【COSMOS移行前】医療/健康データに特化したスイス発ブロックチェーン▶️dHealthNetworkとは?
こんにちは。はじめまして🐱✨
dHealth Networkのブロックチェーンが好きでウォッチを続けているCat007です。
2024/04/13追記
COSMOS移行情報や現在のパートナー情報などの移行前後の公式情報、周辺情報はこちらの記事をどうぞ。
医療に特化したチェーンということもあり、2021年末頃から継続して動向の観察を続けています。
今日は、世界の医療業界の最先端テクノロジーが凝縮された精鋭スタートアップベンチャー企業 dHealth Networkの簡単なご説明記事をはじめてnoteで記事を #やってみた大賞 します✨
記事を書くきっかけですが、開業医の先生方とたまにお話する機会があり雑談で医療関係のブロックチェーン技術をネタにすると、ほぼ100%で皆さん興味津々のノリノリで聞いてくださいます。
ですが、情報内容が雑談で済ませるには複雑で多岐に渡ります、説明が超絶困難…
その他も多方面でちらほらご興味を示してくださるため、日本の健康/医療データのデジタル化を願って知人向けにまとめ記事を書きます。
まず雑談から入りたいと思います😊
最近話題のPHR事業者って何?
先日、個人の健康データの取り扱いルールをまとめる団体が発足されました。テレビを見ていると「PHR サービス事業協会(仮称)」が設立され たとニュースで目にする機会がありました。
これは簡単に表現すると「患者中心の医療」に 向けて国策として実際に起動しはじめたということです。dHealth Network の活動を随時観察していたため、すぐにぴんときました。この話題は、dHealthの目指す道のひとつでした。日本国内でもこの問題が取り上げられ、とても嬉しかったです。
PHR(Personal Health Record)の存在と重要性、まだほとんどの方がご存知ないと思います。少し説明します。
患者中心の医療って何ですか?今は患者中心の医療じゃないの?という疑問が出てくると思います。残念ながら実際に現状の医療は患者中心ではありません。理由を少し説明をします。
例えば、病院を受診するとき「症状」があります。その「症状」を治療してもらいに私たちは身体に困ったことがあれば病院に行きます。病院に行くと医師の診察があり、診察内容に合わせて各種検査を行い(例:血液検査、レントゲン撮影、MRI 撮影など)科学的根拠に基づき、主治医の判断で治療を行います。
ですが、次のケースはみなさんもよく聞いたことがあると思います。それは、病院を受診してもなかなか症状が治まらないことや、自分の病院では詳しく検査ができない(または専門外)という理由で専門医や別の病院に紹介されるケースが私たちの日常には多々あります。この場合、次の新しい病院を受診した場合、何が待っているのでしょうか?
そう、多くの場合では1件目の病院で行った検査をまた2件目でも行います。ひどい場合は3件目、4件目と続く場合もあります。過去に同じ部位や症状で検査をした履歴を持つ場合は、過去自分が通院していた病院に「自分のデータを自分で取りに行く(または、照会をかける)」という実務があります。
これって無駄じゃないですか?
しかも、自分のデータなのに
「自分の手元にデータが無い」って不思議
よく考えてみてください。
そもそも自分が窓口負担を支払い、検査してもらったデータが存在するにもかかわらず再度同じ検査をしたり、データ提供してもらえるか患者自身で確認したり。医療/健康データの所有権は本来患者が持つものでしょう。これが超ざっくりな「患者中心の医療ではない理由」
このほかにも様々な既存医療の無駄は存在します。(説明しだすときりがないため今回はここまで)
今後日本のPHRどうなる?
