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金言606:スワイプ操作
テレビコマーシャルがよく流れている回転寿司チェーンにいきました。お店は地方都市の国道沿いにあります。近くのカウンタ席の老婦人2人が注文画面の操作ができなくて、困っていました。一昔前なら、カウンタ前に設置されたディスプレーにタッチする注文方法がパソコンと同じで苦手という高齢者は珍しくありませんでした。
回転寿司の注文画面を老婦人がスワイプしていました。ところが、この画面はスワイプに対応していないタッチスクリーンで、画面の切り替えは、画面上の切り替えボタンにタッチする方式でした。二人連れの老婦人は、スワイプを繰り返し、画面が切り替わらないので、注文ができず困っていました。そこで、店員が助けにはいり、ボタン操作であることを説明し、注文ができるようになりました。
昨今、スマホの普及で様子が変わりました。高齢者のスマホ利用が増えたようです。一度スワイプを経験すると、タッチスクリーンはどれでもスワイプできると勘違いしてしまいます。回転寿司での出来事は、他人ごとではありません。
ご存知でしょうけれど:
スワイプとは、マルチタッチインターフェースにおける操作のうち、画面に触れた状態で指を滑らせる操作。スマートフォン向けアプリの画像ビューアーの多くは、画面をスワイプすることで次の画像や前の画像を表示できるようになっています。
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