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シャンパーニュの祭典「ノエル・ア・ラ・モード」奮戦記
今年も伊勢丹新宿で恒例となるシャンパーニュの祭典「ノエル・ア・ラ・モード」が10/23(水)より開催されました。
年々早くなる感じでどこがノエルだよ、オクトーバーじゃねえか!という声もあちこちで聞かれますが、百貨店の催事って大変なんですよ、主宰する方も、出展する方も、まあその辺は大人の事情という事で(苦笑)。
今回のノエル・ア・ラ・モードも100以上の生産者、800以上のアイテムが揃う、まさにシャンパーニュの祭典。
一年分のシャンパーニュを買っていく人もいるなど、ワイン関係の催事でも別格の売り上げを誇ります。
ちなみに今回のノエルの会場には、スクールの元生徒が3人、スクールの元同期が1人、インポーターの元同僚が3人、インポーターの元上司が1人、さらに飲み友達がいっぱい、そりゃ業界に30年もいればそうなるなと(笑)。
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僕は今回もモンターニュ・ド・ランスの老舗生産者、アルローのお手伝い。
と言っても、今年はオフィシャル・アンバサダーとしてのポジション。
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アルローは去年までは日替わりBARでの出店だったのですが、今年は期間通しての常設BARでの出店。それも京懐石の名店、菊乃井さん特製のメニュー観菊膳をご用意しての和食とのマリアージュを楽しむ趣向。
週末は講師として仕事があるので、僕がアンバサダー&ソムリエとしてBARに立ったのは初日からの3日間だけだったのですが、大勢の方にご来場いただき、慌ただしくも充実した3日間を過ごさせて頂きました。
実は初日に来られたお客様に色々商品のご紹介をしたら、その日の夜にワイン関係の友人よりメッセージ。
「妻がお世話になりました!」
なんと、友人の奥様だったことが判明、翌日BARに来店され改めてご挨拶頂き恐縮でした。
ちなみに今回、来場した友人達に好評?(本人的には不評)だったのが、僕のエプロン姿。多分、5年ぶりぐらいにエプロンした気がする。
骨董品の赤フェルトと銀バッチ(シニアワインアドバイザー)が泣かせる。
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今回のノエルで用意したアイテムの最高額は小売り8万円のミレジメの08、抜栓翌日でもこの泡立ち、泡がかなり抜けた翌々日でも熟成した上質な白ワインで驚き。
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3日目は閉店後にアルローの当主(正確には当主のご主人)のピエールと会食。鮨をつまみながら「日本の若者にワインを飲んでもらうにはどうすればいい?」などピエールにたくさん質問された。
彼が言うには日本のユーザーや日本のワインはディスカバリー(発見)なんだとか、勉強熱心だなとつくづく思いました。
今年も大変や賑わいをみせたノエル・ア・ラ・モード、僕にとってはアルローのアンバサダーとしてのポジションだけでなく、インポーターのサポートを行なう自分の会社としてもいろいろ発見がある催事、来年の開催を心待ちにしております。