「リモートワークを当たり前にする」って結局どういうこと?
明けましておめでとうございます。約1500名が47都道府県でフルリモートワークをする株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。
今回は新年ということもあり、キャスターがミッションに掲げている「リモートワークを当たり前にする」をテーマに、「当たり前とは何か?」についてカジュアルに話し合ってみました。
「当たり前」は、コンビニを選ぶくらい対等な選択肢?
モリ:2023年もよろしくお願いします!今年はキャスター設立から9年となりますね。
ツボイ:こちらこそ、よろしくお願いしますー!今年のキャスターも、「リモートワークを当たり前にする」を目指して粛々と活動していきましょう!
モリ:新年ですし、「“リモートワークを当たり前にする”とはそもそもどういうことか」を話してみませんか。
ツボイ:いいですね。
モリ:コロナ禍のこの3年ほどでさまざまな変化は起きていますが、「リモートワークが当たり前になる」ってどういうことだと思いますか?
ツボイ:改めて考えると、「当たり前」の定義って難しいですね。キャスターとしても、全員が100%リモートワークであるべきって思ってるわけじゃないですし…。
「当たり前」って何なのかーーパッと思ったのは、たとえば「セブンイレブンに行くか、ファミリーマートに行くか」くらいフラットな選択肢になっているようなイメージとか?(笑)どっちが正しいとか偉いとかなくて、あとは好みの問題、みたいな。
働き方の選択肢として、「リモートワークしたいか、したくないか」でフラット選べて、どちらを選んだとしても「そうなんだー」くらいで終われる状態だと、当たり前と言えますかね。
モリ:なるほど〜。
コンビニを選ぶくらいになるためには、リモートワーク求人がもっと増えるといいですね。
そして、待遇面もリモートであろうとオフィスであろうと同じ仕事内容であれば、同等になっていかないと、セブンかファミマ、どっちに行くかという気軽さで選べないですね。
ツボイ:そうなんですよね。残念ながら、「リモートワークだから報酬を下げてOK」と思われてしまうこともまだあります。
私はパラレルワーカーなのでキャスター以外にもいろいろ仕事をしているのですが、ある時、家でできる仕事で「現場に来てください」と言われたことがあって。「リモートでもいいですか?」と聞いてみたら、「リモートなら、報酬を下げさせてください」と言われたんです。
悲しかったですね。アウトプットは同じだし、むしろ自宅でやった方が集中できて生産性も上がるし、現場まで行く時間も交通費もかからず効率的なのに...。
モリ:リモートでやった方が生産性が高くなるのに、報酬が下がってしまうとは(涙)。
ツボイ:その仕事はお断りしましたが、業界や人によってはリモートワークは「家でラクに仕事ができる」と思われている節がまだまだあります…。
モリ:「リモートだから安くていい」というのは、理不尽ですね。だから、キャスターでは安売りしないですし、リモートワーカーの価値を下げないようにしているんですよね。
ツボイ:キャスターでは、リモートワークだからといって、意味もなく働いた対価に差が出るのはおかしいというのは創業時から発信していますよね。
「当たり前」の反対は「感謝」ではないか
モリ:一方で、リモートワークだからといって、特別視されるのも違うんですよね。
先日、キャスターのメンバーが「当たり前」の反対は「感謝」なのではないかと言っていましたよね。
ツボイ:そうそう!あの言葉を聞いたとき、「なるほど!」と目から鱗でした。感謝している時点で当たり前ではないかもしれない、と。
モリ:たとえば、今やインターネットを使えるのは当たり前ですが、日々「インターネットありがとう」とも言わないですものね。
ツボイ:ですね、ガス・水・電気みたいなインフラとかね(笑)。
もちろん、身の回りの当たり前に感謝の気持ちを抱くことは大切ですが、普段から「ありがとう」とそこまで言わないーーそのレベルまでリモートワークが達したら、「当たり前」と言えそうですね。
モリ:リモートワークが生活の基盤となる人の数が増えていけば、自ずとそうなりますかね。
キャスターだけではできないことですが、キャスターができることとして、まずは1万人のリモートワーカーの雇用を目標としていますよね。
ツボイ:メンバーが1万人を超える日もきっとそう遠くはないですよね。今年も世の中に媚びずに(笑)、地道に発信していきましょう!
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今年もキャスター通信では、キレイゴトなしの本音トークをお伝えしていきます!少しでもキャスターの雰囲気やカルチャーを感じていただけたら嬉しいです。
2023年もどうぞよろしくお願いします!