最初の話題に戻しますが、世界は今、医療データの無駄に気付きだしています。日本でも冒頭でお伝えしたように健康データの活用ルール作りが官民で進んでいます。仕切っているのは厚生労働省はじめ、様々な省庁が関連している模様です。
この、健康データに関わる超絶個人情報をどうやって国として扱うかどうかを、民間企業と一緒に考えていきましょう。という団体が発足された訳です。日本も考えてくれているということですね。
近年産官学に国が力を入れているため、恐らく政府主導のもとで大学や民間企業が連携して、国家プロジェクトとして動くのではないでしょうか。
まずはPHRデータをシステムにのせて、マイナンバーと連携(出来たら)
将来的にEHRやEMRデータも連結していくと予想します。
マイナンバーと医療IDを分ける案もありそうですが、マイナンバー制度は国内でもブロックチェーン技術の実証実験の話が新しく今春頃からちらほら出てきています。
非テックのくせにブロックチェーン技術が大好きな私としては、マイナンバー制度で別チェーンで走りつつ、PHRも別件でブロックチェーン技術を採用し、将来的にマルチチェーンでがっちゃんこ。できれば理想的だし何より合理的かなと。勝手に思っています🐱🌈
【補足】
PHR=個人のヘルスデータ
(健康診断、検診、検査結果、健康アプリの記録など)
EHR=院内データ
(MRI等の画像、投薬、入院/通院歴、現在から過去の全ての既往歴に関わる病院内にあるデータ)
【国内のPHR動向①】
参考:Welby、PHR事業者15社による「PHRサービス事業協会(仮称)」設立に参画~団体設立によりステークホルダー間の協調を促進、PHRサービスの産業発展に貢献~
2024/03/15現在、「PHRサービス事業協会(仮称)」ってどこいったんや?というくらい聞かなくなりました。ここ数年、特に昨年の匿名仮名加工情報(次世代医療基盤法の改正)などAI領域も育ってきて、ほんと流れが早いです。ちょっと前の情報がマッハで古くなります…
私が無知なだけの可能性もあります🙀
日本が抱える問題点
このように、健康/医療データはかねてより大変注目されており、様々な会社が個人の健康データを記録できるアプリの開発をしています。一部では、国の支援を受けながら様々な事業者がこれまでも新しい商品開発に注力している模様で、国としても開発を進めたいジャンルだと感じています。
ですが問題の1つ目は、どうしても集めた情報(データ)が停滞してしまうようです。個別アプリ開発はとても進んでいて、とても患者さん寄り、かつ機能面で優れたアプリが日本にも沢山あります。私が知らないだけで、医療機関とデータの共有ができるアプリが、もしかしたら既に存在するかもしれません。
時間経過と共に色々出てきました。
私の古い認識では、例えばアプリで集めたデータは、患者さんが個人的に医療機関へ開示したとしても、アプリ側で蓄積されたデータはあくまでもアプリの開発者側で止まってしまい、データの所有権が企業に集まって終わってしまうイメージです。
もしかしたら、集めたデータを企業が販売し、集められたデータが活用されているケースがあるかもしれません。
例えば(今は技術的に難しいですが)これらのアプリで集めたデータをブロックチェーンに乗せて、様々な医療機関を含む大学や製薬会社と「共有」できれば、もっと健康/医療データの活用(=研究)が進むと思います。
ですが2つ目の問題として、ブロックチェーン技術を企業が使う場合、様々な法律面の規制や、税制の問題に突き当たります。日本の場合、特に税制の問題が大きく、優秀な人材がどんどん海外に流出しているイメージ😭
話があっちこっち飛びますが、様々なサイバー攻撃が世界中で繰り広げれられる現代。その前の時代から国境を越えたハッキング戦争が世界で繰り広げられていると聞いています。ブロックチェーン技術を利用すればこれらのハッキングからデータを守ることができます。
私は非エンジニアで、プログラムのことがよくわかりませんが、実装にあたっては
1)管理を評価し、データの整合性を保証するためにブロックチェーンを使用
2)理想的には分散ストレージソリューション(DHFS)にFHIR交換形式で保存できるデータのコピーをユーザーに提供
ざっくりこんなイメージなのかなと、有識者?から教えて頂きました🙄
日本国内で、医療/健康データをブロックチェーン技術に乗せるとしても…日本国内でブロックチェーン技術を熟知されるエンジニアさんが必要になりますね。
どなたか…🥲
ブロックチェーン技術で見える未来
さて、国内の実装面を嘆いていても話が全く進みません。がんがん飛ばしていきます!
