで工事した。 全てダイソーで買った材料だ。寸法的に左右に隙間が空いてしまう所は、その場所がフルオープンにならないようにストッパーを取り付けてある。 うちの猫様は、昼間は窓から窓に移動して見張りをしたり風に当たりながらうたたねしたりしている。 本当は、網戸も所々破れていて張り替えたい。 また先の、宿題にしておこう。

猫×2のための猫柵④/寝室のベランダへの掃き出し窓[再利用]

日曜大工(DIY)をしていて一番ショックなのは、せっかく作ったものが役に立たなかった時だ。 それが、単に想像よりもデキが悪い、とか、家族に受けが悪くて利用されない、というならまだ我慢もできる(心で泣くが)。 だが、完成前に壊れてしまったりすると、かけた時間と手間と予算と、加えてこちらの情熱とか意地とか日曜大工魂とかそういうメンタルな部分も含めて、かなりのマイナスを食らう。 そういう意味では、今回の『玄関用の格子扉が作ってる最中に壊れてしまったけれど、その扉が別の場所の格

快適猫ちゃん生活

パトラは何年も外で生活していた。 網戸にすると、スンスンと外の匂いを一生懸命かいでいた。 ここがまだ世田谷区だと思っているのかな‥なんて時々思う。 生まれて初めての家の中での生活。 少しでも、家の中で快適に過ごしてほしくて、ベランダを開放することにした。 とは言っても、うちは2階建。 以前、ベランダから落ちて下半身付随になってしまった猫ちゃんのことを耳に挟んでいたので、そのままフリーでは放せないなぁと思っていて。 万が一にも落下しないようにするには‥ ネットだ‥

猫×2のための猫柵③/リビングのベランダへの掃き出し窓[既製品]

今回、兄妹猫たちのために猫柵を用意する中で、当初から、『ここだけは自作ではなく既製品を用意しよう』と妻と決めていた窓がある。 それが、リビングからベランダへの掃き出し窓だ。 理由はいくつかある。 まず、リビングから外(ベランダ)に直結するこの窓が、「脱走」という意味において一番危険度が高そう、という点。 ベランダへの出入り口になるこの窓は、洗濯物や布団を干したりする時に頻繁に開け閉めし、空気の入れ替えなどでも長時間開け放ったりすることがある。 そこに自作の、ちょっと

猫×2のための猫柵②/リビングの出窓[前編]

マンションのリビングには大きな出窓がある。 南向きで朝から日差しがしっかり入り、遮るものがないので、開けておくと風が吹き抜けていく、個人的にもかなり気に入ってる窓だ。 広くてポカポカで、まさにヒトが想像しうる、100点満点の猫のための出窓。 このマンションに引っ越して来た時、先代猫も登るかな?と思ったのだが、この時点でもうだいぶ年寄りで、既に目も見えていなかったので、流石にそれはちょっと難しかった。 それでも、時おり窓の下から鼻をひくつかせて、外からの匂いをかいでいたりは

猫×2のための猫柵①/玄関の格子扉[後編]

このnoteを書いている今、兄妹猫が二匹してリビングのホットカーペットの下に潜り込もうとジタバタしている。 この子たちは、どちらか一方がなにかし始めると、もう片方もそれに混ぜてー!と加わってくる。仲が良いのは良いことだ。 でも、たいていの場合、テンションが上がりすぎて、そのままニャンプロに突入する。ホットカーペットの上に敷いているラグはお気に入りなので、穴が空くほどひっかき回さないでほしい。 ▼前のお話 さて、玄関の格子扉、その続きである。 前回(猫×2のための猫柵

猫×2のための猫柵①/玄関の格子扉[前編]

兄妹猫を迎えるにあたり、自宅内に必ず設置しなければならない猫柵が3箇所あった。 それが、外部との境目となる、 ①玄関 ②リビングのベランダへの掃き出し窓 ③リビングの出窓 の3箇所。 実際にはこのあといくつか追加されるのだが、まずは「脱走防止」という観点から、この3箇所の猫柵設置が急務であった。 というわけで、まず手を出したのが、①の玄関に設置する猫柵。 玄関とリビングに続く廊下が暗くならないよう、ここの猫柵は格子扉にしたいなと考えた。 はっきり言って、一番はじめに作

はじめまして猫×2/柵(城壁)の前にケージ(城)が必要と我がボスが言った

当時、猫柵ねこさくと毎日のようにつぶやく私に、我が愛する妻が言った。 「保護猫には、安全地帯だと思ってもらえる快適なケージが必要です」 これは保護主さんからも、懇意にしている動物病院の先生からも言われたことらしい。 保護猫は住まいを強制的に何度か移動させられている猫も多く、環境が変わるとそこに慣れるまでかなりストレスがかかるとのこと。 そういう時のために「この中にいれば絶対安心」と思ってもらえる、猫だけの場所が必要で、それがケージにあたるのだと言う。 ケージとは檻とい

はじめまして猫×2/柵を作る前の準備が楽しい

あれは昨年末の12月中旬。 保護猫二匹とお見合い(ふふ)して、正式に我が家に来るのが12月30日に正式決定した。 避妊手術などのスケジュールもあり年内ギリギリになってしまったけど、新しい年を、新しい家族で一緒に過ごせるのは嬉しい。 問題は、この時点で、猶予が3週間くらいしかなかったこと。 妻さん主導で、必要な猫グッズが着々と用意される中、私のタスクである猫柵作りはまだ構想段階にあった。 すぐにでも作り始めたいところだが、弱小道具箱しか持たない日曜大工野郎3級くらいの私なの