金言246:無国籍はよくない

米国軍が撤退してアフガニスタンがタリバンの支配下になりました。
他国の軍隊が駐留することで維持できる政権は、やはり不自然です。傀儡政権ですから。タリバンはアルカイダと絆があり、アルカイダは911テロを行いました。あれからもう20年も経ちました。
米国本土が受けた被害で最大のものは911テロかと思います。
日本本土では8月6日の広島原爆投下が日本人の心に語りつがれています。

高校3年間、ある米国人宣教師の特訓を受け、大変お世話になりました。生徒が広島の原爆を話題にすると、先生はパールハーバーの話をしました。日本人の日本史の先生は、パールハーバーの話はあまり得意ではないようで生徒は詳細を学んでいませんので、米国人宣教師のパールハーバーの話は別の地平の話に聞こえました。キリスト教の宣教師が、パールハーバーも広島と同様に悲惨な状況であったと教えてくれました。広島への原爆投下は米国の一方的な理不尽な行為ではないと説明されて、まず感じたのは、宣教師も愛国心が優先するのではないかということでした。

歴史的なコロナ禍で我が国はこの夏、無謀にも東京2020を強行しました。
日本国籍のアスリートが活躍すると国旗が掲揚され国歌が流れます。高視聴率でステイホームに貢献したそうですが、表彰式で流れる国歌を我が国の小学校の教師は児童に積極的に教えていません。社会に出て役人になっても商人になっても外国人と渡り合うときには、国旗国歌は必須です。これを子供に教えないとは情けないことです。
グローバルマーケットでは、無国籍で愛国心の希薄なビジネスマンには居場所がないということを、子供相手に教科書にそって教えることで生活費を稼いでいる教職員には理解できないのでしょう。

いっぽう、日本の指導者は靖国参拝を繰り返しています。靖国よりも国旗国歌に対する先進国並みの教育に着手したほうがよろしかったと思います。オリンピックでもワールドカップでもスポーツやその他興行でもオフショアでも海外取引でも、国旗国歌はお約束のアイテムですから。

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平史理 taira fumitoshi
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