まず、健康/医療データにブロックチェーン技術が採用される事は、どういう意味があるのか。
こちらの記事がとてもわかりやすかったです。頭の良い方の記事はとてもスマート💫
そしてこちらの記事。少し情報は古いですが原案、事例としては今でもばっちりでエストニアの電子カルテの解説を見ることができます。
これ、2018年の記事です。
一見、止まっているように見える世界でも実際は水面下で活発に開発が進んでおり、ブロックチェーン技術の特徴である世界中の電子カルテや偽薬を防ぐためのトレーサビリティー、データ共有はもちろんAIを使った診断アプリ開発、VR診察、3Dプリンターを使った模型の出力などなど…世界の医療分野で様々なブロックチェーン技術を利用したサービス繋がる可能性もある世界観が見えてきたのかなと思っています。
ネットワークに参加企業が多ければ多いほど、ビッグデータの活用方法も変わってくるのかな🙄
これも2018年の記事
個人的には、ブロックチェーン技術が社会実装されることで、なかなか研究の進まない希少疾病や、難病治療の研究や創薬が進むと良いなと感じています。病気に苦しむ患者さんや、患者さんを支えるご家族様が少しでも「生きることに希望が持てる」そんな未来が来ることを願っています🐱🌈
スイスの非営利団体dHealthNetwork
そこで当時するのがこちらのdHealth Network(ディーヘルスネットワーク)という医療に特化したブロックチェーンを扱う団体です。
団体自体は医療系の共同組合のようなもので、現在 公式発表されているパートナーは、世界最大手の製薬会社ロシュを筆頭に、ノバルティス、イーライリリー、チューリッヒ大学、日本では、東海国立大学機構、岐阜大学など世界中の団体が多数参加。この、参加するパートナー企業間で、ブロックチェーン上のデータを共有できるように将来整備される模様。
2023/09/02 追記
新旧パートナー紹介機械翻訳記事
dHealth Networkの具体的な方針や活動内容については、下記に登場するmedium公式日本語記事がわかりやすい記事になります。
平たく言うと、こちらのブロックチェーンプロジェクトの目的は、医療の関連業者や組織はもちろん、患者さんを含めた全ての利害関係者のインセンティブの透明化し、改竄できないブロックチェーン技術に乗っけましょうという目標で動くプロジェクト🎉
公式記事まとめ(日本語/英語)
沢山でてくるため、ご興味のある所からご覧になると良いと思います!めちゃめちゃもりもりですよ🎉
👉dHealth公式ホームページ
👉日本語版の公式mediumアカウント
プロジェクトの内容説明など、英語版Medium記事を日本語に翻訳してくださっています
👉英語版の公式mediumアカウント(原文)
👉公式プロジェクトロードマップ
👉公式Linkedin
英語版での情報はこちらのLinkedin公式が関係情報が豊富です、ザ・グローバルって雰囲気。
https://www.linkedin.com/company/dhealthfoundation/
👉公式YouTube
👉英語公式Twitter
たまに重要ニュースが流れますが
発信内容が基本的に海外ユーザー向け。
過去のTweetに歴史を感じます。
ちなみにこの小柄な女性は創設者のお一人
👉日本語公式Twitter
👉公式Discord
こちらに今後情報が集約されるようです。英語がほとんどですが、日本語チャンネルも用意してくれ、公式情報が追いやすいです。
恐らく、ブロックチェーン技術の世界に馴染みのない方にとって英語版のニュースは、メタバース関連等馴染みのない方面のお話も多く、なかなか理解し難いかもしれません。全体的にめちゃくちゃ情報量が多いため、ご自分に必要な記事を拾い読みでいいと思います。爆発的なボリューム覚悟してご覧ください👍
dHealth Network創設者と関連人物
団体は二人の創設者がいらっしゃいます。
LinkedinのdHealth公式メンバーでは
1次→Eberhard博士
旧NGLエンジニア:Gregory氏(evian),Paul氏
2次→Quy博士 という表記になっています🤔
https://www.linkedin.com/company/dhealthfoundation/
【Eberhard博士】
創設者のお一人 Eberhard博士は、心理学者であり臓器移植にもお詳しい方です。臓器移植に関してはチューリッヒ大学の臓器移植部門に所属されていた経歴をお持ちです。実際に彼が研究された論文は PubMed という医学系論文サイトにも掲載されており、誰でも自由に読め、確認ができます。
中でもおすすめの論文は
Personality, illness perceptions, and lung function (FEV1) in 50 patients after lung transplantation.
