金言−847:金!それとも銀?
高校2年の春、エントリーナンバー2で、優勝したことがあります。
その秋は2位が2回ありました。
勤め人時代の初期、ご自分のラッキーナンバー4を社名に入れた少し年上の経営者と知り合い、3年ほど取引がありました。キャンティで会食中に、社名が話題になりラッキーナンバーを聞かれ、2と答えました。当時は金より銀、1番より2番が好きでした。2番から1番を狙うチャレンジ精神をモットーに掲げていました。車もトヨタではなく日産を好みました。追われる立場ではなく一つ上を目指して日々精進していました。
外資企業のオファーがあって、転職したときもNO2の立場でした。そこまでは高校時代からのラッキーナンバーの続きでした。ところが、欧米の商人と渡り合ううちにNO2とNO1は全く違うことを学習しました。カネで換算すれば1位と2位では獲得賞金の額に著しい差があります。大統領選挙では2位は落選です。
永年勤め人稼業を続けて教わったことは、2位が1位になることはほとんどないということです。1位になるにはそれなりの理由があり、2位は2位で1位になれない理由があります。しかしながら救いはあります。個人の領域では起業と同様、初めから銀ではなく金を選ぶことができます。というわけで、今では銀より金が好きになりました。
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