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ため息164:社有車に専属のショーファーと秘書

SI企業で、3回仕切りなおしをしてやっと上場した会社がありますが、この会社の経営者はいつの間にか、初心(きらりと光る中堅ベンチャーを目指す)を忘れて、この業界では大企業であると勘違いをはじめています。

それぞれ社有車に専属のショーファーと秘書を配置して、会長と社長の二重権威にダブルキャビネットで会社を運営しています。当然、ランニングコストは高くつきますので、社員の福利厚生や人件費をカットして経費削減を断行しています。

社員のモラルはさがり、意思決定にはグレーな臭いが漂います。経営者は利益確保のみに関心を持っていると公言し、下方修正も株価下落も織りこみ済みです。

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