海へ還る人魚姫
これから話すのは、海へ還る人魚姫からのお話
創作ですから、そう思って読んで下さいね。
ささやかな話
海の中で泳ぐのはとても好き
泳ぐというより、好きなようにいくという感じ
どこまでもいつまでもいられる
それが私にとっての海
安心していられるのが海
荒々しさもある
それは違和感なく当たり前なもの
雷鳴響く海も
荒れ狂う海も
穏やかに凪ぐ海も
息吹の様に在る
人はその息吹を恐れる
空へ祈る 安全であるようにと
恐れ祈り人は生きていく
様々に恵みをいただきながら
様々な色を発しながら
やがて様々な光の柱が立つ
解らぬものを畏怖するのは人
解らぬものを尊敬し崇めるのも人
人は強ばり、人は生きていく
水に揺蕩う様に
時に揺蕩い生きる
瞬間を生きるもの
その瞬間に光を放つ
瞬間は光を放ち、
恋焦がれてしまうほどの…
記憶は色褪せることなく
感触共に色鮮やかに甦る
私だけの大切な記憶
嬉しかった
ありがとう
𓂃 𓈒𓏸❁⃘ここまで読んでいただき、ありがとうございます(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
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