金言792:1番じゃなければ
お正月の定番、箱根駅伝にむけてランナーの学生たちは最終調整を始めていることでしょう。昔は、高校の体育会系の課外活動は、難関校受験をしない生徒の活躍の場でしたが、昨今は少し違うようです。文武両道なのでしょうか、知能テストの成績も体力テストの成績も両方トップクラスにいる生徒が増えています。それに容姿も加わります。容姿不問の競技会で表彰される上位クラスの人たちの写真映りがいいのです。まさに、美しい人が美しいものを作る時代になってきました。そうでない人はそれなりに。
これは不平等だと納得しない人もいます。
おそらく、そういうことをいう人は物心ついたときから不平等な現実を味わってきたにちがいありません。駅伝でも、記録を更新したり順位を上げた選手は、たすきを渡した後に力尽きて倒れこんだりはしません。勝者はいつも余力をみせます。圧倒的な戦闘能力を発揮して勝ったことを示します。勝てなかったアスリートはゴールで倒れこみます、ペース配分を誤りゴールに到達するまえに燃え尽きてしまったわけです。情けないというよりは、仕方ない現実です。
下位集団にいて笑顔で余裕をもってゴールし、参加することに意義があるとかゲームを楽しむとかいう優勝に絡まないアスリートに次の出番は回ってきません。何をするにもカネがかかります、その調達額はアスリートの戦闘能力と結果次第です。
トップ集団で1位を狙わないとスポンサーがあつまりません。
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