肺移植後の50人の患者の性格、病気の認識、および肺機能(FEV₁)性格、病気と肺機能の主観的な考え(FEV、)肺移植後の50人の患者
PubMedで誰でも読めますし、GoogleDriveのPDFデータだけ置いておきます。怪しく思われる方は、PubMedで検索してください。
とても難しい論文ですが、なぜ Eberhard博士が dHealth Network を立ち上げたか投稿された論文を読むと理由が理解が進みます。(人様に医学系論文の説明することは難易度が高すぎますし、ここでは割愛させていただきます)
ここに、世界の最前線のブロックチェーン技術の記事やニュースが沢山投稿されています。日本ではまだ馴染みがない医療データのブロックチェーン技術ですが、海外では国をまたいた様々なブロックチェーン会議に出席されている模様。
⏬Eberhard博士のソーシャルプロファイル
https://www.linkedin.com/in/eberhardscheuer
Eberhard氏、めっちゃダンディー🥰
▶️Eberhard博士のお話はこちらから
【Quy博士】
私がはじめて詳しくquy博士を知った記事、衝撃でした!バリキャリのすごく小柄な女性は、やはりスーパーウーマン🥰
こちらベトナムのForbesの取材記事。この記事でなぜ創設者のお二人が出会ったかの貴重なエピソードが収録されています。
>2017年には、医療データ検索アプリケーションを専門とするdHealthFoundation社の2人の共同創設者がブロックチェーンを使用しています。
なんと、なんと❣️すごく貴重なお話の記事です。ベトナム語で書かれていますがページまるごと翻訳かけてご覧ください😊
⏬Quy博士のソーシャルプロファイルこれも創設者お二人の情報量は沼の世界宝箱😊
https://www.linkedin.com/in/qvr
Quy氏AMAの貴重な情報がこちらに残っていました。目指せ北海道さんは日本のdHealthにとって、最も重要な方!ご説明はまた別記事で。彼の過去のNEMLOG記事には大大大注目です。すごい技術者さんなのですよ👀✨
なんでNEMLOG?って思われる方はこちらの記事の真ん中辺りでdHealthの歴史的背景を説明しています!
目指せ北海道さん(岐阜大学)についてはこちらの記事でご紹介しています🎉
【アレックス】
アレックスはdHealthの正規メンバーではないのかな?アドバイザー?よくわかりませんが、ブロックチェーンの有識者であり、プロジェクトをサポートしてくれているメンバー。米国ペインクリニックの方だということは理解できました。
▶️TelegramのナビゲーターKN氏より紹介文
>最近チームに合流したアレックスは、国連の顧問を務めたブロックチェーンのベテランです!
国連って…🙄
▶️アレックスYouTubeのスペースアーカイブ
⏬アレックスのソーシャルプロファイルは、ブロックチェーン関連がお好きな方にはたまらない情報がぎっちぎち!!!
https://www.linkedin.com/in/dr-alex-cahana-health-blockchanger
ヘルシンキで行われた全体プレゼン
リンク先にアーカイブは残っていませんが、ナビゲーターのKN氏はじめ、創設者お二人、エンジニアのGregory氏とPaul氏が登壇するイベントがありました。
時差の関係で日本人は誰も聞いていなかったかもな、大切なお話の回。見過ごしました🥲
無理してでも聞いておけばよかった🥲
公式のレポートはこちらにあります
主要登場人物のご紹介が終わったところで
肝心の「なぜ団体が設立されたか」
スイスの団体設立のきっかけ(電子カルテ問題)
こちらの記事をご覧ください
医療データに関する大切な公式記事です
そして、記事内リンク先のアメリカで実際に起こった電子カルテの問題事例の記事をぜひご覧ください。この問題を解決するために dHealth Networkは誕生しました。かなり重要なポイントです。色んな闇や問題のミルフィーユ記事だと思います。こちら
他国の政治的なお話にも関連する話題。
医療の闇というか…実際の問題事例は読む価値あります。
医療関係は最新のシステムの導入、ランニングコスト、めちゃくちゃお高いですよね。電子カルテ導入すると、管理や請求作業は楽になりますが、入力代行がマスト。未だに手書きカルテの「先生の字が読めません問題」はあるんだろうな。
システム利用料の支払いはどうなるか
また、別記事でdHealth Networkの仮想通貨的な側面のお話を書きたいと思います。投資の話は極力控え、ブロックチェーン技術をあくまでも中心に進めたいと思います。
まず、簡単なブロックチェーンネットワークの使い方のご説明を。仮想通貨を保有し、ネットワークに参加することで最新のシステムが使えるということです。
最先端のシステムの開発には開発費も含めイニシャルもランニングもコストに莫大な費用がかかる上、システムのアップデートが大変なケースもあります。
既存のブロックチェーンのネットワークを使うために、支払い用の仮想通貨を保有し、手数料を払うだけで使える。という仕組みで、仮想通貨は皆さんが思うほど怪しくもなく、ブロックチェーン技術は本来、デジタル社会のインフラであり、社会性が高く健全なものなのです😊
支払い用の仮想通貨を保有って、やっぱり怪しい!と、お考えの方はこちらののBit timesさんという仮想通貨専門の情報発信サイトで、ハーベスティングの仕組みなど解説されています。安心の日本語記事をご参考にどうぞ!
