大人へ絵本memo ~クリスマスの本をいつでも詠む~
おおげさじゃなくて
誰かをそっと
びっくりさせたり
2人だけで
微笑み会ったり
そういう世界で
関係を育みたい
『ちっちゃな サンタさん 』
ガブリエル バンサン (著) もり ひさし (訳)
1998年 BL出版(1994年)
「なんにももっていないの?」
「おかしも?」
ただ空から下りてきたサンタさん
あなたならどうする?
つい
誰かに言いたくなっちゃう
してあげたことや
もらったもの。
もちろんそれってステキなこと。
嬉しい気持ちは言いたいよ。
けれどこんな時もある。
そっとしておきたい気持ち。
何度か温めたい想い。
そんなふうな
見せびらかさない優しさは
本当のこと。
きっと興奮したはずの女の子だけれど
お母さんにも話さない、、
最後の場面が好きです。