伏見稲荷大社 ~鳥居の数を数えましょう~
前回はうっかり忘れてた、京都で気になること。
伏見稲荷大社の鳥居の数、全部で何基なのか?
伏見稲荷大社といえば千本鳥居だが、それは全体から見たらほんの一部分にすぎない
というわけで行ってみた。
伏見稲荷駅、スタンプは未発見。
今はリニューアルしたらしく、これは旧駅舎。
かかる時間は未知数なので早朝から
灯篭もまだ点いている。
数え方としてはシンプルに、ダイソーとかで売ってるカウンターで。
交通量を調査してる人がカチカチやってるアレである。
本殿を過ぎてすぐ、
かの有名な千本鳥居
千本鳥居までのカウント数、0075。
早朝なので空気も冷たく、周囲も静まり返ってる。
このまま進むと異世界に迷い込みそうな雰囲気である。
しかし当然、残念ながら異世界には行けるはずもなく、普通に奥社へ。
これは願い事をした後に持ち上げ、予想より軽いと叶いやすい、逆に重いと難しい、との言い伝えがある“おもかる石”。
そんなのがあったら当然やってみるが、その前に願い事を決めないと。
年末ジャンボに当たる、タイプの人から告白されたい、M-1決勝、世界制覇、歴史の教科書に確実に載るような偉業をする、とても嫌いな人を社会的に抹殺できる…。
まぁ色々あるけど、ここはシンプルに今回の目的。
伏見稲荷大社全域の鳥居の正確な数を計りたい、で。
めちゃめちゃ重かった。
千本鳥居左右含めたカウント数、0896。
…ということは千本鳥居の合計、821基?
千本無いじゃん!千本鳥居なのに!左右含めても三桁だなんて!
まぁでもしかし、目的は千本鳥居ではない。全域の数だ。大抵の人はここで帰るらしいが更に山の奥へ
更なる奥へ…
なんか怖いなっ!
邪悪なものを封印してるように鳥居が置かれてんだけど…。
しかしどうしよう?鳥居は鳥居だけど、この乱雑に置かれてる鳥居はカウントすべきか…。
仮にアクセサリーサイズだからこれはノーカウントとしても、
このサイズはどうするよ?
アクセサリーサイズではないが、一般的な鳥居のサイズでも無い。頭なら潜れそうだけども…なサイズ。
そこまでの線引きは考えて無かった。
…仕方ない!アクセサリーサイズでも鳥居は鳥居!全カウントの方向で!
そして伏見稲荷の更なる深淵へ…。
鳥居
鳥居…
とり…ゲシュタルト崩壊するわ!
実際に連続する鳥居ってのは厄介である。見た目がほぼ同じ、しかも間隔も狭いので、かなり注意をしないとカウントが被ってしまうのだ。階段の段差を確認するのに視線を一瞬外しただけでも「あれ?これカウントした…っけ…?」となる。
中間地点の四ツ辻。
個人的に稲荷山一番のビュースポットで、京都盆地を一望できる。
さて奥社で引き返す大抵、に含まれない強者たちはここで感無量の空気感を出してるが、自分にとっては中間地点である。
ここから先は好奇心旺盛な物好きや登山メインの人しかいない。
実はもう異世界、パラレルワールドへ来ていると言われたら「あ、やっぱり?」と答えてしまいそうな空気感がある。四ツ辻までの空気感とは若干の違いがある。なんか、人間の気配が一切消えてる?みたいな?
そして計ってたカウンターを見ると、恐ろしい光景がそこにはあった。
カウント数、0050。
カウント数が50。普通に考えて9999から0000に戻っただけ。だがしかし、四ツ辻の段階で5000は超えてた記憶はある。だがそこから5049…あったか…?いや、アクセサリーサイズもカウントしてるから…5049以上はあった…よな…?まさか三週目…いやそこまでは絶対ありえない。
まさかの山頂付近で痛恨のミス。
…
……
………
まぁいいや。今回はリハーサルってことで。線引き云々も考えてからまた挑戦しよう。
そして気分を入れ替えて山頂へ
一ノ峰
ここは末広社とも言われて、人気・芸能・指針の英知を受けるとされてるとか…。
うってつけの所じゃないか!
あ、M-1直前に行ったらご利益あったかも?