保有した仮想通貨を独自チェーンの仕組みでもあるハーベスト報酬(仮想通貨でいう、マイニング報酬やステーキング報酬)でシステム利用料がまかなえる仕組み。実際の支払い手数料が実質不要になるケースもあります。パートナー企業や組織は全てこの制度のスーパーノードプログラムを利用して参加している所が多いイメージです。
数少ない公式ツールでリリースされている、ハーベスト利率(ステーキング)計算機がこちら。次のインフレ報酬減までの期間は(今年中くらい?)50%台で増える設計になっています。執筆時点では59.87%
ハーベスト収入を利用して、日本国内で事業展開する場合の最大の壁、ザ・税制。クリプト事業者不毛の地日本。
事業者さん向けに、現在日本政府が「規制サンドボックス制度」となる規制緩和を受けることができるかもしれない制度も注目ですね🇯🇵✨
私はどうやって使うかわかりません!
認定事業者になるの難しそうです😂
そもそも仮想通貨ってなんだ?
ざくざく話を進めすぎてそもそもがわからない!と、いう方はこちらの記事をご覧ください😊
主婦のライターさんで、とてもわかりやすく説明してくださっています!
ウクライナ小児病院の寄付実績
ウクライナ戦争が始まった頃、比較的早い時点でブロックチェーン技術を使った仮想通貨の寄付をdHealth Networkが行った際の記事です。
寄付する側は持ち出し0円、私達は運動アプリを起動して運動を記録するだけ。これで記録の報酬にボーナスがついた分の仮想通貨が自動的にウクライナの小児病院へ送ることができる画期的なプロジェクトでした🎉
もらった側の小児病院は、ネットワークのハーベストに参加して保有数を増やしています。なぜ、この寄付プログラムの発動理由はこちらの記事で説明しています。
👉仮想通貨としての側面はこちらへどうぞ
ゆるーく解説しています🐱🌈
最後に
国内のPHR事業の今後の動向がとても気になります。どのようなデータ管理を実際にするのか。まずは、検診情報だったりお薬手帳のようなライトな情報で実証実験だと思います。
ですが2018年頃からブロックチェーン技術で医療データ管理の話も散々出ていますよね。内閣府として予算も沢山使っていると思うのですが。あんなに沢山あった実証実験は一体どこに行ってしまったのかな🤔
なぜ数年経過した今でも、具体的なブロックチェーン技術の社会実装に至らないか謎です。
今のところ、冒頭にありました健康データ取り扱いルールを決める国内PHR事業者は全て日本企業。やはり健康データ活用するなら国内の事業者で固めたいと思います。恐らく国もGAFAで痛い思いをしているはず。
dHealth Networkのブロックチェーン技術はカテゴリ的には「外資」に該当しますが、米国のビッグテック企業(GAFA)のようにべらぼうに高い手数料を聴取して提供するシステムサービスではないことを、まずはご理解頂けると有難いです。(デジタルインフラ化が進んだ遠い将来に結果、高くなる可能性があるかもしれません。この理由はまた別記事で)
どうなる、どうなる日本🤔
【国内のPHR動向②】
私が個人的に把握している日本国内で稼働する健康/医療データ関連のトピックは他に、東京大学×クリプタクト×ソフトバンク×ヤフー でAI関係や医療画像データ関係のお話が今年(2022年5月)発表されたこと。
医用画像通信技術研究組合という組合だそう
こちらの東京大学のサイトからプレスリリースのPDFが取れます。内容は上記のソフトバンクリンク先とほぼ同じ内容です。
ブロックチェーン技術支援にクリプタクトさんが入っていらっしゃる。クリプタクトさんは仮想通貨の税金計算ツールを提供してくださっている会社のイメージでしたが、技術支援となると面白そうですね😋
【国内のPHR動向?③】
2021年8月にソフトバンクがロシュの株四季を50億ドル(約5500億円)程度取得していますが、何かこちらのトピックと関連するのかなーと。興味津々でウォッチを続けています👀
今回、個人の見解を知人向けに ざーーっと書き留めましたが、なぜ私のような個人がこのような発信をするか最後にご説明します。
ブロックチェーン技術の世界は、Web3だとかDAOと呼ばれる考えが一般的。非中央集権の世界観で世界中でありとあらゆるプロジェクトが動いています。
非中央集権のお話はこちらの記事で少し説明しています!
中央集権的な社会では考えられない仕組みが非中央集権社会のクリプト(仮想通貨)の世界の特徴です。
私はこの非中央集権の自由度の高さに魅了され、インターネットの世界を毎日ぱたぱた旅しています🐱🌈
【公式リンクおさらい】
(ディーヘルスネットワーク)
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▶️Discord(英語/日本語ページあり)
▶️dHealth公式HP(英語)
▶️Linkedin公式(英語)
https://www.linkedin.com/company/dhealthfoundation/